昨日、今年初めてのセミの声を聞いた。
なんだかウキウキしてくる。その声に誘われ、スイカの味、祭りの賑わい、花火、海、山、川が心のなかで色濃くなり、夏を歓迎している。トム・ソーヤーになりたくなったりしてくる。
すべて子供のときからのものだ。
アイスを食べ過ぎてお腹をよくこわした。それでも、アイスを変わらず美味しかった。
今は飲みすぎて二日酔いになっても、それでも、また飲んでしまう。ここはとっても似ている。
分かっていることさえ、出来ないことがあるのもいいのではないか。そう思う。
一昨日、カブト虫のメスを捕った。というか、歩いていたらいた。小さいときはクワガタ捕りにはよく言った。カブト虫を見つければ、ラッキーと思った。その感覚を味わった。
カブト虫は仕事場のお子さんがいる人にあげた。喜んでいた。「今度、オスを」そう言って笑っていた。
だんだんと分かっていく。子供から大人に変わるのではない。子供のままに大人になっていく。大人のなかには小さな子供がいる。
こうした自身の内側にいる子供を大切にすることが良い。この小さな子供が大きく今もこの自分に言いたがっているものはたくさんあるだろう。その声を聞いてあげること、ほんとうに大切である。
それは自分の心に静かに耳を傾けることである。
青空に上がる入道雲をみるのがとっても好きだ。その理由は見つからないが、きっとあるだろう。
そこには笑顔が溢れているような気がしている。
遠くから風にのって、今、セミの声が聞こえてくる。
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