先週の土曜日は昨年カルカッタで会った二人の大学生を山谷に連れて行った。
昨年のカルカッタの滞在中で会ったボランティアのなかで、昨年四月一人来て、これで三人が山谷に来てくれた。
日本に帰って来ると、普段の生活が忙しいのだろう、カルカッタの日本人ボランティアのオリエンテーションでは日本にあるMC{マザーテレサの修道会の略}を紹介したが、なかなか来てくれる人はいない。
カルカッタに行く日本人のボランティアもかなり減っている。
インドに行くブームが落ち着き、インドのレイプの問題もあったが、やはり震災により日本でボランティアをする人たちもあるのではないかとも思う。
だが、山谷のMCの場合、日本人のボランティアよりは外国人のボランティアの方が多いことがある。
ここには簡単に語れない深い問題があるようである。
どうか世間から見捨てられた人たちに愛を運びに来てください。
どうぞマザーが愛した人たちに会いに来てください。
その恵みは双方向にありますから、かじかんだ手からも愛を感じられるくらいに。