店の奥の棚
プーアール茶・白茶・鉄観音茶など
柚子を実をクリ抜き烏龍茶を入れて燻す(これは握り潰してそのまま茶器へ)
☆すでに4月8日の午後に日本に到着
コロナ問題でずっと上海の茶市場へ行けなかったが、4年ぶりに今回やっと天山茶城へ行けた。私が約20年以上お世話になっている茶屋はさらに規模を縮小していたが、夫婦は元気に営業していたので一安心。ちょっと安めプーアール茶を二餅買ったが、これは熟成のため数年寝かせてから飲む為に購入。その他、鉄観音と白茶を買った。サンプルでもらった柚子茶は、柚子の実をクリ抜き烏龍茶を入れて燻製したもので、2016年に広東省の潮州で初めて知ったお茶で、手間がかかるので現地でも高価だった。潮州のお茶屋→コレ。
中国茶は、同じ銘柄でも採れた場所とその年の天候と誰が作ったかで全く味が違うのは日本も同じ。中国茶を中国で買うなら試飲出来て、信頼出来る店で買うのがベスト。安い価格の商品には、それなりの理由があり、これは茶に限らず全ての事に言えるよね。パッケージのブランドや書かれている商品の札を信用して買ったら、中身が全く違っていた事は中国では良くあり過ぎる話で、私も何度か騙された。まず、ピンからキリまで経験し自分の味覚を鍛えて味や香の基準値を自分で設定する事と、物の価格を時代に合わせて更新する事だな。特に性善説を信じている日本人は注意した方が良い。本当に良い茶とは、「消費する味覚アート」と私は思っている。
☆天山茶城一階の「天一茗茶」は試飲してから買える店なので、日本人にも良心的で安心して茶を買える店。オーナーは福建省の福州出身で会話は中国語のみ。今はスマホアプリの翻訳で問題は解決できるよ。この天山茶城は上海で一番の茶市場で、二階には茶器も売っているのでお勧め。
☆2025大阪万博が始まったようだね。私が1970年に行った大阪万博は学校の日帰り遠足で行ったが、並ばずに入れるアフリカ系のパビリオンに行った。でも、今ではほとんど記憶が飛んでいる。次は2010年の上海万博だが、これは撮影仕事で日本館のみ行ったがこれまた記憶に残ってない。今回の大阪万博は、開催前からケチが付いていて開催後も大混乱のようだね。デジタル世界を使いこなせてない開催側が、無理矢理デジタルシステムを観客側に押し付けてどうすんの? 今はネット社会なので、良い情報も悪い情報は即世界中に広がる時代。まぁ、大阪万博が終わるまで大きな事故が起きない事を祈るだけ。ん?お前は大阪万博へ行くのかって?行く訳ねぇだろう。万博が終わるまで、関西方面は避けるよ。