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海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

2022年10月上海のホテル隔離から解放される日の朝

2022-10-03 | 写真日記

ホテル解放時に私が着るフェイスシールドと簡易防護服と医療用ゴム手袋一式

 

隔離ホテル内のフロアーは一日に数回消毒作業をするのでドアを開けると消毒臭がすごい(ドアスコープから)

 

10月2日16時過ぎに次のANA便隔離者がホテル裏口に到着 ここで大量の消毒液を荷物に散布される

 

9月25日に上海に入国し、10月2日の夕方にホテル隔離から解放されるとの事。この日の朝8時過ぎにホテル内での最終PCR検査を受けたが、私が知る限り過去最高に厳重なPCR検査だった。検査試薬が入ったボトルを一人に3本使用し、右鼻腔から綿棒でサンプル採取し一つの試薬に、そして左の鼻腔から次の綿棒でサンプルを取り2本目の試薬へ入れ密閉。さらに3本の綿棒を束ねて3本目の試薬に浸し洗面所の蛇口ノブやトイレのフラッシュノブやドアノブなど、私が日常手で触れる部分からもサンプルを採取し、3本目の試薬に入れ検査員は持ち帰った。

そして、その検査の約1時間後に防護服を着たホテルのねーちゃんが、隔離終了の為の同意書と自宅へ専用車で送迎する乗車同意書にサインし終了かと思ったら、なんと簡易防護服とフェイスシールドや医療用ゴム手袋が入った袋を渡され、それを着て19:00に部屋で待てとの事。ヒェー、ここまでやるかという徹底ぶりにゼロコロナへの意気込みを感じた日だった。もうコレは私にとっては、人生初のコスプレに近い出来事。この日は、昼飯を食った後に荷物を整理し19時の解放に向け準備万端。何だか子供の頃の遠足前夜を思い出す。ところが、夕方5時に突然電話があり30分後に出て良いと連絡があり荷物をまとめて急いで防護服を着た。まぁ、突然の変更はよくあり過ぎる話なので驚きもしない。

上海入国時の隔離経験は、2020年から数えて今年で3回目だ。2020年に入国した時は、元アシスタントが空港まで迎えに来てくれて、自宅隔離は2週間のみだったが、自宅に着くと公安(警察)と専任の看護師と居民委員2人が待ち受けていて物々しい雰囲気だった。翌21年は、ホテル隔離2週間の後に、元アシスタントの車で自宅へ向かい1週間の自宅隔離。今回は、1週間のホテル隔離だったが、隔離者専用の車で自宅まで送迎され3日間の自宅隔離に変わっている。

こんな事がいつまでも続くとは思えないが、何かをきっかけに変わる事は間違いない。そのきっかけが何か、誰も予測がつかないし分からない。でね、ある日突然通達が出て変わったりするんだよね。

このブログを書き終えようとした時、大型バスが到着。上から見てもNH919便の客で、その多くが日本人だという事が即わかる。それは、スーツケースの形状と歩き方と着ている服でほとんどわかるのだ。

☆2020年自宅隔離2週間ブログ→ココ

☆2021年ホテル隔離2週間+自宅隔離1週間ブログ→ココ 

 

コメント (2)
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