最近のデジカメは、高感度でも問題なく使える機種が増えISO800から1600まで感度を上げてもノイズなどを気にしないで使える機種が増えたためカメラマンも積極的にISO感度を上げて撮影しているのが現状だ。今後もカメラの性能やソフトウェアの更なる性能向上により高感度を使用してもノイズなど色々な問題は飛躍的に良くなるだろう。
また、ライティングも変わってきた。今まで室内では、すべてストロボやタングステンでライティングしていたが、今は室内の少ない光りを生かしてストロボで軽く補うライティングする事も可能になった。(ISO感度を上げる事ができるため大光量が必要なくなった。また室内の光りとのバランスがとりやすくなる)つまり今までのフィルムでの撮影方法とまったく違ったライティングが可能になった)
最近、欧米も含め雑誌関係の取材に上海に訪れるカメラマンもキャノンやニコンのコンパクトストロボを使用する人が増えてきた。また、近年日本では雑誌をメインにしているカメラマンは車を持たず(持っていても使わない)電車で移動する人も増えてきているようだ。これは、雑誌社の取材経費削減の問題もかなりあると思う。そして、これからしばらく続く不況も含め雑誌のページあたりの制作単価も下がって来ていると聞いている。これからは、取材経費をいかに押さえるかがカメラマンにとっても雑誌社にとっても重要な課題になって来そうだ。そんな、要求に答えてくれるストロボは現在エリンクロームのRanger Quadraしかない。しかし、非常に高価でありバッテリーが大きく重過ぎるのが問題だ。
そんな要求をクリアーしたストロボが、このDL4.0だ。
このストロボの特長
1 fullから1/64まで光量を調節できる事。
2 FP発光が出来る。光量は少なくなるが、最大1/13000秒の高速発光が可能
3 モデリングランプを10秒点灯する事が可能
4 大容量リチュウム電池の充電式なのでロケ地でのAC不要。
5 一回の充電でフル発光の場合約600回以上発光可能
6 その他、マルチ発光機能あり。
7 発光管は、ドイツ製
8 別売りのコードを使うと、キャノンやニコンの小型ストロボの電源にもなるのがありがたい。 (キャノンの580EXの場合、フル発光でチャージ時間約1秒)
9 ヘッドのリフレクターがコメットと同じ規格
このストロボは、ラジオスレーブを内蔵してないので、私は個人的に韓国製のスレーブを使用している。このスレーブは、値段も安く(送受信セットで外国製の半分以下)またデザインもよく安定して使えるスレーブだ。また、このスレーブにはアクセサリーシューが付いているので、カメラメーカー製のストロボにも直結でき大変便利だ。
今後は、昔のように大型ストロボはレンタルする時代になるだろう。
興味のある方は、パンプロダクトまでお問い合わせを。
☆☆☆ 2011年7月現在、地震と津波の影響で、日本製の重要部品が中国に入ってこないため出荷が遅れております。問い合わせは、上記パンプロダクトまで。