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菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

都知事選の掲示板異常事態ー攻撃者を育てた人権行政の後退

2024年06月24日 07時44分20秒 | 地方政治
 今日のしんぶん赤旗は、「都知事選の掲示板異常事態ー攻撃者を育てた人権行政の後退」の見出しで、書いています。紹介します。

 攻撃者を育てた人権行政の後退
 
 女性支援団体
  「Colabo」代理人 太田啓子弁護士

 選挙の場で首をかしげたくなるパフォーマンスをする候補は以前からいましたが、今回は底が抜けた内容が愚かで、大規模なことにあきれています。
 非常識な奇行や特定の人々を傷つける行為でも、表示数や再生回数を多く稼げればいいというネット社会で横行する発想が、選挙に持ち込まれている点で深刻です。

 民主主義に大事な選挙制度で、これまで想定されていなかった隙を突き、選挙を嘲笑し、おとしめ、真面目に自分の一票を託す候補を考える人々を冷笑しています。

 今回、女性の裸を選挙ポスターにした候補は、虐待や性搾取にあった少女らに寄り添う「コラボ」が新宿・歌舞伎町で行ってきたバスカフェ活動への妨害を行っていた地方議員(当時)です。
 東京都は、若手女性支援事業を委託した団体が、この元地方議員を含め何人もの人物に執拗な悪質の攻撃を受けていたことに対し、団体を助ける動きを全くとりませんでした。

 悪質な行動を助長

 本来であれば小池知事自ら「妨害などあってはならない」と毅然と公の場で述べるなどの対応をすべきでした。そうしなかったことで、このような悪質な行動をする人物を助長することにつながりました。小池都政下の人権行政の無責任さを問うべきだと思います。

 この人物を朝日新聞は「京大卒ジョーカー、挫折の先の自己実現 ウケ狙いから当選への分析」というタイトルで、妨害活動に触れず好意的に扱ったことがあります。後にその記事は削除されましたが、一部メディアも女性団体攻撃の本質を理解せず、攻撃者を助長することに加担することになってしまった例の一つです。また、小池知事は、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者への追悼文を送っていません。差別に基づく深刻な暴力の歴史をあえて軽視し、それをアピールする態度です。

 ヘイトの”許可証”

 都知事がこうした行為をすることは、「こういうことはやってもいいんだ」というヘイトへの”許可書”をメッセージとして社会に発信することになります。小池都政はマイノリティーを軽視して攻撃していいんだと攻撃者に思わせる土壌を育んでしまったといえるのではないでしょうか。
 今回のポスターをめぐる問題を一部候補の”パフォーマンス”問題で片付けてはいけません。
 都知事選でまともな人権行政を取り戻したいですね。


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「2024年6月議会の最終日のハプニング報告」のチラシを作り、親しい人に配布 

2024年06月23日 22時38分46秒 | 地方政治
 私は、2024年6月議会のハプニングは、忘れてはいけない、記録に残しておかなければならないと思っています。
 
 思い起こせば、2011年の3月11日にも「百条委員会設置動議」が出かかったことがあります。
 この年の3月議会は、「高久ストックヤード」問題で、議会は、追及派と防戦派が、1票差で、結果が変るくらい競っていました。
 3月11日は暖かい日でした。議会は午前中からはじまっていましたが、終わらず、午後に延長していました。
 午後の議会が1時半に、再開したのですが、議場は辛うじて成立する程度の人数で、欠席議員が多くいました。
 
 そのとき、追及派のある議員が、「誰にも相談なし」で、「百条委員会設置」の動議を出したのです。そこで、来ていない議員を集めるため、議事を中断し、連絡をし始めました。やっと人数がそろったて、議長が再開を宣言しました。
 その時、3・11の大地震が起きたのです。3階の議場は、大揺れし、天井の蛍光灯も落ちる落ちるほどです。議員全員は、一斉に議場から逃げ出しました。相田議長は、屋外で、「閉会」を宣言し、その後、議会は開かれませんでしたので、百条委員会の設置はできませんでした。
 そんなわけで、岩瀬町、大和村の議員は、百条委員会の経験者はいません。真壁町では、夜更けの議会や百条委員会の経験は豊富ですから、今回の百条委員会の設置の有無でも、経験豊富で、キクチもいい勉強になりました。

 そんなこともあり、今回の「百条委員会設置」問題の記録をまとめました。
その導入部分だけ紹介します。

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 2024年6月議会の最終日のハプニング報告
 この記事は、議事録にも載らないかもしれませんので、キクチのノーミソテープで、忘れないうちに書いておきます。
 1番議員の賛成討論に、
 2番議員が「お前!」の不規則発言
 議場は、「取り消し」の大合唱、謝罪に
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6月議会後、初の街頭演説、真壁町亀熊、田金井、伊佐々で16か所

2024年06月22日 14時54分25秒 | 地方政治
 今朝は5時に目が覚めてしまいました。4日間の6月議会で緊張していたのでしょうか、気持ちが楽になりました。6月議会最終日の報告のブログを書いたら眠気が襲ってきて、朝食後、寝てしまいました。
 
 9時半に家をでて、まず真壁町亀熊へ。
 ここは亀熊の元町営住宅です。ここには、真壁町では最後に残った赤塚十四一さんという仲間がいた住宅です。今は、空家になっていますが、娘さんが筑西市に住んでいますので、草むしには、よく来るそうで、きれいになっていました。


 ここは、亀熊三夜観音さんです。
 





 真壁町桜井で3カ所、真壁町亀熊で8カ所演説し、「そば処 にしむら」で昼食休憩です。少し、休憩をして、桃山学園周辺に行きました。来年4月には、真壁地区の学校が一つになるのですから、道路の整備が重要です。

 




兎に角、伊佐々は狭い道が多いところでしたから、道路の整備が待たれます。

 桃山学園を背景に演説もしました。


伊佐々の神社の前で、本日最後の演説をして、16か所で終わりとしました。




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東京新聞・青木孝行記者は「6月21日の桜川市議会の様子をどう記事にしたか」

2024年06月22日 05時29分30秒 | 地方政治
 東京新聞・青木孝行記者は、「『誤請求問題』を『二重請求』問題」と書いています。20日の茨城版には、加波山市場の写真入りで、「茨城版」では2番目の紙面を使って、報道いたしました。
 今日(22日)の茨城版には、桜川市議会の様子は短いので紹介できますので、紹介します。

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 市民請願不採択
 桜川市議会は百条委設置せず 

 桜川市の第三セクター企業「クラセル桜川」(同鍬田)」が、ふるさと納税の返礼品の代金を市に二重請求した問題で、桜川市議会は21日の定例本会議で、調査特別委員会(百条委員会)設置を求める市民の請願を、反対多数で不採択とした。
 この問題では市が19日に、石川武彦副市長をトップとする調査委を庁内に設ける方針を示しており、詳しい経緯など調査は市側に委ねられことになる。
 21日の本会議では、百条委設置の請願が19日総務委員会で全会一致で不採択になったことが報告された。飯島洋省委員長は「市側の説明では誤請求は職員のミスが原因。既に残額返済されており、百条委設置には至らないとの結論になった」と説明。本会議の採決は反対13、賛成2だった。
 この問題は、市民の情報公開請求で発覚。クラセルは2023年4月、市から出向したばかりの経理担当者が返礼品代金の請求漏れがあると誤認し、計297万6千円を二重に市に請求したとされる。クラセルは21年2月に設立され、現在は大塚秀喜市長が社長を兼ねている。
(青木孝行)
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 注)この記事で気になったのは、「市民の情報公開請求」と書いていることです。この情報開示請求は、2番議員・川股隆氏が行ったものであり、川股議員の功績です。

 「川股隆の活動報告12号」のチラシでも書いています。太字の部分を紹介します。
・「ふるさと納税」の返礼品について桜川市への不正な請求をしていることを発見しました。
・重要な点は、私たちの知らぬ間に、私たちの税金297万6千円が盗まれていたことです。

 19日の川股議員の一般質問で、総合戦略部長も、「開示請求がきっかけで、誤請求がみつかり、感謝しています」と答弁しています。

 「市民の情報公開請求」ではなく、「川股議員情報公開請求」と、川股議員の功績を讃えた方がいいのではないでしょうか。
 キクチは、さすがに、横浜市の部長を経験しただけあって、「すごい能力を持った人だ」と感嘆しているのです。


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2024年6月桜川市議会最終日の報告 

2024年06月21日 18時15分43秒 | 地方政治
 今日は、第2回桜川市定例会の最終日です。午後1時半開会です。
 議案は、22ありますが、ほとんど質問もなし、午後3時には、20議案・報告が終わりました。
 キクチは、市議会だよりの議事を増やすためにも、市民の皆さんにお知らせした方がいいと思うように、いくつか質問しました。

 その一つが、墓地条例の改定への質問です。
  • 案第55号 墓地・埋葬等の条例全面改定

今回の墓地・埋葬等の条例改定は、3月議会の「桜川国際霊園の計画」の反省から出したものと理解しています。この改正自体には賛成です。
しかし、一つわからない部分があるので、質問します。
国際霊園計画では、土葬が問題になったと考えているのですが、この条例には「土葬」の文言が見えません。99%のかたが火葬と聞いていますが、土葬の埋葬者が現れたら、どのように対応する考えなのでしょうか。伺います。

 ところが、いつも質問する2番、6番議員から、「つまらない質問をするんじゃない」というヤジが聞こえてきました。
 キクチは、「わからないから質問しているのです」と質問を続けました。

 また、21番目の議案、「一般会計補正予算」では、次の質問をました。
  予防接種負担金「10万8千円」は何に使われたのか。
  これは、コロナの予防接種をして被害を受けた方へ、国が「被害と認めた方へ」の給付です。答弁は、市議会だよりの記事に載せますので、そこでご覧ください。

 日程第23 議会報告第1号の委員長報告から、いろいろ意見がでて、予定の午後5時を過ぎることとなりました。

百条委員会設置の請願をめぐって

 一番熱い論議となったのは、富谷の菱沼繁氏から提出されていた請願で、その要旨は「クラセル桜川の誤請求問題」を解明するための、百条委員会をつくれ」というものです。(精確に書くと200字を超えますので略)
 総務委委員会は、全員一致で、不採択としました。
 そこで、紹介議員2人(2番議員、6番議員)から質問が出ました。その質問と総務委員長のやりとりが、長く続きました。
 キクチも次のような質問しました。
  「報告書の末尾に、(株)クラセルの在り方については検討するとなっています。クラセルというよりも、加波山市場の検討が必要ではないか。実証実験ということで、当初は2~3年間の計画ということで、スタートしました。総務委員会では、加波山市場の在り方も検討すると理解していいのでしょうか。伺います。
 飯島総務委員長の答弁は、「加波山市場はクラセルに含まれているので、検討します」と答弁がありました。

 質疑が終わったあとは、討論です。総務委員会の「不採択」対するものです。
 反対討論は、6番と2番議員。
 賛成討論は、1番と12番議員

採決の結果 賛成多数で「不採択」 となりました。

 次に「調査委員会設置」の動議が2番議員から出ました。動議は、賛成者がでて成立します。そのあと、「調査委員会設置」の議案は、提出者1人、賛同議員3人の計4人が揃って、「議案」として提出できます。
 結局、4人が揃わなかったので、提案もできずに終わってしましまた。

 もう一つ陳情がありましたが、これも不採択でしたが、全員一致でした。

 ここで午後5時になっていました。

 追加議案として、
 追加日程 財産の取得について(桜川市立図書館図書購入)1億円

 今年度中の開館が予定されている桜川市立図書館の本の購入に1億円の予算が提案されました。
 本の購入には、いろいろな声が出されました。
 契約相手は、桜川書店共同販売合同会社です。
  桜川市には、村上書店(真壁)、川島書店(真壁)、大和田書店(岩瀬)の3つがあり、合同会社をつくったのです。

 最終日は、午後5時を過ぎて、終わりとなりました。


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