今日は、6月議会準備のための議員全員協議会が、午後1時半から6時前まで行われました。
まず、開会初めからもめたのが、桜川市富谷の菱沼繁氏の請願を、どのように扱うかということです。
請願の題名
【市民による情報公開文書によって桜川市が認めている「クラセル桜川からの誤請求を原因とした『昭和4年度3月分ふるさと納税返礼品2,976千円返還金』についての総合戦略部ヤマザクラ課報告資料においては、系列上の経緯・内容等に幾多の不合理カ所が認められるところから「桜川市議会に『地方自治法100条委員会に定める』調査委員会を設置すること』及び『その検証結果に応じた適切な対応を執る事』さらに『市民へ丁寧かつ詳細な説明をおこなうこと』を求める請願
請願紹介議員は、榎戸和也、川股隆の2名の議員です。
(以上が請願の題名です。キクチもこんな長い請願見たことはありません。)
議会運営委員長の小林正紀氏が、「この請願をどのように扱うか、審議中で結論は出ませんでした」との報告です。
紹介議員の2人は、「請願権は憲法で保障された市民の権利だ、市民の意見を大事にして、紹介議員になっただけだ」という意見です。
それに対して多くの議員は、「市民の意見を大事にする気持ちはわかるが、「100条調査委員会は特別な委員会だ。それは、議員が自発的やるのがいいのではないか。請願の紹介ではなく、2人の議員自身が提案者になってつくるのがいいのではないか」との意見です。
約1時間、激論が続きましたが、結論は出ませんでした。6月議会初日の開会の前に、議運を開き結論をだすことになりました。
「誤請求か、盗みか」
キクチは、今日の新聞折り込みで配られた「川股議員の活動報告12号」の記事にふれ次のような発言をしました。
「活動報告12号」には、ふるさと納税返礼品の代金「誤請求」事件を、「私たちの知らぬ間に、私たちの税金297万6千円が盗まれたことです」と書いています。
ところが、今日の川股氏は、この会場では、「誤請求」という言葉を使っています。また、茨城新聞も「ふるさと納税返礼品、三セクが代金誤請求、桜川」の見出しで報じています。(五月31日)
私は、「盗んだ」という言葉が気になり、辞書で調べました。
三省堂の辞書には、「①他人のものをこっそり取って、自分のモノとする。➁自分のためになるように、うまくする」となっていました。
「盗む」という言葉は、意図時にやっているときにいう言葉です。
今回は「誤請求」という言葉で、みな一致しています。
そして、久見木総合戦略部長の見解を伺いました。久見木氏も、今回の出来事は、「誤請求であって、盗みにはあたらないと考えています」と答弁いたしました。