菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

ドキュメンタリー映画「うんこと死体の復権」(関野吉晴監督作」の紹介

2024年08月01日 04時35分40秒 | 地方政治
 今日の東京新聞には、ドキュメンタリー映画「うんこと死体の復権」(関野吉晴監督作」の紹介が載っています。
 これは桜川市富谷在住の糞土師・伊沢正名氏が主人公といってもいい映画のようです。紹介します。

ドキュメンタリー映画
「うんこと死体の復権」

大自然の循環に思い巡らせ

医師で探検家の関野吉晴(75)が映画監督デビューした。世界中を旅してきた関野が「好奇心の赴くままに撮った」というドキュメンタリー映画「うんこと死体の復権」(3日公開)は、大自然の循環に思い巡らせる作品だ。
(石原真樹)

 映画の中心人物は3人。
 伊沢正名は菌類を撮る写真家だったが、屋外での排せつにとりつかれ、半世紀も実践している。関野は、伊沢がそのために購入した土地「プープランド」に分け入り、伊沢や自身の排せつ物が自然に還る状況を観察。虫が次々と集まり、植物が芽を出す様子に、排せつ物が生き物の命になり、土地を豊かにしていると実感する。

 生態学者の高槻成紀は、さいたま市の高校の敷地で見つかるタヌキのふんや東京都小平市の玉川上水沿いの自然を観察し、多様性の大切さを解説する。死体に集まる虫を描く絵本作家の館野鴻は死んだマウスを地中に埋めたり、つるしたりする実験をする。

 地球でどう人間が生き続けるべきかを模索する中で関野がであった3人。共通するのは「研究室で何かするのではなく、現場に足を運んでいること」という。「僕は自分の足で歩いて、見て、自分の頭で考えて、自分の言葉と映像で表現してきた。そういうことをやっている人にしか興味はない」

 「地球は人間のためにあるのではない」ー関野吉晴監督

 撮影は、人類拡散の足取りをたどって旅した「グレートジャーニー」と同じようだったと振り返る。「シナリオがあるわけじゃない。行ってみたらこんなのがあって、こっちにはこんなのがあって、と。到達点もどんどん変わっていく」

 「究極の『持続可能な開発目標(SDGs)』では?。そう尋ねると「違う。SDGsは開発ありき。これ以上便利になってどうするんですか、人間の欲望はほどほどにしませんか?と僕は思う」と力を込めて否定。 「地球は人間のためにあるのではない、とのメッセ―ジは出せたかな」と穏やかに語った。

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