菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

立憲はどこへ行く?ー前川喜平氏のコラム 

2024年09月09日 06時32分34秒 | 地方政治
  今日は新聞休刊日。昨日の東京新聞は、「立憲はどこへ行く?」の標題で、前川喜平氏が書いている。キクチも同感なので紹介します。

立憲はどこへ行く?

 前川喜平

 立憲民主党ができた時のことを覚えている。小池百合子知事が国政に乗り出そうと、当時の前原誠司民進党代表らと談合して希望の党をつくろうとしたが、憲法改正と安保法制の容認という踏み絵を踏まなかったため小池氏から「排除します」と言われ民進党議員たちが、「枝野立て」の声に押され枝野幸男氏を中心に立ち上げた。

 だから安保法制による自衛権の行使容認を違憲という立ち位置は、同党の原点だったはずだ。その後の野党共闘は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が共産党や社民党との橋渡しをする形で構築されてきた。

 ところが今、同党の代表選で最有力候補とされる野田佳彦氏は、日本維新の会と組もうとしている。今年3月にはBS番組で、関東は立民、関西は維新という「すみ分け」を提唱。8月には維新の勉強会に講師として出席し、候補者一本化を訴えた。しかし維新は安保法制の「存立危機事態」を限定すると言うだけで、集団的自衛権の行使は認めてる。そんな党とどうして組めるのか。5日の会見で野田氏は従来の安保政策を踏襲すると言ったが、安保法制をも踏襲するつもりなのか。2014年7月の集団的自衛権の行使容認の閣議決定の以前に戻れと、なぜ言わないのか。党名の立憲の文字はどこへ行ってしまうのか。
(現代行政教育研究会代表)

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