今日のしんぶん赤旗は、スポーツ欄に、「サッカー完勝の背景に準備周到」の見出しで、対中国戦に7ー0で圧勝した背景を書いています。キクチも、5日夜のこの試合は全部見ていたので、そういう背景があったのかと思って読みました。紹介します。
完勝の背景に準備周到
日本のゴールラッシュの背景には、周到な準備があった。一つはたたかい方の徹底だ。試合は中国が前からボールを奪いにこなかったため、日本は相手陣内でをプレイできた。その際、徹底していたのは両サイドから崩し、右は堂安と久保のコンビで、左は三苫のドリブルで崩し、後半は伊東からも好機をつくった。7得点中4点はサイドを起点としたものだ。
セットプレーの準備の跡も見えた。日本のセットプレーの決定が決して多くない。しかし、この日の1点目はCKからの遠藤がフリーから決めた。
「準備した形。僕のマークをみんながマークしてくれた」と遠藤。この先制点が大量点が口火になった。
協会の”采配”も見逃せない。今回、試合前に全員がそろった。協会が欧州組のためチャーター便を手配し通常より1日早い集合となった。
「(3年前のアジア最終予選の)前回はミーティングだけ。(今回は)ピッチで2回の全体練習ができ、やるべきことが確認できた。協会の協力もあり、月曜日に選手がそろったことが大きかった」と森保監督は話した。
前回、前々回と初戦でつまづいたアジア最終予選。選手、監督・スタッフ、協会が同じ轍を踏まないためにと力を尽くした結果が、最高のスタートに実った。
(和泉民郎)