7,原発事故発生時の避難民受け入れについて
菊池議員の質問
東海第2原発は、2011年の東日本大震災で運転が止まったまま13年たちました。しかし、日本原電は未だに再稼働を諦めていません。この間には、水戸地方裁判所は、事故のさいの市民の安全が守れないとして、再稼働認めない判決を出しました。また、運転してから45年たっている老朽化も問題です。さらには、事故が起きた際、日本原電には賠償できる能力もありません。
さらに、2023年6月には、日本原電は、津波を防ぐための防潮堤工事が中断しています。これは、工事業者から「手抜き工事をしている」と、共産党の東海村議に内部告発があったからです。そこで、東海村周辺の首長が調査にいったとき、その質問に、「今年9月の工事完了は非常に厳しい」といいながら、一方「9月完了の方針は変わらない」と矛盾した見解を示しました。
今も工事は中断しています。首長らからも、不信をかっています。
この一般質問通告後に、日本原電は防潮堤工事はさらに2年延びることを発表しました。
私は、こんな信用できない日本原電の東海第2原発、再稼働は不可能と考えます。 原発事故の際には、那珂市民の避難先になっている桜川市としては、どのように考えているのか、伺います。
総務部長の答弁
本市は那珂市から避難者を受け入れることになっています。本市としては、那珂市と情報を共有し、東海第2原発の再稼働に向けた工事の状況も注視しながら、避難体制の確立が図れるよう努めてまいります。