9月9日は、総括質疑の日です。今回は、質問者は少なく、菊池伸浩議員、武井久司議員、川股隆議員、榎戸和也議員、中田拓也議員の5議員が質問に立ちました。議会は午前10時に始まり、11時半には終わってしまいました。
菊池のぶひろ議員は、4項目の質問をしましたので、質問と答弁を紹介します。
●行政開示文書の複写代はいくららか。
菊池議員
決算書を見ると、会計課の複写代10780円、議会事務局の複写代4030円などと出ています。令和年度の行政開示文書にかかる複写代の合計はいくらになったのか。私も、昨年度、裁判に提出するため必要になって、議会事務局で枚ほど複写しました。4枚だけ開示文書をいただくのに、かなり手間がかかりました。
総務部長
行政文書の写しの作成に要する費用を頂いています。白黒は1枚10円です。行政文書開示の総計は、22課、100件、金額は4万8690円です。
注)
「1年間に5000枚近い開示文書」をつくるのは、「市民としての当然の権利」として開示請求しているとしても、市職員には大きな負担となっていることは、否めないのではないでしょうか。
●ふるさと納税寄付金が増加した理由を伺う
菊池議員
ふるさと納税寄付金は、2020年度が2000万円でしたが、年々増えて23年度には3億6千万円になりました。これだけ増えたのには、どのようなことがあったのでしょうか。伺います。
総合戦略部長
ここ2年間で大幅に増えています。一つは、R4年度は市内の事業者を中心に、R5年度は市外の事業者を、積極的に訪問したからだと考えています。そして、返礼品数を大幅に増やすことができたことが要因と考えています。二つは、観光情報誌「るるぶ」の活用も寄付額の増額に繋がったと考えています。さらには、外的要因として全国のふるさと納税の市場規模が大きくなったことも考えられます。
- クレーム対応能力講座の内容を伺う
菊池議員
職員研修の中に、「クレーム対応能力向上講座」があり、2人が参加しています。どの部署の人が参加したのか。また、簡単でいいですから、どのような内容の研修を受けたのか、伺います。
市長公室長
この講座には、総合窓口課の職員2人が参加しています。講座の内容は、「クレーム対応の基礎知識」「対応への心構え」を学び、「グループ討議」、「模擬演習」など、2日間の研修をしてきました。
●筑波高原キャンプ場はどのようになるのか
菊池議員
再整備に、566万円測量費を使っています。あそこには、大きな建物があり、これを整理・取り壊すだけでも大変と思っています。どのようなキャンプ場を構想しているのか、伺います。
経済部長
基本構想では、自然に不可をかけず、「ありのままの自然の筑波山」を楽しんでもらう登山基地をコンセプトに整備します。R6年度予算で設計業務を実施します。次年度以降は、ロッジ・ケビン・バンガローを撤去します。撤去後は、キャンプサイトの増設など、費用をかけないよう再整備を進めていきます。