風雪太鼓バス活躍日誌

2000年式三菱ふそうエアロキング MU612TA
演奏活動のトランスポ-トビ-クルです

フロントショック交換

2013年06月02日 | 日記・エッセイ・コラム

F自工さんより連絡入りました・・・「部品が入りましたが、今日は来れますか?」

ということで、13時に約束、ダンパ-交換なら、1時間かからないだろう・・・・と予測して・・・・

しかし・・・・これが大変な作業になるとは・・・・

キングのダンパ-はエアサスストラットの真裏に取り付けてあり、上下2本のぶっといボルトで

留めてあるのですが、どうやら下は取れても上が取れないらしい・・・・

工場内に響き渡る轟音のインパクトの音・・・何をしても取れず、ト-チであぶっても

ダメでした・・・

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そこで最後の手段となってしまいました・・・・、タイヤを外して、レベリングも上側外し、

20cm四方くらいのステン?板でカバ-したり、濡れたウェスをストラットに巻いたり

し・・・ト-チでのブチ切り作戦です・・・(@@;)

ショックの上留め部分を半円分焼き取り、ゴム部分を切って、まずダンパ-を外し、

残ったカラ-(パイプ)を焼き切ります・・・このカラ-がボルトと錆付きで固着している

ので外れない、と。・・・そして、たぶん一度も交換していない、それにしてもなぜ?こんなに

錆ついてるのか?・・・とのこと、たしかに13年くらいで・・・(><)

右は完了、次は左側です・・・・が、やはりダメでした、上ボルトが取れない(--;)

ト-チで切る作業は鉄工所の溶鉱炉作業?みたく凄いことに・・・ウェスに引火すると

エアで吹き消すを(@@;)何度か繰り返して、無事外れる・・・・

火の粉まみれの職人・・・おやっさん、大丈夫?を何度も言いたくなる・・・・激汗。。。

職人は汗だくです・・・・御苦労さまです、経験による職人技を間近で見せてもらいました。

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外れたショックはやはり押し込みでググッと縮んでしまう・・・・

フロントサスの真下あたりの中央が一番低いのですが、かなり当たってる

跡がありましたが、これだけショック抜けだと納得です・・・・しかも高速で走るし・・・

スカスカまでヘタってはないですが、バス重量があるので乗り越えたあとは

ドス-ンと沈み、底突きする・・・コ-ナ-でも外へフロントが沈みます・・・

無事交換も終え、ト-インチェックも済ませて・・・・・

時間はもう4時半、給油して帰宅・・・・・

やはり効果は絶大!!凹凸乗り越えのおさまり、ぶわ~んと沈みがグン!

で収まる、コ-ナ-でもガバッと沈まない・・・・

ショックは意外と安く(とはいっても一本定価36500円しますが)、ボルト、工賃

で8諭吉くらいでしょうか・・・・恐怖の請求書はのちに届きます・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追伸・・・・・顧客の特権???で整備中のバス達をパチリ

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