最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

Vista 商戦

2007年03月07日 02時34分51秒 | Weblog
Vista が出てきたので、ソフトウェアメーカーの方はドライバの対応やらソフトウェアの動作検証やら本当に大変だと思う。今の Windows XP SP2 にそんなに不満があるとは思えないが、Vista で実現されている一部の機能(フラッシュメモリをメインメモリとか HDD の暗号化などのセキュリティ)などを XP に入れて SP3 にでもしてリリースしてくれた方が良かった。Windows 2000 から XP への移行も結構時間がかかったようだが、XP の評判も Windows 史上最強の評価である 2000 に迫る勢いであるので(2000 というより NT が評判が良かったのか? Me は誰が見ても最低の評価)、Vista への移行はもっと時間がかかって当然かもしれない。
以下の記事だが、何台かマシンを持っている人が試しに1台使ってみようかということであって、上級者が早々メインマシンを Vista にしてしまったわけではなさそうだ。みんな Vista SP1(あるいは SP2) が出てからでも移行は遅くないと思っている。それにしてもパソコン雑誌は本当に Vista の記事ばかりになっている。昔某編集部でバイトしていたからわかるが、普通のパソコン雑誌ではマイクロソフトの意向に反する記事などまず書けない。

「ビスタ」商戦、出足は鈍く・発売1カ月

 マイクロソフトが1月30日に一般向け出荷を始めた新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の出足が鈍い。パソコンメーカーや量販店は「低迷するパソコン販売回復の起爆剤」と期待していたが、発売直後に購入したのはパソコン上級者が中心だったようだ。一般消費者や企業の多くは様子見の構えで、来週以降本格化するパソコン春商戦の動向は不透明だ。民間調査会社BCN(東京・文京)が5日発表した2月のパソコン販売動向によると、量販店の販売台数は13カ月ぶりに前年比プラスとなったが、伸び率は1.2%にとどまった。週ごとの集計では、ビスタ出荷が始まった週に8%増えたものの、翌週には再び前年を割り込んだ。その後も前年実績をはさんで一進一退が続く。
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