最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

デュアルブート

2007年03月29日 22時21分02秒 | Weblog
教育や研究の世界では、Windows と Linux の両方が必要な場合が多いので、1台のパソコンで二つ以上の OS を使えるようにしている人が多い。昔は始めにパーティションを切る、あるいはインストール後にパーティションを切りなおす等の作業を行っていたが、前者は一度全部初期化しなければならないし、後者は失敗して OS が起動しなくなることもある。デスクトップだと HDD を追加して新しい OS をインストール&デュアルブートにすることは簡単であるが、ノートパソコンはHDD の追加が難しい上に、Linux ではドライバーの問題もある。そこでノートパソコンではやはり VMware などで仮想マシンを動かして 新 OS をインストールするのが良い方法であると思う。TRON OS である超漢字なども VMware player を用いて Windows 上で動作させることができる
Vista を使ってみたものの、互換性の問題から仮想マシン上で XP, 2000 を使っているといった話も良く聞く。今では販売店に行ってもパソコンには Vista しかインストールされていないので、普通のお客では XP などを選択できない。こういうのを Vista が売れているというのだろうか。

OS「ビスタ」、1カ月で2000万本を販売・本格普及には時間

 【シリコンバレー=村山恵一】米マイクロソフトは26日、パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の販売が、1月30日の一般発売から1 カ月で2000万本を超えたと発表した。一世代前のOS「XP」の2倍以上のペースという。ただ本格的な普及には時間がかかり、当面パソコン販売を押し上げる効果は限定的との見方も業界内にはある。
 2000万本にはビスタ単体での販売のほか、新型パソコンへの搭載分、旧OSからのアップグレードなどを含む。2001年に発売したXPは1700万本売るのに2カ月かかった。同社は「安全対策や操作性が向上し、ビスタ販売の好調な立ち上がりにつながった」と分析した。
 しかし、調査会社のガートナーは「ビスタの機能は、平均的な消費者や中小企業に『どうしても欲しい』と思わせるだけの魅力に欠ける」と指摘。パソコン技術に詳しく新製品の購買意欲が高い一部の層を除くと、ビスタへの移行はパソコンの買い替えとともに徐々に進み、数年はかかるとみている。
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