VMware Virtualization Fair 2007 に参加した。立派な会場(赤坂プリンスホテル)なのでスポンサーも相当出資しているのはないかと思う。展示や様々な導入事例などが紹介されたが、VMware の新技術に関する説明があった。
BT (Binary Translation)
VT (Hardware Technology)
PV (Para Virtualization)
BT は特権命令を安全で等価な命令に変えるもので、Java Virtual Machine などでも行われている馴染みの深い技術である。VT はハードウェア支援で、すでに Intel 系 CPU ではVT-x, AMD 系 CPU では AMD-V などとして実現されている。ここまではゲスト OS の修正が必要ないが、ゲスト OS の修正が必要なるのは PV であり、例えば Linux のカーネルなどの修正を行う。ゲスト OS の修正は Linux では難しいことではないが、Windows ではなかなか困難である。
また仮想化技術についても以下のような分類がされている。
第一世代 特権命令仮想化 VT-x/AMD-x
第二世代 メモリ仮想化 NPT/EPT
第三世代 I/O、デバイス仮想化 インテリジェントデバイス/IOMMU
第三世代についてはあまり説明がなかったが、コア数に対してかなり大きめの仮想マシンを動作させようとしている現在では I/O の仮想化は不可欠になってくる。
今年は仮想化元年などと言われているが、大学でも研究用(HPC 系)、教育用(Windows と Linux の両用)、事務系(教務、人事、入試などのサーバーの統一)などで使用が進んでいくだろう。
BT (Binary Translation)
VT (Hardware Technology)
PV (Para Virtualization)
BT は特権命令を安全で等価な命令に変えるもので、Java Virtual Machine などでも行われている馴染みの深い技術である。VT はハードウェア支援で、すでに Intel 系 CPU ではVT-x, AMD 系 CPU では AMD-V などとして実現されている。ここまではゲスト OS の修正が必要ないが、ゲスト OS の修正が必要なるのは PV であり、例えば Linux のカーネルなどの修正を行う。ゲスト OS の修正は Linux では難しいことではないが、Windows ではなかなか困難である。
また仮想化技術についても以下のような分類がされている。
第一世代 特権命令仮想化 VT-x/AMD-x
第二世代 メモリ仮想化 NPT/EPT
第三世代 I/O、デバイス仮想化 インテリジェントデバイス/IOMMU
第三世代についてはあまり説明がなかったが、コア数に対してかなり大きめの仮想マシンを動作させようとしている現在では I/O の仮想化は不可欠になってくる。
今年は仮想化元年などと言われているが、大学でも研究用(HPC 系)、教育用(Windows と Linux の両用)、事務系(教務、人事、入試などのサーバーの統一)などで使用が進んでいくだろう。