MPEG 4 AVC/H264 の高負荷

Sony のハイビジョンハンディカムなどで採用されている MPEG 4 AVC/H264 の再生は大変コストがかかる。コーデックの改良で幾らかは改善されるかもしれないが、Pentium 4 3GHz や Pentium M 1.7GHz あるいは Core Solo 1.2GHz ぐらいのマシンだとコマ落ちが激しくまともに再生することが出来ない。Pentium 4 3.9GHz でも少し再生がもたつく感じがある。結局手元にあるマシンで滑らかに再生できるのは Core Duo 2.16GHzと Core2Duo 2.88GHz だけである。また PS3 も AVCHD や BlueRay のディスクを軽々再生している。PS3 は Linux も動いて、Cell コンピューティングも出来、その上ゲームも出来るのだから本当に安い。
また MPEG4 AVC/H264 から MPEG2 への変換なども対応ソフトがマルチスレッド化されているので Core2Duo と Pentium 4 などでは相当な差が付いている。クワッドコアやその後のオクテットコアなども現在の展開を見ていると意外と早く必要になってくるような気がする。