最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

中央リニア新幹線

2007年03月04日 18時51分36秒 | Weblog
中央リニア新幹線について、いろいろなところからもJR東海はかなり本気になっているという話しを聞いた。
1:もし実現しないのならば今までの研究開発などの資金、労力の回収が出来ないし、これ以上開発、実験を続けても無意味になる。
2:社員や関係者の士気の問題
3:JR東海の将来(主力が東海道新幹線だけで良いのか?)
などが挙げられていた。海外からも非常に注目の高い技術でもあり、日本で成功すればかなり需要は高いと思われる。今の日本ではハイテク分野に投資をして、特に若手の技術者、研究者に高いモチベーションを与えることも必要だと思う。慎重なことは重要だが、ジリ貧にならないようにしなければならない。

中央リニア、JR東海が20年で自主建設

 JR東海は1日、研究開発が進められている超伝導リニアモーターカーについて、今後20年をめどに東京~大阪間で実用化する計画を明らかにした。政府の予算を中心とする現行の整備新幹線建設の枠組みと異なり、JR東海が主体となって建設を進めたい考え。資金調達や手法について今後、国や自治体とも協議する方針だ。
 JR東海の葛西敬之会長が明らかにした。JR東海では、18・4キロの山梨リニア実験線を平成19年度から3500億円を投じて平成25年までに42・8キロに延伸する計画を発表している。同社ではこの計画の後も実験線の延伸を進め、東京~名古屋~大阪間を結ぶ中央リニア新幹線の開業につなげたい考えだ。
 「現在の延伸が完成すれば、東京~大阪間のほぼ10分の1、東京~名古屋間なら7分の1が完成することになる。段階的な延伸か一括建設かは別にして、将来の営業路線につなげる」(葛西会長)としている。
 中央リニア新幹線の整備には8~10兆円が必要とも試算されているが、他の整備新幹線の拡充が優先されており、実現のメドは立っていない。このため、JR東海が主体となって建設を進める考えで、費用面は国や自治体などの協力も仰ぐ方向で今後、具体的な協議を進める意向だ。
コメント
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