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2015年の総括:2.山口に0-10と歯が立たず

2015-11-26 23:47:13 | SC相模原日記

今年のSC相模原を象徴するのが「レノファ山口との3試合」でした。3試合合計0-10。1点も取れず10失点。どの試合も完敗でした。山口との試合は、まず山口のDFとボランチの安定したポゼッションで、SC相模原は全くボールが奪えません。山口は、SC相模原戦では、GKですらロングキックをすることなくDFにボールを預けてパスをつなぎながらSC相模原陣内に攻め込みます。SC相模原は攻撃型の選手が多く、相手の長いパス交換&ポゼッションに我慢ができません。読み・寄せ・球際が甘くなり一層山口のポゼッションが長くなります。

山口の凄いのは、トップの岸田と2列目の3人、島屋・鳥養・福満の前線の連動性の高さです。パス交換で攻め込み、前線にボールが入ると、この4人がワンタッチで速くボールを動かしSC相模原のDFラインを簡単に崩します。また、この4人は縦横無尽にポジションチェンジを繰り返すのでSC相模原DFは、相手の選手の動きが完全に読めなくなり、山口の選手はいとも簡単にSC相模原DFを崩していきます。そしてシュート。このシュートもシンプルなシュートで、正確に枠の中に流し込ます。山口との試合でSC相模原に欠けていたのは、この前線の4人の攻撃を防ぎきる守備力です。長野・町田が山口に2勝しているのは、まず山口の長所を消しにかかるから。前線4枚の動きの速さ、ポジションチェンジ、攻撃のパターンを研究し尽くし、ボランチのポジションを下がり目にしてしっかり守り、この4人の連動を断ち切ってしまいます。ここがSC相模原と大きな違いです。辛島監督は、最後まで山口の攻撃への対処をチームに徹底できませんでしたし、DFラインの選手は最後まで混乱のしっぱなし。この結果が0-10です。

今シーズン、J3は最初から山口が首位を走ったがために、山口戦に負けるとSC相模原は、首位とのゲーム差が開き、モチベーションから崩れていきます。辛島監督は、選手を入れ替え入れ替え突破口を見出そうとしますが駄目でした。来年、山口がいなくなりますが、FC東京やガンバ大阪の攻撃の連動性を食い止めるDF陣のレベルアップは、2016年のSC相模原の優勝に向けては不可欠なように思います。

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