S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

長野戦、安定し揺るがないSC相模原のパス連動

2015-03-24 23:11:08 | SC相模原・激闘の足跡

では3月22日(日)の長野戦を振り返ってみたいと思います。新装なったスタジアムはSC相模原にとっては本当に羨ましくなるくらいの素晴らしいスタジアムでした。15,000人収容でほぼ全席が屋根に覆われ雨の日も快適に観戦できそうです。また屋根で応援の声がスタジアム中によく響くのでゲーム中の雰囲気が非常に盛り上がりました。

長野のフォーメーションは3-5-2。GKは田中。DFラインが西口・大島・松原の3人。中盤の5人はセントラルミッドフィールダー(ボランチ)に有永・向・仙石の3人。左サイドに山田、右サイドが金久保、FWは勝又と佐藤の2トップという布陣です。キックオフ後は、まだセレモニーの余韻残る落ち着かない雰囲気が充満していましたが、その中で長野のファーストシュートが決まってしまいます。前半7分、SC相模原の右サイドから長野の向がFW佐藤にパス。このボールをFW佐藤がチョンと蹴り上げるといきなりオーバーヘッド・シュート。意表をつかれたSC相模原DF小谷とGK佐藤の反応がやや遅れボールはゴールに吸い込まれます。ゴール。0-1。セレモニーのお祭りのざわめきの直後のゴールがスタジアムに火をつけ、長野サポーターの声が大きくこだましました。

SC相模原の選手が試合の雰囲気に慣れ落ち着いたプレーが始まったのが前半10分過ぎ。20分過ぎの樋口のミドルシュートから徐々にSC相模原が押し始めます。21分、右サイドに高原が開いて樋口のヘッド、22分高原が中央で落としたボールに井上が豪快にシュート。いずれも決まらなかったものの、SC相模原のリズムがどんどん良くなっていることを感じさせます。30分を過ぎるとSC相模原のパスワークが安定し、長野は奪ってカウンターという展開に。相模原にボールを支配され続け流れを変えたい長野は後半35分、仙石がトロに悪質アフターでイエローカード。40分過ぎ、SC左サイドの大森と曾我部のコンビネーションで崩すシーンが連続し、正確なクロスを入れ始めたところで前半を終了します。

後半、SC相模原は前半の流れそのままにボールをキープして形を作り続けます。すると後半開始4分、左サイド(長野の右サイド)で曽我部がキープ。このボールを大森に戻すと大森が狙いすまして中央にクロスを上げます。待ってましたとばかり井上がタイミングよく飛び込んで頭を振りゴール右にヘッドシュート!ゴオオオオオオル!1-1。井上に駆け寄る笑顔笑顔の選手たち。ようやくようやく堅守長野から1点取ったぞ!とSC相模原は盛り上がります。 さらにその同点弾のすぐ直後でした。高原が中盤をすり抜けフリーでゴールに向かおうとすると前半イエローカードをもらっていた仙石が高原に後ろから体当たり。仙石レッドカードで退場となり、長野の監督・選手ともに「杮落しの試合なのに・・やばい」という空気がす~っと漂い始めます。美濃部監督はすぐに中盤攻撃的なボランチの向を下げて、守備力の高い大橋に入れ替えます。そして勝又の1トップ、FWの佐藤の位置を攻撃的MFの位置まで下げて「最悪引き分けで止めろ」のシグナルを選手におくります。

数的有利を活かしてSC相模原のパス回しは益々安定します。長野陣内のペナルティエリア周辺でのパワープレーが後半10分過ぎくらいから連続し、スタジアムの空気は一層重たくなります。17分、樋口がドリブルでペナルティエリア手前に迫るとたまらず長野DFが樋口を倒しFK。キッカーは曽我部、しかしゴールマウス上にそれ得点になりません。長野は時折カウンターで攻め込むものの20分~25分はまた、長野陣内のペナルティエリア周辺でのSC相模原のサッカーが続きます。長野の守備の選手の多さに決めきれないSC相模原は28分均衡を破ります。中盤から右奥のスペースに展開したボールを森がキープ。森は中に入れたボールを樋口がシュート。相手DFにあたったボールを須藤が反転しながらシュート!ゴオオオオオオル!2-1と逆転!SC相模原応援団に駆け寄る須藤、曽我部、樋口。応援団の前で皆「ウォ~~!」「どうよ!」と皆々歓喜。「いったいどうなってるんだ・・・」さらに空気が重くなるスタジアム。

この後、長野は前線の選手を入れ替えリフレッシュして攻撃を活性化させます。しかし後半35分過ぎてもSC相模原の正確なパス回しに長野はなかなか主導権を握れません。1人も選手を入れ替えていなかったSC相模原の選手たちの足がやや止まりはじめたのは後半40分。ここぞとばかり長野がリスクを冒して前線にボールを蹴りこみ相模原ゴールを目指して土井が菅野が攻撃を仕掛けます。しかし最後まで集中が切れなかったSC相模原は長野の攻勢を凌ぎます。後半ロスタイムは選手を入れ替えながら時間を使って試合終了。SC相模原が勝利しました。

自宅に帰って画像を見ながら試合を振り返っていると上の画像に目が留まりました。長野が前半SC相模原の左サイドから崩し長野の中盤の有永が中央にクロスを入れるシーンですが、SC相模原のDFラインの中に入りクロスのボールを止めようとしているのがトロ。その後ろにセンターバックの工藤と小谷が守りさらに一番奥には須藤がDFラインに入って逆サイドの守備を固めています。昨年まで私たちが応援してきたボランチの選手は、どちらかというと攻撃的な選手が多かったために、トロや須藤が積極的にDFラインに入って守る姿を見ると「SC相模原の変化・進化」と感じます。守るべき時は最終ラインで守備を固め、攻める時には相手ゴール前に張り決勝ゴールを決める。こうした全員攻撃全員守備のサッカーが開幕からの連勝をもたらしたのではないでしょうか。次の鳥取もコンディションを整えてホーム相模原ギオンスタジアムの観衆を大いに沸きあがらせて欲しいと思います。頑張れ!SC相模原。

↓ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


最新の画像もっと見る