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SC相模原開幕敗戦、しかしジョン・誠が躍動!

2017-03-12 21:09:23 | SC相模原・激闘の足跡

SC相模原の2017年の開幕戦「SC相模原vsAC長野パルセイロ」の試合が、今日3月12日(日)ギオンスで開催されました。天候に恵まれ観客も5500人を超えるお客様が相模原ギオンスタジアムに集いました。SC相模原のサポーターはもちろん、長野パルセイロのサポーターの皆さんもバス3台に分乗し、相模原に来てくれました。有り難いことです。試合の結果は0-1でSC相模原は敗れました。が、サッカーの内容は順調に仕上がっている手ごたえは感じ取ることができましたので、次のガンバ大阪は、気持ちを落とすことなく勝利してほしいです。先発メンバーは、やはりベテラン中心のメンバーでした。開幕戦という特殊な雰囲気、相手が巧者長野ということで、経験のあるベテラン中心のスタメン構成は、正攻法でこの試合戦っていく、という安永監督の気持ちを感じとることができました。システムも正攻法。攻撃は4-1-4-1。守備の時は岡根がDFラインに入り5バックになり長野の攻撃を受け止め前半はほぼ長野に有効打を与えることはありませんでした。

 

今日の試合、「ちょっと渋い試合で残念」といった声がサポーターから沢山聞かれました。確かに、シュートが少なく、サポーターを熱くさせるシーンが少なかったのは事実です。しかし、私はその理由は「相手が長野だから」だと思います。長野の昨年2016年の年間30試合の失点数はわずかに22。長野の個々の能力の高い中盤の選手達はよく走り、また球際が非常に激しく、今日もSC相模原の中盤は千明にしても菊岡にしてもパスで攻撃をうまく組み立てることができませんでした。また、ウィング左の呉、右のサムエルも、長野DFのチェックでサイドから有効な攻撃をしかけることができず、こうしたところから試合全体の印象は「渋い」ものになったかと思います。

失点シーンは後半15分、SC相模原のペナルティエリア外左45度付近で、サムエルが1対1で抜かれると、抜いていった長野の選手を故意に引き倒してしまい長野にFKを与えてしまいます。バイタルエリアで相手に抜かれる、不要なファウルで絶好のFKを与えてしまう。また、こうした敵失を逃さない長野の攻撃も見事。蹴られたFKは直接入ったか?と思いましたが、ポストにあたり跳ね返り、これをFWの勝又が待ってましたとばかりリバウンドを蹴り込んでゴール。SC相模原、与えたくなかった先取点を長野に与えてしまいます。あの至近距離のFKですから私は壁がもう一枚あった方がいいように思いました。また、ポストに当たった跳ね返りのボールにSC相模原守備陣が競ることなく勝又にフリーで決められてしまいましたが、あそこはDFの選手に体を張って俊敏にボールをクリアしてほしい場面でした。

ただ、後半20分頃に普光院、ジョンの2人が入り攻撃にスイッチがはいりました。やはり193センチのジョンの高さは抜けており、また味方に正確にセカンドボールを流し込むので、前線でのボールがうまくつながり始めます。また、普光院が裏をなんども狙い、ドリブルでペナルティエリアに抜け出し決定的なシュートシーンが出るようになりました。後半30分ころに手に汗握るシーンが続きましたが、ゴールには結びつかず試合終了。0-1でSC相模原は開幕戦を落としています。

 敗れはしましたが、この試合の見どころであった「今年、SC相模原はどのようなサッカーを目指すのか」に関しては、納得感がありました。昨年の安永監督の采配の試合は、チーム全体がどんなサッカーをしようとしているのかが、選手と共有できていない感が強かったのですが、今日はチームとしての戦い方が選手に浸透していました。しかし、それが成熟してきたか?ときかれればまだ「否」。ここからどのようにチームプレーを熟成していくのか、次節大阪での試合にその成長を確認したいと思います。切り替えて、次こそ勝利を!

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