S.C.相模原サポーターブログ

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全社が残してくれたメッセージ

2009-10-20 21:55:06 | SC相模原日記
様々なサイトで既報の通り、今年の全国社会人サッカー選手権大会(以下全社)は、本日松本山雅FCとツェーゲン金沢が決勝戦を戦い、松本山雅FCが優勝を決めました。結果全社経由地域リーグ決勝大会進出を果たしたのは、松本山雅FCとツェーゲン金沢です。試合の詳細は、各チームのオフィシャルサイトにお任せするとして、本日は今大会がSC相模原に残してくれた「メッセージ」を、忘れないよう記しておきたいと思います。

①今年は北信越チームのレベルが強化の目標。来年は?
地域リーグ決勝大会進出を決める2チームは、「北信越社会人リーグから」という戦前の予想は、多くのファンが予想した通りでした。準決勝で松本山雅FCに敗れた、薩川コーチ率いるAC長野パルセイロも、チーム力は、松本・金沢と遜色ありません。今年の全社は「北信越リーグチームを上回る力」が、勝ち残りの基準だったように思います。ですので今年、松本山雅FCとツェーゲン金沢が、JFLに上がれるかどうか?が、来年の全社を勝ち抜くレベルを大きく左右します。SC相模原の来年を考えると両チームにはJFLに上がってもらって、JFLの下位チームが降格してくれた方が「吉」と思います。
②松本山雅FCを優勝に導いた「五連戦の優先順位付け」
今日の松本山雅FCとツェーゲン金沢の決勝戦は、両チームとも5連戦の5戦目。その意味で勝敗に大きく影響したのが、松本山雅FCの初戦が、小山田FCだったことです。小山田FCは、千葉県リーグ5位のチーム。そこで松本山雅FCは、「初戦はレギュラーを使わず勝利できる」と計算し、2回戦~4回戦の「3連戦3連勝」を最優先するゲームプランを立てました。これが見事に大成功。決勝は、「取れたら儲けもの」で勝利優先順位を下げ、レギュラーではなく疲れの残っていないメンバーで戦いました。しかし5連戦で疲れ果てたツェーゲン金沢のレギュラー陣に、これまた見事に勝利。まさに「風は松本山雅FCに吹いていた」大会だったと思います。

③北海道・九州・中四国の代表との試合が組まれるか?が鍵
実力的に、全国平均より下回っていると思われる北海道&中・四国地区のチーム、そして強豪がすべてJ2・JFL入りしてしまった九州地区のチームとの試合が5連戦の中に、1~2試合入ってくることが上位進出の風を吹かせる要因です。ツェーゲン金沢は2試合、長野パルセイロも2試合この地域のチームとの対戦が組まれました。SC相模原が、今年全社に参加できた、として仮定し対戦カードが
一回戦 とかちフェアスカイジェネシス(北海道)
二回戦 九州INAX(佐賀県)
三回戦 カマタマーレ讃岐(香川県)
であれば、ベスト4進出できる可能性は高かったと思います。その意味で、YSCC&厚木マーカスは、全く対戦相手運に恵まれませんでした。YSCCのトーナメントの山には、ラランジャ京都・静岡FC・福島ユナイテッドと実力チームが揃い、勝ち抜いたところで力尽きました。この「北海道・九州・中四国」との対戦が組まれるかどうかの運は、11月の地域リーグ決勝大会でも同じことが言えます。YSCCは、「今度こそ」対戦カードに恵まれるといいですね。
④関東を勝ち抜くチームづくりにサポーターの力を!
今大会で日立UVA、tonan前橋、YSCCなど関東リーグのレベルが、全国平均より高い位置に留っていることを再認識できたと思います。(地域リーグ決勝大会の結果にもよりますが、)来年これらのチームと7月の全社関東予選を戦うことを想定したチーム作りを目指していかなければなりません。既報の通り北信越3チームのサポーターの支援が見事だった事が上位進出の力となりました。私たちサポーターの輪が、必ず選手の力となります。「サポーター支援力」で、SC相模原を全社に押し上げていきましょう!!がんばるゾ~。


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4 コメント

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Unknown (yoshi)
2009-10-22 00:48:25
こんばんは。
今回は北信越リーグのチームの強さが目立ってましたが、tonan前橋が3位というすばらしい成績を残してくれたこともなにか見えないメッセージをくれたことと思います。
今回関東勢も3チームが良いところまで行ったことに拍手したいと思います。
来年はS.C.S含め関東勢が上位で占める大会になってほしいものですね。
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サポーターを一人でも (こう)
2009-10-22 04:27:17
多く!これからはSC相模原を暖かく見守りつつスポンサー、サポーターが影でコツコツ積み上げ「市民の力」を作り上げるのが三年目の私たちかなと感じました。並行してチームも強固になってくと思います。全社で優勝した松本山雅はJをも破る快挙をみせ全国的に話題になりました ブログ筆者さんの言うとおりチームにとってメッセージだと感じました。来年は関東勢に頑張ってもらいたいですね。ちなみに昨日麻溝競技場での練習を見に行き代表に声かけて頂きました 嬉しかったです。さらなる向上を楽しみにします
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鋭い分析ですね! (ひろ)
2009-10-22 11:14:54
山雅はこの大会前に中2日位でTMを5試合程して大会に望んでいました。また、スタメン、サブも実力にあまり差がなく見事に勝ち上がって来たようです。あと全社レベルのゲームでは、前線でドリブルで個の突破力が重要だと感じました。SCでは、森野君や真仁田君のタイプです。松本戦2試合観ましたがSCがこの大会に出れなかった思いが沸々として悔しかったです。
ちなみに松本は小澤君(旭→神大)や三本菅(向上→浦和)など神奈川出身者が多いのです(^-^)/
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来年こそ、SC相模原がこの舞台に上がれることを祈りつつ・・ (ブログ筆者)
2009-10-22 21:34:51
コメントをいただいた皆様;
当サイトにお目を運んでいただきありがとうございます。本当に、関東3チームの健闘は素晴らしかった!特に何と言ってもtonan前橋。トーナメントの勝ち方を首脳陣が心得ており、リーグ戦は選手を育てる場、トーナメントは、上を目指す場とあたかも戦い方を分けているかのようです。さらにその上をいく松本山雅FC。ひろさんのコメントにある松本山雅FCの大試合に向けた準備の周到さには驚きました。今年の地域リーグ決勝大会決勝リーグは、地元松本で開催されるだけに「今年でJFL入りを決める!」想いを、サポーターと共有していることでしょう。こうした重要な大会を地元に呼び込めるのも、サポーター・関係者の輪の広がりと結束があればこそ。SC相模原サポーターも選手とともに成長して来年こそ、11月決戦の舞台に選手が立てるよう応援がんばりましょう!今後ともよろしくお願いします。
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