S.C.相模原サポーターブログ

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昨年にないベテランの存在感~富山戦

2015-05-01 22:21:41 | SC相模原・激闘の足跡

富山との試合、SC相模原は前半パスサッカーで相手を崩し攻撃の形を作ろうとしましたが、しっかりブロックを作り上げた富山の守備をなかなか崩し切ることができません。前半13分、富山センターバックの内田が高原の背中に蹴りを入れてイエローカード。その後も高原には厳しい当たりが続きます。前半20分頃からポゼッションはSC相模原が優勢になります。が、俗にアタッキング・サードと呼ばれる敵陣で攻撃を仕掛けシュートまで持っていくゾーンに侵入した後の、前線の4人の選手への縦パスのコースが富山DFたちによって消されてしまいシュートが打てません。仕方なく裏のスペースにボールを蹴りこみ、今度はFWを走らせ起点をつくろうとしますがこれも富山のDFが素早くカバーし前線に起点が作れません。

ただ、中盤の主導権争いはSC相模原が優勢、富山も攻撃のチャンスがなかなか作れません。唯一30分頃、右からのクロスに北井が中央でヘッド。富山最大の決定的チャンスでしたが北井がこれを外してしまいます。富山はSC相模原の攻撃を分析しつくし、失点しない方法を綿密に考えてきたようですが、SC相模原の守備をどう崩すかに関しては準備不足。0-0で前半を終了します。

 後半、相模原も富山もメンバーに変更なし。相模原の攻撃はパスだけでなくロングボールを混ぜ富山を崩そうと試みますが効果がありません。しかし後半13分あたりから、双方スプリントと早いパスを使い先取点を狙い始めます。前半から受けのサッカーだった富山がここで点を取るべく攻め込んできます。しかし富山はSC相模原の守備を崩すことができません。18分富山は前線の選手を入れ替え攻撃に厚みを加えます。

井上の決勝点が生まれたのはこのような時間帯でした。後半23分、左サイドから右サイドの森にパスがわたります。森に対して富山の守備の寄せが甘かったことが森に精度の高いクロスをあげることを可能にしました。中央にす~っと井上が入ってくると、タイミングを計り森のクロス。このボールに井上ヘッド!ゴーール。富山の岸野監督は「だから森のクロスに井上のヘッドをケアしろ、と何回も試合前いっただろうが・・」と激怒したと思います。相模原はサイド攻撃が得意。しかしこの日の左サイドバックは田村ですから、この試合最も注意すべきは右サイド。その右サイドからのクロスから失点し敗戦してしまいます。富山にとっては悔いの残る敗戦となりました。

後半35分以降は、富山が決死の攻撃をSC相模原が必死に耐え、返すカウンターでレオジーニョが富山ゴール目指して走るサッカーが繰り返されます。昨年と今年でSC相模原が全く違うのは、この後半残り10分をきちんと凌ぐサッカーができる点です。昨年は残り10分の相手の攻撃に耐えられず失点し引き分け&敗戦の連続でした。今年はラスト10分の戦い方を熟知するベテランがチームをしっかり落ち着かせ勝ち点3を取っていることが、これまで上位につけている大きな要因の一つです。

次は、5月3日(日)相模原ギオンスタジアムでの福島戦です。福島も昨年より戦力アップしていますから、SC相模原も必死にぶつかっていかないと勝てません。連戦も3戦目、若手もチームを支えて絶対勝ちましょうね。

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