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木村監督の粋な采配

2013-09-26 23:24:29 | SC相模原・激闘の足跡
今日は、先日の宮崎のホンダロック戦を振り返りながら、SC相模原の「成長の種」(改善→成長の部分)を探ってみたいと思います。
私が木村監督の采配について、試合の「勝負」だけでなく「育成・刺激・競争」といった要素がたっぷり選手交代の判断の中に入っているなぁ、と個人的に思っています。だからこそ平成生まれの安藝やウェズレイが先発CBで伸び伸びとプレー出来、すくすくと成長しています。
逆に時々意外な選手起用もあります。この日の一番の典型的なシーンが後半23分の天野の交代です。天野は、前半25分イエローカード1枚目をもらいました。自分のコンタクトプレーがファウルを取られ、そのあと足元のボールを軽く蹴ってしまったのです。

私は、前半で天野を代えた方がいいのでは、と思いました。何故なら天野が次ぎにイエローカードをもらってしまったら、単にこの試合の退場だけでなく、既に一度出場停止処分を受けているので、再び3試合以上の出場停止になりかねないからです。しかし木村監督の天野の交代のタイミングは「粋」でした。3点目天野のドリブルから御給のゴールが決まった直後に交代したのです。天野は、得点が決まったニコニコ顔のまま、気分よくベンチに戻ってきました。ほんとうに粋な采配です。

また、天野の代わりに入った右サイドバックが吉村だった事にも、驚きました。御給のゴールが決まって3-0となった場面です。私が監督なら、桝田を呼んで「最後までホンダロックを0点に抑えろ!得失差3は絶対キープだ!」といってセンターバックに入れます。そして天野の後の右サイドバックには、センターバックの安藝を移動させます。しかし木村監督は、この場面で吉村を右サイドバックに投入しました。しかし、後半31分、ホンダロックはFW13番がSC相模原の右サイドをドリブル突破を試みます。吉村は13番に体を寄せ懸命に守りますが、相手のドリブルのリズムが上手く抜かれてしまい失点。3-2になりました。しかし木村監督にとっては計算の範囲内だったのではないでしょうか。結果的には「1対1の守備の強化」という課題を吉村に課するいい機会になりました。

ホンダロック戦で、一番SC相模原が危なかった時間帯は、後半開始からの18分間です。
ハーフタイム、ホンダロックは選手交代をしてきました。左攻撃的MFの位置にいた14番に代わって13番のFWを投入。ベンチの「後半最初から行け!右だけでなく左からも揺さぶり相模原のDFラインを崩せ!」というメッセージが聞こえるような交代。その通り、ホンダロックは後半怒涛のように前掛かりに攻めてきました。後半8分、ホンダロックFW11番が、SC相模原のDFラインの裏をとりGKと1対1に。11番シュート!しかし森田左手に当てボールをゴール枠外にボールをはき出します。後半12分にはマイボールを健太と安藝が連携ミス。ホンダロック17番がこのボールを奪い取り正面どフリーでシュート(上の画像)!しかし、ボールは僅かにゴール枠右。さらに後半15分、安藝がマイボールをトラップミス。これをホンダロック、またまたボールを奪い取りシュート(下の画像)!しかしまたまた森田のスーパーセーブでSC相模原失点を免れました。「森田凄い!素晴らしい!」ではありますが「DFラインとボランチのビルドアップのボールの精度向上」はこの日の改善点の一つと思います。

次ぎは、栃木ウーヴァ戦ですね。また気持ち新たに目の前の試合にとにかく集中して勝利を掴み取って欲しいと思います。勝利を続けていれば絶対最後に栄冠は相模原に舞い降りてくるはず。目標は、優勝あるのみ!応援がんばりましょう。
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