「ヒットルアーは創るもんです」by部長
そんな名言を船上で詠んだのは我が部長殿。おぉさすがに良い事を言うもんだ。
だが敢えてこの歌に返そう…
***
いつ以来かもワカラヌ久しぶりだがお互いノリは変わってなく挨拶も早々、集合も早々の朝4時である。
そんな星空残る未明の空を高速にのり一路トンキンは江東区の船宿吉野屋さんへ。
今回のお題はタチウオジギングである。
暖簾が江戸っ子だねぇ(意味不明)
平日なのに馬鹿大勢参戦
我等も同じか
現在タチウオはまずまずのシーズン中で近所の駿河湾沼津界隈でも釣れているのだがいかんせん細い様子。
それに対してトンキン湾のタチはとても太いので少々遠くてもルアーマンとしたらそちらをチョイスしたい。
だがいつもなら金沢八景の大田屋さんにお願いするのだが木曜定休なので初めて深川吉野屋さんにお願いしてみたのだ。
この半年くらいほぼほぼソロ釣行(特に船系は)なのでやはり連れがいると道中も楽しい。
その数年分の積もる話をしてればトンキンなんぞあっという間である。
ではいざまいろうか。
タワマンだらけじゃのう
ゲートブリッジ通過
前振りで金沢八景云々と書いたがそのトンキン湾のタチウオポイントは横須賀沖である。
つまり八景から出ればスグなのだが東京深川から出れば1時間のロングドライブ必須であり
ひいては往復2時間を考えれば実釣時間が止む無しと言えども逼迫されてしまうのであります。
たくさんおるよ
横須賀海軍イージス艦も普通にいる
ポイント到着8時沖上りが2時半だったので6時間チョイか?長い様で短い勝負の始まりであります。
我等が到着した頃には既に大船団が形成されておりその最後尾に並ぶようにバウを向ける。
ここの水深は60m弱。ボトムは砂か泥。特に根の感触はない。
そしてブレイクもなさそう(ドコ行っても水深が同じだから)なのでなぜタチウオがここに居るかは理解出来ない。
でも居るのは事実なんだろう。目の前のエサ船はバンバン釣っているのだから。
我等も負けじとジグを投入してゆく。
因みにこの日は若潮。干潮7時満潮13時。そして風はなく潮もゼムゼム効いてないややまったりな状況。
そしてアングラーは全部で10名程度。我等の釣座は左舷のオオトモとその横を広く使用。
船長指示のジグウェイトは120g前後。だが潮も流れてなく実質60gでもゼムゼム問題なくボトムはとれる。
なぜなのか?と疑問を抱えつつもとりあえず指示には従ってみよう。
スタートからポツポツと誰かが釣っている様子でジグを魚ごと船上デッキに落とすゴツッ!て音が聞こえる。
見える範囲はそう広くないのだが右舷オオトモと左舷先頭が良くロッドを曲げているのを見かける。
遠目に見てるとジグはピンクや紫の単色でその両方ともメタリックな輝きがある。ホホウそうゆうルアーなんだなと。
っと感心したところで私はそんなカラー全く持っていないんだなw
大体にして青物用の細長いジグばかり。タチ用に少しずんぐりしたフォルムは皆無である。
この辺の準備不足っうか準備する気がないってトコが私のアングラーとしての限界でもありますw
さてそんな駄目駄目なワラクシはともかく実は部長もスロースタート。
彼のジグケースをみると随分タチウオ対策を講じている様でアシストフック等もそれ専用のが幾つもある。
もちろんカラーリングも流行りを押さえてありやってくれそうな雰囲気は十分あるのだが何故だかバイトがない。
あいかわらず周りはポツポツと釣っており我等だけが完全に蚊帳の外に置かれている状況だ。
「こりゃイチかゼロの戦いになるかもしれん・・・」と不吉な予言もせざるを得ない。それぐらい無視されているのだ。
それでもたゆまず手は動かす。
ルアーでのタチウオフィッシングはフォール中のバイトを如何に獲るかの釣り。
なのでベイトリールでないとフォールテンションを操れないから今回持ち込んだタックルは全てベイトタックル。
それに細いPEラインとフロロリーダー40lbを組み上げて使用するのだ。
だがこの数時間後にワラクシの貧乏性が仇となるw
貧乏性であり実際貧乏でもある
***
開始から既に3時間弱。周りはソコソコ釣っている様子なのに我等には一切アタリもない。
そんな駄目コンビだが少しでも(少なくとも私より)我等期待値を持つ部長がようやく口火を切ってくれた。
「わかり易いフォールバイトでした」とコメントした待望の1匹はおぉ中々のサイズではありませんか!
今時期のタチは基本太いけどやはり東京湾の子は格別じゃの!と指4本級の立派な1匹。
そして続けてもう1匹とようやく時合がきたのか?!
ファイトいいね~
おりゃ御土産確保!
だがそのムーブメントすらスルーしたワラクシ。沈黙したままであります。
まぁフォローするならこの沈黙の数時間でも様々なルアーを投入しており重さやカラーやはたまたアクションまで考えているのだが無視ゲーにも程があるw
だがしかしそんな無視ゲーもようやく終わりを告げる。
時は11時半。開始から4時間半を経過して普通ならメンタルグズグズでフテ寝している時間でもあるw
だがそんなゲシュタルト崩壊を防いだのが我が愛すべきルアーシーフラワー110g(ピンク)様だ。
これも廃盤商品でありわざわざオークションで拾い集めているルアーなのだが信頼度が高過ぎる・・・
っか依存症レベルで新しい商品を拒否するくらいでもありますw
とにかくここ一番で良い仕事をしたシーフラワーさん。フォール中のククッん!という確かな違和感を伝えてきたのであります。
※これはジグの仕事じゃなくラインの仕事なんだけどね
ようやく待望の1匹を釣り上げゼロの呪縛を破いた瞬間でした。
したら続けて持投でもバイト!!これも難なくキャッチと更に信頼度(依存度)が高まる高まるw
いつも良い仕事するよな
グッドサイズでしょ
部長も負けじとポツポツと釣り上げはじめお互い5だ6だまで追加したトコで事件発生!
***
「逃がした魚はデカい」
そんな昔からの格言そのもので私にきたバイトは釣ったどの手応えよりも強い。
アレレ根掛かりかな?と一瞬間違えるくらいの重量感だったがグングンと首を振るのだ!
あーヤバい。これは超デカタチウオかはたまた弩級のスレか、もしくは巨大エイかもw
そんな未曾有の危機感を持ってファイト開始したのだがなんとここでまさかまさかのラインブレイク!!
まぁここまでだったらリーダーをタチの鋭い歯で切られたって結構良くある話。実際部長は今回2度程リーダーを切られてました。
だがワラクシの場合は上記にある貧乏性云々に発する話で使いかけのPEラインを継ぎたして糸巻き量を増してあったのが裏目に出た。
つまりその結び目はタチウオ5本までは耐えたのだが推定巨大エイの力に負けてスッポ抜けたのでありました・・・ダサ
これは無念。そしてこの結果今回の大ヒットルアーでありましたシーフラワー殉職!!
その後の釣果はもう散々。皆が数を伸ばしてゆくのに私の兵隊は再びの無視ゲーに突入。
万策尽きる
そして冒頭にもありますがこの返し歌が生まれたのであります。
「ヒットルアーは亡くなるもんです」by毒魚
美味しくいただきましたけれどもw
そんな名言を船上で詠んだのは我が部長殿。おぉさすがに良い事を言うもんだ。
だが敢えてこの歌に返そう…
***
いつ以来かもワカラヌ久しぶりだがお互いノリは変わってなく挨拶も早々、集合も早々の朝4時である。
そんな星空残る未明の空を高速にのり一路トンキンは江東区の船宿吉野屋さんへ。
今回のお題はタチウオジギングである。
暖簾が江戸っ子だねぇ(意味不明)
平日なのに馬鹿大勢参戦
我等も同じか
現在タチウオはまずまずのシーズン中で近所の駿河湾沼津界隈でも釣れているのだがいかんせん細い様子。
それに対してトンキン湾のタチはとても太いので少々遠くてもルアーマンとしたらそちらをチョイスしたい。
だがいつもなら金沢八景の大田屋さんにお願いするのだが木曜定休なので初めて深川吉野屋さんにお願いしてみたのだ。
この半年くらいほぼほぼソロ釣行(特に船系は)なのでやはり連れがいると道中も楽しい。
その数年分の積もる話をしてればトンキンなんぞあっという間である。
ではいざまいろうか。
タワマンだらけじゃのう
ゲートブリッジ通過
前振りで金沢八景云々と書いたがそのトンキン湾のタチウオポイントは横須賀沖である。
つまり八景から出ればスグなのだが東京深川から出れば1時間のロングドライブ必須であり
ひいては往復2時間を考えれば実釣時間が止む無しと言えども逼迫されてしまうのであります。
たくさんおるよ
横須賀海軍イージス艦も普通にいる
ポイント到着8時沖上りが2時半だったので6時間チョイか?長い様で短い勝負の始まりであります。
我等が到着した頃には既に大船団が形成されておりその最後尾に並ぶようにバウを向ける。
ここの水深は60m弱。ボトムは砂か泥。特に根の感触はない。
そしてブレイクもなさそう(ドコ行っても水深が同じだから)なのでなぜタチウオがここに居るかは理解出来ない。
でも居るのは事実なんだろう。目の前のエサ船はバンバン釣っているのだから。
我等も負けじとジグを投入してゆく。
因みにこの日は若潮。干潮7時満潮13時。そして風はなく潮もゼムゼム効いてないややまったりな状況。
そしてアングラーは全部で10名程度。我等の釣座は左舷のオオトモとその横を広く使用。
船長指示のジグウェイトは120g前後。だが潮も流れてなく実質60gでもゼムゼム問題なくボトムはとれる。
なぜなのか?と疑問を抱えつつもとりあえず指示には従ってみよう。
スタートからポツポツと誰かが釣っている様子でジグを魚ごと船上デッキに落とすゴツッ!て音が聞こえる。
見える範囲はそう広くないのだが右舷オオトモと左舷先頭が良くロッドを曲げているのを見かける。
遠目に見てるとジグはピンクや紫の単色でその両方ともメタリックな輝きがある。ホホウそうゆうルアーなんだなと。
っと感心したところで私はそんなカラー全く持っていないんだなw
大体にして青物用の細長いジグばかり。タチ用に少しずんぐりしたフォルムは皆無である。
この辺の準備不足っうか準備する気がないってトコが私のアングラーとしての限界でもありますw
さてそんな駄目駄目なワラクシはともかく実は部長もスロースタート。
彼のジグケースをみると随分タチウオ対策を講じている様でアシストフック等もそれ専用のが幾つもある。
もちろんカラーリングも流行りを押さえてありやってくれそうな雰囲気は十分あるのだが何故だかバイトがない。
あいかわらず周りはポツポツと釣っており我等だけが完全に蚊帳の外に置かれている状況だ。
「こりゃイチかゼロの戦いになるかもしれん・・・」と不吉な予言もせざるを得ない。それぐらい無視されているのだ。
それでもたゆまず手は動かす。
ルアーでのタチウオフィッシングはフォール中のバイトを如何に獲るかの釣り。
なのでベイトリールでないとフォールテンションを操れないから今回持ち込んだタックルは全てベイトタックル。
それに細いPEラインとフロロリーダー40lbを組み上げて使用するのだ。
だがこの数時間後にワラクシの貧乏性が仇となるw
貧乏性であり実際貧乏でもある
***
開始から既に3時間弱。周りはソコソコ釣っている様子なのに我等には一切アタリもない。
そんな駄目コンビだが少しでも(少なくとも私より)我等期待値を持つ部長がようやく口火を切ってくれた。
「わかり易いフォールバイトでした」とコメントした待望の1匹はおぉ中々のサイズではありませんか!
今時期のタチは基本太いけどやはり東京湾の子は格別じゃの!と指4本級の立派な1匹。
そして続けてもう1匹とようやく時合がきたのか?!
ファイトいいね~
おりゃ御土産確保!
だがそのムーブメントすらスルーしたワラクシ。沈黙したままであります。
まぁフォローするならこの沈黙の数時間でも様々なルアーを投入しており重さやカラーやはたまたアクションまで考えているのだが無視ゲーにも程があるw
だがしかしそんな無視ゲーもようやく終わりを告げる。
時は11時半。開始から4時間半を経過して普通ならメンタルグズグズでフテ寝している時間でもあるw
だがそんなゲシュタルト崩壊を防いだのが我が愛すべきルアーシーフラワー110g(ピンク)様だ。
これも廃盤商品でありわざわざオークションで拾い集めているルアーなのだが信頼度が高過ぎる・・・
っか依存症レベルで新しい商品を拒否するくらいでもありますw
とにかくここ一番で良い仕事をしたシーフラワーさん。フォール中のククッん!という確かな違和感を伝えてきたのであります。
※これはジグの仕事じゃなくラインの仕事なんだけどね
ようやく待望の1匹を釣り上げゼロの呪縛を破いた瞬間でした。
したら続けて持投でもバイト!!これも難なくキャッチと更に信頼度(依存度)が高まる高まるw
いつも良い仕事するよな
グッドサイズでしょ
部長も負けじとポツポツと釣り上げはじめお互い5だ6だまで追加したトコで事件発生!
***
「逃がした魚はデカい」
そんな昔からの格言そのもので私にきたバイトは釣ったどの手応えよりも強い。
アレレ根掛かりかな?と一瞬間違えるくらいの重量感だったがグングンと首を振るのだ!
あーヤバい。これは超デカタチウオかはたまた弩級のスレか、もしくは巨大エイかもw
そんな未曾有の危機感を持ってファイト開始したのだがなんとここでまさかまさかのラインブレイク!!
まぁここまでだったらリーダーをタチの鋭い歯で切られたって結構良くある話。実際部長は今回2度程リーダーを切られてました。
だがワラクシの場合は上記にある貧乏性云々に発する話で使いかけのPEラインを継ぎたして糸巻き量を増してあったのが裏目に出た。
つまりその結び目はタチウオ5本までは耐えたのだが推定巨大エイの力に負けてスッポ抜けたのでありました・・・ダサ
これは無念。そしてこの結果今回の大ヒットルアーでありましたシーフラワー殉職!!
その後の釣果はもう散々。皆が数を伸ばしてゆくのに私の兵隊は再びの無視ゲーに突入。
万策尽きる
そして冒頭にもありますがこの返し歌が生まれたのであります。
「ヒットルアーは亡くなるもんです」by毒魚
美味しくいただきましたけれどもw