鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

春一番の向こう側、悠かに広がる ワタシの「横須賀ストーリー」

2016-02-16 18:01:34 | 日記


今から2日前の2月14日 日曜日、朝から豪雨と大地を揺らすほどの強い南風…。それにつけても大粒の雨と「春一番」となった南風の「併せ技」の威力はすさまじく、我が家のガス給湯器もその内部回路がびっしり濡れて、夜遅くまでお湯が使えないアクシデントとなる始末に。

そのような荒天の朝、愛車メガーヌを駆って横須賀へ。

海沿いの国道134号は波しぶき交じりの雨が吹きまくり、傍らの相模湾には背丈以上の波頭が幾重にも…。フロントガラスにも大粒の雨は容赦なく弾け散り、かなりスリリングなドライビングを強いられます。思わず、かつてルノーが標榜していた「退屈へのレジスタンス」というコピーがアタマの中をよぎります。

春の嵐の中、出向いた先はワタシがいろいろな面でお世話になっている 茶道裏千家淡交会横須賀支部・平成28年合同総会。

裏千家各支部には、支部、青年部、学校茶道連絡協議会の三部会が設けられているようです。さらに横須賀支部では約8年前に「茶道の枠を超えて幅広い文化活動を…」との意向の元、「悠なぎの会」という部会が設立されました。この「悠なぎの会」約20名の発起人は横須賀の大学や各種博物館、記念館、防衛大学校をはじめとする各施設からそうそうたる方々が名を連ねています。そして、知り合いつながりで、なぜかワタシも発起人の一人として末席のほうにそっと名前を加えさせてもらっています。そのようなこともあり、毎年2月の合同総会には、「慶んで!」参加させてもらっています。

横須賀の地ということで、裏千家淡交会横須賀支部の活動においても、この方抜きには何事も前に進みません!?。ワタシが所属する「悠なぎの会」の参与です…。

これまで小泉元総理にはこの横須賀「合同総会」をはじめ何度か間近でお会いしていますが、その「存在感」と「オーラ」は段違いで、まさに「永久に不滅 」の感があります。

そして、昨年2月の「合同総会」の際には、この人が…。

通常、このような場において席を埋める方々は来賓の挨拶に熱心に耳を傾けることはあまりありません。しかしながら、血筋、ルックス、話の内容、間合い…まさに「いいね」がいっぱいの進次郎氏を前に、裏千家横須賀支部のご婦人方一同うっとり見入っていましたっけ。

毎年、この合同総会の後には午後から講師を招いての講演会が行なわれます。今年の講演会は童門冬二氏を招いて「信長と利休」のテーマでの講演。ぜひとも聴きたいところだったのですが、予定があったため、後ろ髪を引かれながら家路へ…。

雨の中、再び愛車メガーヌを駆って帰宅後、合同総会会場で渡された「包み」を紐解くと 「京樽」のお弁当とともに、お茶はやっぱり?「お~い お茶」。そして「今日はバレンタインですから、殿方には特別に…」ということで、「メリーチョコレート」がそっと添えられていました。

「茶道にもバレンタインはあるんだ!?」と思いながら、「やっぱり、チョコは嬉しいね…」。

そして、遅ればせながら…。日頃、ちっともモテないワタシの身を案じてか 知り合いの女性数名の方々から心のこもったチョコレートやビールをいただきましたこと、ここにお礼申しあげます。

蛇足ながら、ウチの同居人さんのアタマの中には「バレンタイン」の6文字は存在しなかったようです。ワタシが同居人さんから「バレンタイン」してもらうためには、昨年までの例にならって「Meijiの100円の板チョコが欲しいなぁ…」とお願いするしかないようです。来年は趣向を変えて「Morinagaの100円」とネダッてみます…。

2日遅れながらチョコをめぐってあれこれと思い凝らしているうちに、ふと気がつくとご近所の梅の木も六、七分咲きというところまで花開いています。

まだまだ寒い日が続くとはいうものの、季節は確実に 三寒四温 の趣きに移ろいつつあります。

茶の心 如月潤む チョコと梅…



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 嬉し、恥ずかし「還暦イブ」... | トップ | 恥かしながら、このたび 日曜... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事