鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

紫陽花咲き乱れまだ来ぬ梅雨を前に、便利な世の中を満喫しながら思うこと あれこれ…

2024-06-16 18:20:01 | 日記
6月も半ばを迎え、「梅雨真っ只中」かと思いきや、ジトジトした雨模様の日はほとんどありません。そして東京都心やその近郊ではほぼ毎日スコールのような雨風に見舞われ、ここ数年来の急激な温暖化に合わせて梅雨の様子も南国仕様になってきたのかなと感じざるを得ません…。

日々、朝から夕刻までほぼ一日中 工房でゴソゴソ動いていることが多いのですが、この紫陽花の時期には北鎌倉の明月院通りにある「鎌倉いとこ6月期間限定店舗」さんに鎌倉スパイスの補充納品に


そしてこの日は平塚の工具店に陶芸治具を買い求めるべく、海沿いの道をひたすら西へ

薄曇りで富士山は望めませんでしたが、江ノ島近くまで来るとほんの少しだけリゾート気分。

帰りは海沿いの国道の渋滞を避けて、鎌倉山を抜ける道…。杜に抱かれたカフェに立ち寄りたいところなのですが、グッとこらえてお店の入口を横目で見ながら

気分はすっかりティータイム!?

忙しい日々の中にあっても、ほんの少しだけでも杜の緑や海辺の景色をながめながらクルマを駆るだけで手軽に満足してしまう私…。ホントにリーズナブルです。

そしてお手軽に、リーズナブルにといえば、待ちにまっていた「EAURO 2024」が日本時間14日の金曜日早朝からドイツで始まりました。というか、始まってしまいました。日本語にすると「サッカー欧州選手権 2024年大会」ということになるのでしょうか。かのサッカー・ワールドカップのヨーロッパ版になるのだと思うのですが、これから1か月にわたってヨーロッパの代表各国が繰り広げる熱戦にくぎ付けになってしまいます。時差があるので、ほとほと困ります…


大会2日目にはグループAの緒戦で私が大好きなクロアチアがスペインと対戦。接戦必至とおもいきや、スペインに軽くひねられて、この先の雲行きはどうなることやら…。

工房でもサッカーの話題に及び、オンデマンド「見逃し配信」でクロアチア戦を視聴しながら、一同「便利な世の中になったものですね」…

このクロアチアやフランス、イタリア、ドイツ、スペイン…、欧州列強が競い合う「EAURO」はさながらサッカーの名を借りた西洋の覇権争いのようです。そしてこの大会が終わるとすぐ、フランスのパリでオリンピックが開幕します。

さらに今この時、フランスのパリから南西に約200キロの地にあるサルト・サーキットでは「ル・マン24時間耐久レース」が行われています。ほんの少し前に自動車生産の元となる「型式認定」で問題が発覚したトヨタのレースカーのオンボード映像をリビングのPCで時折ちらりと観ると

ゼッケン⑧のトヨタ車が現地明け方間近の土砂降りの雨の中で走行する様子が配信中。もちろん、工房のPCでもル・マンのドライビングシートからの映像を堪能出来ます。これまた一同、「便利な世の中になったものですね…」

そして工房では陶芸教室&カフェの合間に、ヨーロッパから大西洋をまたいでアメリカ大陸西海岸ロサンゼルスに舞台を移してドジャース の試合も観戦。あらら、ドジャース先発の山本投手がアクシデントで早々にマウンドを降りてしまいました…。

工房に居合わせた皆さんは一様に「どうしたの…?」。と同時にメジャー・リーグの試合はドジャースをメインにほぼ毎日のようにBSテレビで放映されているので、さすがに「便利な世の中になった」とは言いません。

されど今から40年ほど前にメジャー・リーグの雑誌も制作していたわが身としてふり返ってみると、当時のメジャー・リーグはよほどのコアな野球ファンだけが関心を寄せているきわめて限られた世界。野茂投手もまだドジャースに入団する前で、メジャー・リーグのテレビ中継はオールスターゲームくらいという状況でした。ゆえにワタシはメジャー・リーグのテ レビ中継を観るたびに「便利な世の中になったものだ」と感激のため息をもらすことが常でもあります。

SNSツールをはじめさまざまな技術革新によって、気軽に、リーズナブルに、便利な世の中になった一方、かのコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻、そして日本国内のメロメロな政治情勢が続く状況となっています。っそれゆえか、陶芸教室にかよって来てくれる若い会員さんから、作陶しながら歴史や政治、経済に関する質問を受ける機会がとても増えてきています。

明日を担う若い陶芸教室会員さん達がいだく歴史や政治への疑問、質問に適切に応えられるように、ワタシも「学びの時」はSNSツールが常に寄り添ってくれています。つくづく、手軽に、リーズナブルに、そして便利な世の中になりました…。

週末の陶芸教室も終わり、窓の外は梅雨前の青い空


一年前はまだ小さかった金魚もすっかり大きくなり

その成長する姿を見てきた陶芸教室の会員さん中には、金魚を飼い始める人も現れてきました。

テラスの窓の向こうの紫陽花も、いつの間にか白から青へと装いを変えています。


さて本日、日曜の夜はル・マン24時間のゴールとEUROの熱戦に目が離せません。つくづく、お手軽に、リーズナブルに、そして便利な世の中になったものです…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紫陽花の季節到来、明月院ブ... | トップ | 鎌倉の街は紫陽花の時を経て... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事