鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

祝 駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典! 駒沢の街の風に吹かれて…

2024-08-31 10:14:42 | 日記

 

日本の南海上をノロノロと迷走していた台風10号は現在も全国各地で大雨を降らせてさまざまな被害をもたらせています。そして、日常生活やビジネス、レジャーその他、各方面においても多大な影響が生じています。そして思い起こせば私もこの台風10号には少なからず翻弄されました…。

私は陶芸を生業としていますが、母校・駒澤大学の知り合いの勧めもあって「駒澤不動産紫門会」の会員となっています。同会は駒澤大学で学んだ後に不動産会社や銀行等の不動産関連業に従事する卒業生諸氏が集って情報収集やさまざまな研鑽を磨く組織です。東京6大学や東都大学をはじめ各大学にも同様の組織があり、各大学の不動産会が一堂のもとにまとまって「大学不動産連盟」という組織を構成しています。この「大学不動産連盟」に「駒澤不動産紫門会」が加盟して以来、今年で10年を迎えました。

そして、今から数日前の28日の水曜日に「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」が開催されることになっていたのですが…。折からの迷走台風による荒天が予想されて「はたして記念式典は予定どおり開催されるのか…」と、気を揉む日々が続きました…。結果、当日は奇跡的に晴れわたり、めでたく記念式典へ。 午後4時半開幕の式典を前に、ひさしぶりに母校周辺を巡ってみました。これまで母校正門に面する駒沢公園通りは愛車メガーヌで何度も走行していましたが、あらためて正門前に立つのは数十年ぶり。

キャンパス奥に進む道の右側には、在学時には無かった学舎が何棟も建っていました。ちょっとした「浦島太郎」気分です…。

 

正門脇にあった日本そば屋さんはなんと、スタバになっていました。学生時代、地理や歴史の研究室では、この地にあったおそば屋さんからたびたびカレーライスとおそばの出前を取って、空腹を満たしていました。懐かしい…。

 コンパクトなスタバはウッディなテイストで、駒沢公園周辺の雰囲気にマッチしています。

 

駒沢公園通りを等々力方面に向かい、ほどなく駒沢公園へ。通りから公園の奥に向かうメインストリートのすぐ左側にはこれまたウッディなカフェが。

 

今から50年近く前の大学生当時、この駒沢公園は大学のキャンパスの一部のような感じで、散歩したりキャッチボールしたり、ビール片手にワイワイ騒いだり、とても楽しいスペースでした。 公園から見える白い建物は大学の図書館。

思い起こすと、この図書館から本を借りた記憶が全くありません。不勉強だったのか、必要な書籍が揃っていなかったのか、どちらでしょうか…

 

在校時とはすっかり変わって、ブティックやカフェが並ぶオサレな街に様変わりした駒沢界隈の横道を東に入ると いきなり「かっぱ」が現れました…。

どうやら、地元の人が集う飲食とお酒のお店のようです。

 

さらに奥に進むと、駒沢球場。

現在の球界のご意見番・張本勲さんが昭和30年代前半に大阪の浪商から東映フライヤーズに入団し、本拠地としてプレーした球場です。現在も高校野球夏の都大会の球場として使われています。久しぶりに見る駒沢球場は往時のコンクリ―トむき出しの外壁から白くすっきりした外観に。

 

公園通りに戻ってさらに等々力方面に向かうとそこにはロイヤルホスト

このお店は大学生当時からあったので、かれこれ50年近く前から現在までこの公園通りの変化を見守り続けてきていることになるみたいです。

 

そして、このロイヤルホストの向かいにある駒澤大学深沢キャンパスで開催される「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」へ。

 

 

もともとこのスペースには「三越エレガンス」という名前の三越の出店的存在の店舗がありました。現在、「三越エレガンス」だった建物は、会合その他の多目的スペースに姿を変えています。 

 

「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」は、式典実行委員会の神山優一委員長の開会の言葉から始まり、不動産紫門会・面高裕一郎会長が登壇し

同会を設立した前会長・故永嶋康雄氏の思い出や大学不動産連盟加盟10年間の歩み、これからの活動指針等をとつとつと語ってくれました。おりしもこの日は初代会長・永嶋康雄氏の三回忌の日でもありました。そのようなこともあり、日頃 元気な声で会員を鼓舞する面高会長の控えめな語り口が妙に心に沁みました…。

 

さらに駒澤大学同窓会・大石孝会長の挨拶を経て、大学不動産連盟加盟各校、各地域会からの来賓諸氏の紹介と続き、駒沢大学野球OB会・中畑清会長がビデオレター形式による挨拶と応援のメッセージ。

毎週日曜日の朝8時・TBSテレビ「サンデーモーニング」でのスポーツコーナーで語っていただいている際のユーモアあふれる記念挨拶はまさに「清トーク」全開です!

 

続いては、駒大野球部と西武ライオンズの全盛期時代に活躍した森繁和氏と石毛宏典氏の記念公演。

森氏と2学年下の石毛氏はともにドラフト指名を受けたロッテに対し「本拠地を確立せずに川崎や仙台を渡り歩くジプシー球団はいや」と拒否したという裏話や、大谷翔平選手の素晴らしさ、その他 野球の将来へ向けての想いを語り続ける熱い姿が印象的でした。

 

記念式典のお開き後、深沢キャンパス内の大ホールに場所を変えて懇親会へ。

 

 

記念式典と懇親会の司会進行はテレビ朝日の藤井暁さんと、元山梨放送アナウンサーで現在はフリーで活動している加藤響子さん。

ともに駒澤大学卒であることは言うまでもありません。 

 

懇親会は当然のごとく、大盛況。

 

面高会長はユニフォームに身を包み、息子さんと友人で結成したお笑いコンビ「香呑(かのん)」を従えて、余興の場を盛り上げてくれます。

中央の赤い衣装をまとった青年が、面高会長の息子さん。みんな、声大きい…!です。

 

創設10周年記念式典と懇親会の時間、ともにお相手していただいたのは、野球部重鎮の深澤康治さん。

昭和40年代後半に太田誠監督が就任した時に入学して野球部の歴史を監督とともに築いてきた大先輩です。中畑清氏と同期で「キヨシ」と親しげに言葉をかわしています。

 

野球部全盛期を支えた森繁和さん(右)、石毛宏典さん(左)とともに記念の一枚。

かつて野球記者だった当時はプロ野球選手と同じ場にいるのは当たり前のことでしたが、今、時を経て再び往年の名選手と肩と肩が触れる時をすごすとは、なんとも不思議な感覚です。

 

記念式典と懇親会を経て、自由が丘で二次会をたっぷり楽しみ、神奈川の自宅に帰宅した時はなんと日付変更線間際…。

5月に高校のクラス会、そしてこのたびは大学同窓の集いをとおして、あらためて自らのたどってきた道の思い出が、ひたひたとよみがえってきました。時はまもなく 長月・9月。この秋、心に残る楽しいひとときがやって来ますように…

 

 

 

 

 

 

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