鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

七夕の夜に思う、「コロナの先か、コロナの今か?」。

2020-07-07 21:30:40 | 日記
かのコロナにすっかり気をとられている間うちにアッという間に6月が過ぎ、本日は七夕を迎えていました。七夕を数日後に控えたある日、今年も梅雨の晴れ間をぬってワタシがかよっていた東京・下町の高校時代からの女友達が、勤務している職場にやって来る子供たちのために我が家に七夕の竹ならぬ「竹取物語」しに来ました。

いつもは「では、記念写真を…」とカメラを向けるとニッコリ笑顔で応えてくれるのですが、今年に限ってはコロナ禍にあって自慢の笑顔も自粛の気配?…。ともあれ、今年もわが家の庭の竹の木が少なからずお役に立って、心おきなく夏を迎えられます。

それにつけても、コロナの影響は至るところに及んでいます。たとえば例年ならば6月も中旬を迎えると市内の小町通りには七夕飾りがしつらえられて、南風にそよそよとたなびきながら夏を心待ちしている風情に溢れていました。

この写真は2年前の6月の早朝のワンカットなのですが、ほとんど人影が無い中、居合わせた人とともに「まもなく夏本番…」と語り合ったことが昨日のことのように思い出されます。あの頃、こんなコロナが来るとは想像だにしませんでした。今年はこの七夕飾りも自粛…。

そして、毎年6月30日に鶴岡八幡宮で執り行われる大祓式もいわゆる「3密」を避けるために中止となり、大祓式の後に直接授与される「 おはらひさん」も後日郵送という極めて異例の流れとなってしまいました。

はたして、6月30日から3日後に我が家に届いた「おはらひさん」。

送り先ラベルや「こわれもの」シールがべたべた貼られて、「いやはや何とも、有難みが少々減じるような」との思いも…。

それでも、陶芸教室の会員さんに見守られながら、赤い御幣の冬仕様から水色の夏仕様に模様替え。


7月から大晦日までの半年間、家内安全と招福を願いつつ、玄関先からそっとお守りいただくこととなります。


それにつけてもこのコロナ禍の中にあって、ワタシに限らず多くの人達がこれまで歩んできた道をふり返り、そして新しい生き方の「解」を求めて彷徨している側面もあるように思います。コロナの影響もあってか、国内の政治経済も行く先がはっきりせず、世界に目を向けるとヨレヨレのアメリカ、そして香港の状況も大いに気になります。

おりしも九州をはじめ西日本、そして東海地方まで広く豪雨と水害の被害が出ています。昨朝、当地もかの豪雨の影響か、激しい雨に見舞われて愛車メガーヌのルーフにも大粒の雨が降り注いで白波のように弾け跳んでいました。

テレビやラジオを通しての情報からも、彼の地に住む友人知人の状況が気になります。

ああ、さまざまな思いをいだきながら、七夕の夜は更けて…。
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