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鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

佐助 de アート。陶芸教室を主宰して感じる「出会いの喜び」・・。

2011-11-12 20:07:45 | 陶芸
まずは本日もはずかしながら、個展のインフォメーションから・・。


本日は土曜日ということもあり、街中が鎌倉散策に訪れる方々で賑わっていた、みたいです・・。工房の窓から見える約20メートル先の細い道を銭洗弁天方面へ向かう人の流れが途切れることがありませんでした。このような時には、駅周辺や小町通り、八幡宮周辺はいつも以上に人、人、人というケースが多いということが感覚的にわかってきました。

私の工房も陶芸教室にお越しの方々が午前中から夕方までひきを切らず、、忙しいながらも楽しい時間をご一緒させていただきました。ありがたいことです。

陶芸教室午後の部、一番目の生徒さんはこのお二人。写真左・白っぽいセーター姿のお嬢さんはほぼとなり街の葉山から、そして右のお嬢さんは東京は代々木上原のほうからのお越しです。


ウチの陶芸教室の場合、鎌倉や周辺の逗子、葉山、藤沢、横須賀、横浜はもとより、東京の世田谷、渋谷、目黒、大田、品川各区周辺からお越しの方々も多いようです。JR新宿湘南ラインでスーッと来られることに由来しているのでしょうか。

さてさてこのお二人、かねてより制作していた作品が本日、焼き上がりました。

まずは葉山のお嬢さんの作品から。

一緒に撮ったフォークとナイフからもわかるように、長辺は約35センチほどもあるとても「大作」の楕円大皿です。このお皿と対面した時、作者たる葉山のお嬢さんは思わず「うわー、すごーい。こんなにきれいに・・」と感激してくれたようでした。

私の定番中の定番・豆皿の白い「豆の核」をアクセントとして採り入れてしてくれたことも、私としては「ボク、うれしい!」という感じです。

葉山のお嬢さんのもうひとつの作品。

高さ10センチ弱の小鉢ですが、小ぶりの抹茶碗としても使える作品に仕上がりました。うわぐすりを決める際に「表面全体にうわぐすりをかけるのではなく、うわぐすりと生地の境目をグラディエーションにしたいのですが・・」とのご希望がありました。

うわぐすりでグラディエーションに仕上げるのは私自身としても過去に経験がなく、「うーん、できるかなぁ・・」と思ったのですが、面白そうなので「上手くいくかどうか、わからないよ」とお断わりした上でうわぐすりを掛けてみて、祈るような気持ちで窯焼きしてみました。その結果、なんとなくそれなりに・・。葉山のお嬢さんも「いい感じ・・」となりました、ホッ。

そして、代々木上原のお嬢さんの作品。

なんとも、渋い。とても20代前半のお嬢さんの作品とは思えません。茶色の粘土に、「織部」といううわぐすりの組み合わせです。「織部」は本来、鮮やかな深緑に発色するのですが、組み合わせる粘土、焼き上げる窯の中のどこに置くか等のさまざまな条件によって、深緑になったりこげ茶色になったり、じつに奥が深いうわぐすりです。

ゆえに「織部」とはその奥の深さゆえに、普段のライフスタイルにおいてあまり奥行きのない私にとってはかなりの難敵でもあります・・!? 「織部」、こわいです。

それにしてもこの作品もかなりいい仕上がりのように思えます。いかがでしょうか・・。

ちなみにこのお二人、今年の春先頃にウチの「体験陶芸コース」にて、たまたま一緒に陶芸の時間を「共有」していただきました。それが縁で親しくなり、その後はご一緒にウチの教室に通ってきてくれています。このような「出会い」こそが、ある意味において陶芸教室を主宰していく上での喜びでもあります。

「葉山さん」、「上原さん」、これからもよろしくお願いします。













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佐助の杜で二度目の個展、開催いたします

2011-11-07 18:31:16 | 陶芸
ここ数年来、夏の終わりから秋の季節にかけて、横須賀、横浜にて個展を開催してきました。昨年10月には、ここ佐助の自宅工房「佐助Room114」においては初めての個展を開くことができました。特に昨年の個展の際には予想以上の方々がお越しいただき、ここにあらためてお礼申しあげます。

10月30日にアップした当ブログにおいても今年の個展に関して少々触れましたが、詳細は次のとおりです。


今回の個展に向けての新作、そして定番アイテムをまじえて私の「和洋器」のカタチを展観したいと思っています。

例年、11月下旬の鎌倉は紅葉の季節でもあります。鎌倉散策がてら、お知り合いの方々ともどもお気軽にお越しいただければと思っています。

よろしくお願いいたします。



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小泉元総理と進次郎氏、私とコラボ?です・・

2011-09-12 08:30:53 | 陶芸
まずは、お茶の世界での「呈茶」の際に使う二客の抹茶碗の写真から・・。ちなみに「呈茶」とは実用日本語表現辞典によると、「茶を呈すること。客人にもてなしの茶を差し上げること」とのこと、だそうです。さらに私のきわめて浅い認識において「呈茶」とは、「かしこまった茶室ではなく、立礼席でいただくお茶。されど、凛とした心持を忘れずに・・」といったところでしょうか。

記銘:小泉純一郎元総理 茶碗制作:私です・・


記銘:小泉進次郎代議士 茶碗制作:私です・・


この二作は今年の春に私がろくろにて制作、その後、小泉元総理と進次郎氏が記銘した後にこの8月半ばに焼き上がり、9月初旬に茶道裏千家横須賀支部・ゆうなぎの会にお納めしました。この二作を私の工房にてお預かりさせていただいた間、陶芸教室の生徒さんや体験陶芸に訪れた方々に紹介すると一様に「うわ、すごい」、「ここで書いたの?」、「さわってもいいですか?」、「小泉さんの円相、枯れてていい感じ」、「進次郎さん、書が上手!」・・、それはもう、大変な反応でした。

で、続いてこの二作を見た方々は「小泉さんとはどのようなご関係で?」となります、当然の疑問です。残念ながら、私と小泉さんとの間にはドラマチックなお付き合いはありません。ただし、私の作品に記銘いただいた陰にはさまざまな方々とのご縁がありました。

今からちょうど5年前の平成18年9月、書家の山本翠章氏と横須賀にてコラボ展を開催した際に、山本氏の友人で地元横須賀の神奈川県議会議員・牧島功先生と茶道裏千家横須賀支部・村瀬宗園幹事長(当時)と出会いました。その後、村瀬さん、牧島先生らのご尽力により、裏千家横須賀支部に新たに茶道を基に横須賀を興す願いをこめた「ゆうなぎの会」が発足。私も「ゆうなぎの会」誕生当初よりお仲間に加えていただいき、さまざまな催しに参加させてもらっています。

そして今年、かの大震災により「ゆうなぎの会」がかかわる「茶会」は変更につぐ変更の末、9月11日・横須賀での「観月茶会」に決定。私も村瀬さんからかねてより「茶会の際に呈茶で使用する数茶碗30客、制作お願い」。「数茶碗にはゆうなぎの会のお歴々に記銘していただたく予定なので準備お願いします」とのオーダーをいただいていましたので、制作により一層拍車がかかりました。

さらにさらに・・。村瀬さんは私より一回り以上お歳上のご婦人ですが、あくまでも前向き。そして常にみんなが喜ぶことを第一にお考えです。「せっかくのハレの会ですから」ということで、地元・横須賀で古くからお付き合いのある元総理のもとへ茶碗への記銘のお願いをしてこのたびの抹茶碗二客誕生となった次第です。

「観月茶会」となった一昨日。私は朝から陶芸教室、落語鑑賞を経て、「茶会」の時刻は打ち合わせと重なり、お茶碗のお披露目には居合わせることができませんでした。

小泉元総理と進次郎氏の記銘入りの抹茶碗は、私にとってはまさに「家宝」ものです。村瀬さんは「皆さんに喜んでいただくために、総理と進次郎さんが記したお茶碗もお手前にお使いしたいと思います」と言っていましたが・・。常日頃、「焼き物は使ってこそ生きる」と言っている私ですが、今回、元総理と進次郎氏記銘の二作だけは「大事に飾っておいてほしい」ような、「使ってほしい」ような、複雑な気持ちです。

もう、ウチの工房にてこのような「親子」の姿は見られません。ちょっとさびしい・・。


うーん、この二客。私も欲しい・・。














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「往く夏」の午後の白化粧

2011-09-08 21:58:43 | 陶芸
今日も鎌倉地方は朝から晴天でした。日差しは強いのですが時折、秋の爽やかな風が木々の緑の葉を揺らしています。大好きな夏の終わり・・。毎年、この季節が来るたびにホッとする気持ちとともに、「往く夏」に思いをはせてなんだかとっても物悲しい気分になる今日この頃、でもあります。

さてさて、本日は先月の「鎌倉佐助のさんぽ市」の際に絵付け体験をしていただいた皆様がたの作品にうわぐすりを掛けて本焼きを開始しました。うわぐすりを掛ける作品をテーブルに揃えて、いざ、格闘開始です。時刻は正午を少し越えた頃でした。


当初の予定では今頃は絵付け体験作品の第一団が焼き上がっている予定でした。しかしながら、まことに恐縮ですがこの夏の各方面からの想定外の「お引きたて」の結果、少々予定が遅れてしまっています。絵付け体験の皆様がた、すみませんがもう少々お待ちくださいませ。


今回のうわぐすり掛けはコンプレッサーを使用して行ないました。この写真のように、スプレーガンの円筒状のポットにうわぐすりを注ぎ、右手の人さし指でスプレーガンのコックを引きます。子供の頃にさんざん遊んだ、ピストルを発射する時の要領です。右手人さし指でコックを引いている間はスプレーガンの先からうわぐすりがスプレー状となって作品に降りそそぎます。

晩夏の日差しにさらされながら、激闘約4時間。お皿にうわぐすりを掛ける作業が終了し、うわぐすりが掛かったお皿はみんな、白くまばゆく光輝いています。日差しはだいぶ傾いて、工房の奥まで夕日が入り込んでいます。


うわぐすりを掛ける作業の合間にふと裏庭の竹が目に入りました。緑色の竹の向こうの青い空には秋のスジ雲が・・。


午後6時に窯焚きを始め、午後11時現在、窯の温度は507度。この先、明日の昼頃まで、ひたすら焼成温度1240度を目指して熱い戦いが続きます。

でも、今夜一番熱かったのは、「なでしこ」?。 いやはや、良かった。ホッとした・・。



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明日から「よりそう、器と食と。展」開催

2011-09-06 20:33:36 | 陶芸
明日9月7日から10月3日まで、静岡県掛川市の丸山製茶株式会社さんの直営店「茶菓 きみくら」にて、旧知のフードコーディネートユニット・スタジオ カルティベイトさんとともに「よりそう、器と食と。展」というコラボ企画展が開催されます。これまでにも当ブログにて、陶芸の窯でフォカッチョを焼いたり、写真家・高岡雅之氏による撮影シーンをご紹介いたしましたところの、あの企画展です。

昨日、「茶菓 きみくら」さんでの展観へ向けての搬入に行ってきました。メンバーは、カルティベイトの相原幸雄さん、私のアシスタントさん、そして器の制作担当者兼作品運搬担当「クロネコ・チー坊便」ドライバーの私の総勢3名です。

正午過ぎに鎌倉を出発。東名厚木インターから進路は西へ、途中で台風12号の余波の雨に見舞われながらも実走約3時間弱で掛川の「茶菓 きみくら」さんに到着。家を出発するときに助手席のアシスタントさんに「途中の景色をしっかりとカメラに収めてね」と遠慮がちに所望していたのですが、シャッターチャンスはほぼ皆無。車中では高中正義さんや山下達郎さんの音楽が流れ、3人それぞれの「思い出のMY MUJIC SCENE」を語りながらのとても穏やかーなドライブでした。

搬入という大仕事でなければ、このまま愛車メガーヌ・ツーリングワゴンを駆って「そうだ京都、行こう」? という訳にはいきません・・。

掛川インターを下りて、ほどなく「茶菓 きみくら」さんに到着。「お茶」のイメージとジャストフィットな造りの建物です。駐車場にこっそりとウチのメガーヌ。


店内1階には丸山製茶さんのお茶やお菓子が選びやすく並んでいます。ガラスの向こうのお庭も見事です。


企画展会場となる2階の茶寮にてしばし休憩。アシスタントさんがチョイスしたのは、カルティベイトのスタッフ・藤本洋子さんがレシピ開発した「黒蜜きなこパフェ」。あらら、写真が後ピンでした。カメラのレンズもお庭にうっとりしてしまったのかも・・。


お店の閉店後、午後6時頃から搬入開始。バタバタと作品の開梱作業が始まり、フロアには私の作品がじわじわと「増殖」し始めています。


熱闘約2時間。相原さん、アシスタントさんと「あーでもない、こーでもない」と思考錯誤を繰り返した末に・・。

会場全体のトーンとして、端正なイメージのディスプレイとなりました。カルティベイトさんがプロデュースしたお菓子とともに「よりそう」この四角い作品はこの秋の私の新作です。

搬入作業の〆は「茶菓 きみくら」スタッフの杉本さんに作品解説。



搬入作業終了後、杉本さん、カルティベイト・相原さん(写真右)とともに記念写真をパチリ。


丸山製茶さま、そして杉本さん、これから10月3日までよろしくお願いいたします。相原さん、今回の展観のコーディネート・ならびに会場設営ありがとうございました。

そしてこのブログをご覧いただいた皆さま、機会がございましたら「茶菓 きみくら」さんでの今回の企画展へお越しくださいませ。

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陶芸教室のお嬢さん「キラリ」と光ってます!

2011-09-03 18:59:02 | 陶芸
昨日、一昨日と珍しく2日間ほど、陶芸教室へお越しになる方がありませんでした。そのため、来たる9月7日からの「茶菓きみくら」さんでの企画展の準備はいくらか進みました。しかし、やはり陶芸教室で多くの「生徒さん」に会えないのでは、自らの「腕」と「しゃべり」が衰えます・・。

というわけで、本日は2日ぶりのお教室!
生徒さんは、20代半ばの生まれも育ちも鎌倉のお嬢さんです。

このお嬢さんはウチの教室の一般コースの月2回コースを受講され、これまでに何点も作品を作ってきています。先週の受講の際に直径30センチ超の大皿を制作し、本日は削りの作業です。

通常、ウチの教室では「ゆっくりと作陶を楽しんでいただきたい」との思いから、手ロクロによる作陶をおすすめしています。電動ロクロは、とかく忙しい作業になりがちで難異度も高く、さらにそれなりの「カタチ」にするには「土コネ」その他ある程度の地味な工程も必要となるからです。

今回の削り作業においては、あえてこちらから電動ロクロの使用を提案してみました。それは、このお嬢さんがこれまでに電動ロクロの経験が充分にあること・作ったお皿の表面が水平であること・作品の乾燥具合が電動ロクロでの削りに最適の状態だったこと等によるためでした。

本来ならば、作品の内側に削り成形を行なうことはあまりしません。作品を成形する時に、その作品の内側を完璧な作りにしておくことが最善だからです。しかし世の中、なかなかうまくはいきません・・、です。よって、作品の内側に削り成形をしたっていいよね、という感じです。

その結果は、「お見事!」。こちらの予想どおり、いやそれ以上にきれいに削り上げてくれました。こういう時、「教師冥利に尽きる」というのでしょうか・・。

でもって、このお嬢さんが削りの作業をしていた時、その爪の表面が「キラリ」と光っていました。

よくよく聞いてみると、ネイルサロンでジェルやシールをいろいろと馳駆して、私が感じた「キラリ」が完成する、らしいです。たぶん、今の若い女性はみーんなごく一般的に行なっているおしゃれのひとつなのでしょうね。

陶芸教室では毎回、いろいろと小さな、そして新鮮な驚きや出会いがあります。そして、「お教えしながら、こちらも学ぶ」という感じが楽しいのですね。

本日は、「キラリ」とまばゆく光るネイル、学ばせていただきました。

私もいつか、「キラリ」なネイル・・。

おっと、こんな「キラリ」を思い出しました。

そういえば、ウチのチー坊も爪に「キラリ?」なネイルしてました。オシャレでしょ!




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鎌倉佐助のちびっ子陶芸家

2011-08-25 20:01:03 | 陶芸
8月はじめの「鎌倉佐助のさんぽ市」にて絵付け体験後、しばらく小休止していた「ちびっ子陶芸教室」が本日、開講しました。

写真奥の白いTシャツの少年は、かの「蚊取り線香」で話題となったちびっ子・研ちゃん画伯です。画伯は本日も絵付けに夢中。今回はなにやら、難しい漢字をびっしりと書き込んでいました。

写真手前は、いつもとっても元気のいいちびっ子・ヒロちゃんです。なにやら、大好きなお父さんと食べるらしいピザを載せるお皿を大汗かきながら、熱血制作しています。なんと、2枚も作ってしまいました。

写真左奥は、ヒロちゃんのママ。ヒロちゃんの妹・マーちゃんが絵付けしたお皿に名前を入れているところ。今まで、ちびっ子達のママさん達は付き添いだけだったのですが、今回、ヒロちゃんママははじめて「陶芸体験」です。傍らでマーちゃんが走りまわる中、きっちりと名前と日付を記銘終了。その集中力、お見事の一言です。

まもなく新学期。夏の終わりの午後のひとときでした。
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「茶寮きみくら」さんでの企画展に向けて

2011-08-16 21:36:58 | 陶芸

昨日の午後、私の工房にて。来るべき展示企画展へ向け、私の作品を熱烈激写中のカメラマン・高岡雅之氏のうしろ姿をパチリ。カメラマンを撮るというこのシチュエーション、なんだか変な感じです・・。

9月7日から、静岡県掛川市の「茶寮きみくら」さんにて、私の作品とスタジオカルティベイトさんのコラボレーションによる「よりそう、器と食と。展」が開催されます。カルティベイトさんは私たち夫婦の古くからの友人である藤本紀久子さん、洋子さん姉妹、ならびに相原幸雄氏の3人からなるフードコーディネイト・ユニットとご紹介すればよいのでしょうか。とにかく、「食」に関するさまざまな企画を提案しているスタジオです。「茶寮きみくら」さんのお菓子もカルティベイトさんがプロデュースしている縁もあり、今回のコラボ企画展の運びとなった次第です。

私の作品作りも超緊急事態となった感のある昨日、私の工房にて企画展会場に展示する写真パネルの撮影がおこなわれました。朝10時から夕方6時過ぎまで寸部の隙もなく、いえいえ嘘々、ほどほどユルユルと10カットほど撮っていただきました。


撮影にあたり、私の器とお菓子のバランスを微妙に調整する藤本紀久子さん


左から、高岡雅之氏、相原幸雄氏、藤本紀久子さん。撮影した画像をチェック中。そこそこ、真剣な表情です・・


よりそう、器と食・・。こんな感じです。

真夏の日差しと蝉時雨が降り注ぐ佐助ケ谷の灼熱の午後、ひと足お先に「秋色の光と影」をファインダーに収めてくれた高岡さん、カルティベイトさん、ありがとうございました。

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陶芸教室に嬉しいお便りが・・

2011-08-11 20:44:29 | 陶芸
今日も暑い一日でした。庭の草木にお水をまいてもアッという間に乾燥してしまいました。この暑さ、明日も続くとか。でも、寒さに震えながらよりは、灼熱地獄の中での粘土細工のほうが1万倍も天国です。
さてさて、本日昼過ぎに郵便屋さんが来てくれましたので、さっそくポストへ。数々の郵便物の中に東京の見覚えのあるカップルからのお手紙が。
開封してみると、「一月に陶芸体験し、その日のうちに婚約し、つい先ごろ挙式しました。その節は楽しい陶芸体験、ありがとうございました・・」というような、とても幸せいっぱいの文面がしたためられていました。一緒にお送りいただいた写真も、幸せ感が漂っています。


たった一度、ウチに陶芸しに来てくれただけなのに、結婚のご報告をいただくなんて・・。
このようなことがあるから、陶芸教室やってて楽しいな! という新たなる感慨に浸った夏の日の一日でした。
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1240度への長い旅

2011-07-08 18:48:08 | 陶芸


本日午後5時から陶芸用電気窯にて本焼きです。私が制作した大きなお皿3点と生徒さんが作った数々の力作を窯の中に積み上げて焼き上げます。

本焼きをすると、赤っぽく写っている作品は赤や黒く発色します。白く写っている作品はピカピカの白いお皿になります。

午後5時に窯焚きを始め、約1240度くらいまでゆっくりと温度を上げていき、明日の午後3時頃に終了の予定です。その後、窯の中の温度が下がるのをひたすら待ち続け、だいたい4~5日後に常温になったところで窯を開けます。

どうか、上手く焼けますように・・。
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