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鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします

2024-12-31 22:12:11 | 日記
今年も残るところあと数時間。年が明ける頃にはほろ酔い気分でBS-TBS「年またぎ酒場放浪記」の画面越しに吉田類さんと「乾杯~!」のはずでした。しかしながら番組20周年となったこの大晦日の吉田類さんは台湾を舞台に「年収め酒場放浪記?」よろしく、午後7時からオンエアがスタート。時間変更などと露知らず、見事に見逃してしまいました。でも、今年最後のチョンボがこの程度で済んで「終わり良ければ総て良し」…

年の瀬が押しに押したここ数日、テレビ、新聞、そしてラジオ等のマスメディアでは、今年一年を回顧する企画で溢れ返っていました。数々あった出来事の中でもっとも関心を集めたのはやはり元旦に能登地方を中心に襲った震災でした。

暮れの大掃除や買い物の傍ら聴いていたラジオからも能登で被害に遭った人がインタビューで「あのとっても恐ろしかった地震からもう一年。元旦を迎えるのが怖い…」と、一年前の恐怖を昨日のことのように語っていました。明日、年が明けてウチのお越しになる方々との話の中で、能登の現状と復興の道が話題になることは想像に難くありません。されど…、どのようなことが出来るのか我ながら何も描けないという状況が、少なからず悲しい年の瀬です。

ひるがえって、ワタシにとって心に残ったというか驚いた時間は、パリ五輪でメダリストとなったアスリートさんとそのお仲間がウチの工房で作陶して、はち切れんばかりの元気を貰えたことでしょうか。

次のロサンゼルス五輪に向けて、彼らの活動に目が離せません。

そして、今年アップした当ブログに中でもっともウケた写真は

今から一か月ほど前、高校時代の同級生・鈴木君が卒業以来約50年の時を経て会いに来てくれた時に見せてくれた長髪のワタシです。布施明さん、ふかわりょうさん、そして若い頃の志村けんさん、その他、「〇〇に似てるかぁ…」と、お酒の席は言うに及ばず、陶芸教室でもバカ受けの一枚です。貴重な写真ありがとう、鈴木君。

この学生服の高校時代、3年の夏まで野球部、そして秋からは音楽部に入ってバンド活動していましたが、野球の試合でもバンド演奏の時も「上手くいってくれよ」と、常に神頼みしていたような記憶があります。そして老境に入りつつある現在、願い事を頼んでばかりいた神様はすっかり日々の優しき同伴者のような存在になり、気がつくと神棚に向かって独り言をつぶやいたりしています。

そのような具合ですから、昨日、この忙しい年の瀬のひとときを無理やりこじ開けて、古来唯一、八方除けの相模國一之宮・寒川神社に向かい、一年の無事を報告するお礼参りに詣でてきました。神門には来年の干支の蛇。


神門の奥には堂々たる本殿。

年が明けたら、あらためて本殿にてきちんとご祈祷を受けに参ります…。

そして現在の時刻は午後10時。あと2時間ほどで年が明けます。つい4時間前の午後6時、鶴岡八幡宮付近は参拝の人の姿もまばらで、「嵐の前のひと時」の如く、落ち着き払っていました。

これから年明けに向けて徐々に人が増えて、新年を迎えるとともに初詣の方々の波が幾重にも、そして何日も…。

あらためまして、ことしもありがとうございました。そして、来るべき年もよろしくお願いいたします









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メリークリスマス いろいろな事があった今年も残りあとわずか。

2024-12-25 09:14:58 | 日記

今から4日ほど前の12月21日、昼間の時間が最も短い「冬至」を迎えて「あぁ、これから日を追うごとに陽が長くなる…」と少なからずほっとしつつ、本日はクリスマス。聖なる早朝、ふと目に入った庭先の鉢の水はうっすらと凍っていました。

そして、朝9時過ぎ愛車メガーヌでちょこっと出かける際、外気温度計は「-1℃」…。

冬至から年明け、そして大寒…、季節はまさに冬に向けてまっしぐら。

閑話休題。

それにつけてもここ数日、わが国の代表的メディアである読売新聞社を率いていた渡邊恒雄氏や、世界的にも大手企業であった日産自動車といった大きな存在が倒れゆく報に触れることとなってしまいました。

渡邊さんは世間では「剛腕ナベツネ」などと言われて、とかくその不遜な言動が騒ぎを引き起こしてきました。たとえば読売ジャイアンツ原辰徳監督解任時に「読売グループの人事異動のひとつ」と言ってのけて野球ファンから超ド級のひんしゅくを買ったことが昨日のことのように思い出されます。

その一方、自らは保守的思考ながら、かつての太平洋戦争に至る際の時の東条英機首相の戦争責任を厳しく唱え続けて、戦争の愚かさを説く言論人でもありました。たとえば一昨日のBS-TBS「報道1930 」において、今から18年前の2006年1月にオンエアされたTBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」にて番組MCの筑紫さんとナベツネさんが対談した折にも、東条氏の戦争責任や首相の靖国参拝を厳しく批判していたシーンが放映されていました。とかく右寄りの読売新聞を率いながら、戦争に至った道を選んだ最高責任を断罪する姿勢もまた、ナベツネさんの確固たるスタンスの象徴でもあるような気がします。

蛇足ながら、おりしもこの番組が放送された2006年に亡くなったワタシの父は旧制東京高校在学時にナベツネさんの1学年下で、折に触れて「ナベツネさんはとっても統率力のある人だった。それは見事だったね。でも読売に入ってから、すっかり体制寄りの人になって、東京高の反体制の感覚と真逆になってね。同窓会でもみんな、『ナベツネさんは東高らしくないなぁ』と言ってる」と、ちょっぴり寂しそうにつぶやいていたことを思い出します。

そして「やっちゃえ 日産」ではなく、「やっぱり 日産⁉」…

かねてより、日産自動車が瀕死の状況とは認識していましたが、ホンダ主導による経営統合に至るとは…。

かつて今から半世紀前、ワタシが自動車免許を取得して最初に愛車となった車は親戚の叔父さんから譲り受けたブルーバードU2000 GTでした。その後も若い頃は日産車を乗り継いで土曜日の深夜の首都高を爆走してドライビングテクニックを磨き? 古希間近の今もっても「飛ばし屋」を自負しています。

ともあれ、ナベツネさんや日産自動車の悲しき報に触れて「巨星堕つ…」との感をいだきつつ、ウチの工房での陶芸教室の週末はJRA「有馬記念」を観ながら、熱い時間が過ぎて行きました。

本命のドウデュースが状態不良でレース回避

結果は、ほとんどの競馬ファンが予想だにしなかった3歳牝馬(メス馬)レガレイラがグランプリ制覇。レース前の競馬中継、スポーツ新聞各紙でも同馬の優勝予想を立てたのは日刊スポーツ・舟元祐二記者をはじめ片腕の指の数にも満たないほどでした。

それにつけても、有馬記念の威光恐るべし…。レースが終わって2日ほど過ぎた昨日のクリスマスイブ、ウチの女房どのとお友達とのささやかなディナーでも、お友達が「息子が有馬 当てちゃってビックリ!」と、ひとしきり話題になった一幕が。ことほど左様に暮れのグランプリレースが広くみんなに親しまれ、有馬記念を起草、実現に尽力した有馬頼寧氏も草葉の陰で喜んでくれているかも。

ひるがえって我が家の暮れから年明けへ向けての準備は怠りません、というか、怠ることばかり。あまりの体たらくを前にウチの女房どのはアタマから角が生えてきそうです、怖い…。年明けまであと数日、大掃除や年賀状、その他諸々、毎年「なんで、もっと早くから出来ないの」と後悔至極の年の瀬、またいとゆかし⁉…

ケーキやチキン、そしてプレゼントも無縁のクリスマスイブ、工房では今年のうちに納めたいと願う作品の制作の時間が過ぎて行きました。市内の名店のご用命を受けて制作中の長四角皿をはじめ、陶芸教室会員さん達の作品も窯焼きに向けて、うわぐすりかけの工程真っ盛り。

この後、ワタシの作品と会員さん達の作品は焼成温度が異なるため、また別々の窯で本焼きすることになります。大晦日までには何とか焼き上がることが出来る目途がつき、これがワタシにとっては最高のクリスマスプレゼント…。

ふり返れば、21日の土曜日から28日の土曜日まで忘年会やプチイベントが連日連夜…という、今から40年ほど前のバブル期を彷彿させる状況です。我が身は景気の良い話はちっとも舞い込んできませんが「お呼びのかかるうちが華」と、喜んでいざ宴の席へ。

宴を終えて帰宅すると、テーブルの上には「お友達からの戴きもの」という「鶴屋吉信」さんのクリスマスにちなんだ乾菓子と新年を感じさせる 松の寂 というお菓子が並んでいました。

あらためて滋賀や京都をはじめとする近畿地方のお菓子は素晴らしい…と感じざるを得ません。

本日午後には、かねてより準備していた年賀状も到着の運び。

元日に発生した能登の地震から早や一年。能登の復興に陰ながら思いをはせつつ今年も残り一週間、いざ年賀状に大掃除…。

つくづく思う 平穏こそ最高の幸せ…


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猫の手も借りたい年の瀬、ウチの黒猫ノワールと振り返るあの日、この時…

2024-12-10 13:25:17 | 日記
ふと気がつくと、師走12月を迎えたどころか、早や暮れも半ばを迎えようとしています。あらためて、歳月時を待たずというか、中年&老年 楽なり難し…という感じでもあります。テレビやラジオ、そして新聞等をはじめとする今では「オールド・メディア」と位置づけられている広報媒体では、今年を振り返る企画特集が日々繰り広げられています。

ウチの陶芸工房と教室&カフェをふり返ってみると、それなりに楽しかったこと、ちょっぴり苦しかったこと、そのほかが走馬灯のように目の前によみがえってきます。

あらためて思い起こした数々の出来事の中において、今年一番の思い出といえば、こちらの雑誌 扶桑社さんから9月に刊行された「中村江里子のデイリー・スタイル セゾン・ド・エリコVol.19」にウチの工房&カフェが紹介されたことでしょうか。


同誌の中の「鎌倉で楽しむ 大人の嗜みレッスン」という特集企画の最初の見開きページの中村江里子さんと息子さんが寄り添う写真がとても良い感じでした。

お二人はワタシの工房で陶芸を楽しみ、その後、なんとウチの黒猫ノワールは江里子さんに抱っこされるハプニングも。

そして時は今…。中村さん親子が深い緑の中で佇んでいた鎌倉歴史文化交流館の周りはまさに紅葉真っ盛り。

この歴史文化交流館をはじめ、今年の鎌倉の紅葉は例年以上に鮮やかに感じられます。

陶芸教室においては、会員さんとお互いに「今年もありがとうございました」との言葉を交わしつつ、ふと気がつくと「では、軽く忘年の集いを…」ということで、小町通りの裏通りへ歩を進めることも…。道中、夕暮れの扇ヶ谷の住宅街に佇む古民家レストラン「古我邸」の温かさあふれる窓辺の灯りにしばし うっとり。

暮れの慌ただしさの中、心が洗われるようなひと時です。

そのような中、昨日はちょっとしたサプライズな出来事が。お昼前、ワタシのスマホが「ピピピッ」と鳴り、「本日、カフェのノワールさんに行きたいのですが。陶芸の倉田さんの工房もそちらですか?」との問い合わせです。反射的に「ワタシのブログをいつも閲覧してくれている人かな…」と。しばしのやり取りの末、午後にウチの工房&カフェにお越しになることになりました。

そして来廊約束の午後2時、そのお客様がお越しになりました。歳の頃はワタシと同世代のようにお見受けしました。工房にお招きして拙作やカフェで販売している「鎌倉スパイス」その他のアイテムを紹介していたところ、「じつは私、こういう者で」と、少々古びた高校の学生証を手の平に…。

その学生証を見た瞬間、「えっ、高校時代のクラスメイトの鈴木君…」。いやはや、びっくりしました。帽子を深々とかぶり、おまけにマスクもきっちり着けていたので、高校時代の友人とは全くわかりませんでした。冷静に逆算してみると、かれこれ半世紀前くらいの再会のような感じです。でも、鈴木君の面影がばっちり残っています。不思議なもので、とっても久しぶりに会うにもかかわらず、「気分はすっかり東京都立本所高校同級生」になってしまいます。

今から半世紀前、東京の下町 向島の料亭街にほど近い所に位置していた母校・本所高校界隈は、午後ともなると和服を身にまとった芸者さんが街をそぞろ歩くじつに趣きのある街でした。

「そんな時代を過ごしてきたからなぁ、今のキラキラ感いっぱいの東京スカイツリー界隈はイマイチしっくり来ないよねぇ…」なんて話をしながら、鈴木君は持ってきた写真を一枚一枚見せてくれました。
その中には、高校卒業間近の頃と思われるワタシの写真も…。

野球部でグラウンドを駆け巡った後、3年生の秋の文化際でバンド演奏するために伸ばし続けた髪の毛が長い、です。昨日、この写真を見たウチの女房どのはバカ受けで、友人にLINEしてました。恥ずかしい…。 ともあれ、かつてのクラスメイトと旧交を温めながら、暮れのひと時。

いまだ、年賀状の準備もままならぬ時ながら、「そうだ、今年に続いて  来年もクラス会開こう!」
高校時代のみんな、待ってるよ…

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ドジャースと横浜、文化の日々是好事…、間もなくマルシェ開幕いたします。お時間ありましたら、ぜひお越しを!

2024-11-05 12:23:37 | 日記
テレビやラジオの報道や街の皆さんの会話の中でも「暖かい秋」との感想や意見が多く交わされています。そのような中でも季節は確実に秋本番へ向かっているようで、北海道や東北、北関東各地からは紅葉の報が伝わってきています。

ウチの工房&カフェにおいても、お越しの皆さんのお召しの服は確実に秋模様。そしてこのたび今週末の9日(土)から11日(月)の3日間 工房&カフェでは、秋本番から来るべき冬に向けてのお気に入りのアイテムをお求めいただくマルシェ開催の運びとなりました。


今回も、これまで展観していただいているお馴染みの作り手さんの作品を一堂に。






このたびのマルシェに際しては早くも多くの方々から「行くね」との連絡をいただいているようで、主催者たるウチの女房どのも嬉しい悲鳴をあげています。そして開催中の混乱を避けるために、予定していたキーマカレーランチの提供を控えさせていただくことといたしました、すみません…。

ともあれ来たるべきマルシェを前に、準備と開幕に向けてワクワクの日々を過ごしています。

そしてふとふりかえると、この一週間ほどはまさに日本中がドタバタ、戸惑い、そして歓喜に満ちた日々の連続でした。

日曜日…、大方の予想どおり

軒並み、与党勢力の敗北を伝える新聞報道の中、どちらかと言えば与党に批判的な朝日新聞よりも政権支持傾向の読売新聞が最も過激に「与党過半数割れ」と謳っていたことが印象的でした。安倍さんをとても支持していた読売さんにとって、同じ自民党議員ながら折々に安倍さんを批判していた石破さんは憎い存在のかな、となんとなく納得の見出しです…。

与党敗北してもこの国の政治の拙さ、見難さはさほど変わらないだろうなと思いながら、世の中をチェンジしてくれる真摯なスター誕生が心より望まれます。その一方、海の向こうからは新たなるスター達が誕生しました。

大谷選手と山本投手が所属するアメリカ西海岸のロサンゼルス・ドジャースがワールドチャンピオンに輝いたことは嬉しいのですが、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスのような東海岸のチームにシンパシーを感じるワタシとしては少々心残りの秋、でもあります。それにつけても、メジャーリーグ創成期からの名門チーム同士のワールドシリーズは夢のような日々でした。

そして先の日曜日は

駅伝では母校は惜しくも優勝を逃してしまいましたが、かつてワタシが野球記者当時に番記者していた横浜のチームがなんと26年ぶりに栄えある日本一の座に。

ふり返ると26年前の1998年の春の頃にウチの二人は東京から神奈川に転居し、夏の甲子園で松坂大輔投手を要する横浜高校が全国制覇し、そして秋に横浜大洋ホエールズが日本一に。う~ん、ワタシ的にはやはり横浜は大洋がしっくり来るのですが…。

さらに昨日の4日は、日々お耳の友となっているラジオ・文化放送の「浜祭」に足を運んでみました。


文化放送社屋のある浜松町にほど近い芝・増上寺を会場とする「浜祭」を訪れるのは何年ぶりでしょうか。


規模も賑わいもかつてとは比べられないくらい活況を呈しています。

京都の知恩院や鎌倉の光明寺とともに浄土宗の本山となっている増上寺は普段は厳かな雰囲気が漂っていますが、「浜祭」のこの日はまさに文化放送に乗っ取られたような感もあります。最寄りの駅からの人波が途切れることがありません。聞くところでは来場者はなんと10万4500人を数えたのだとか。東京ドームでの巨人戦の2倍にもなります…。

昼前に会場に到着した時、わが心の友・野村邦丸さんがMCを務める番組「くにまる食堂」がオンエア中。

茶色いTシャツ姿の邦丸さんとともに、胸元に紫のショールを身に着けた川中美幸さんの存在感がピカイチです。蛇足ながら、ステージは撮影禁止のようでした、すみません…。

「くにまる食堂」日替わりゲストのカンニング竹山さん、春風亭一蔵さんはじめ番組を彩る方々の姿も見ることが出来たし、気分はすっかり野次馬…です。


思えば子供時代から、日々の生活の傍らには常に野球というスポーツの存在がありました。ここ数年はプロ野球に対する情熱が少々衰えつつあったのですが、今年あらためてメジャーを含めて野球への想いが甦ってきました。そして、文化放送への想いは年を追うごとに深まっています。

面白いことに、今年は高校時代の仲間や大学時代の友人たちとの交流がより活発になってきています。間もなく古希を迎える歳となりましたが、これからも陶芸、野球、サッカー、お酒に街歩き…、日々是気ままに、ちょっぴり真面目に…。

まずは、来るべきマルシェをよろしくお願いいたします。



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ドジャース劇的サヨナラ逆転勝利と新たなる戦い始まる中東の報に触れる週末の朝…

2024-10-26 17:26:23 | 日記
待ちに待った週末です。いよいよ選挙の投票日がやって来ます! ということではなく、この週末における世間の最大の関心事は…。

大谷選手が所属するロサンゼルス・ドジャースとメジャーリーグで一番の名門との誉れ高いニューヨーク・ヤンキースとの対戦となったワールドシリーズ。伝統ある球団同士の戦いとあって、ここ数日前から、胸が高鳴っていました。

ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムの入場チケットの最高値が1,300万円を超えるとか、両チームの大谷選手とジャッジ選手がともにシーズン50本塁打以上を記録していることをはじめ、話題も満載。

そしてドジャーズもかつてはニューヨークを本拠地とし、1941年以来ヤンキースとワールドシリーズを戦うこと7回。かつてドジャースのエベッツ・フィールドとヤンキースタジアムの間を地下鉄で行き来出来たことから、両チームのワールドシリーズは「地下鉄シリーズ」とも言われてきていました。

特に今を去ること68年前の1956(昭和31)年、まさにワタシが生まれたこの年の「地下鉄シリーズ」第5戦ではヤンキースのドン・ラーセン投手がワールドシリーズ史上唯一の完全試合を成し遂げています。

この写真はその時のラーセンのピッチングを伝える写真の一部。スコアボード左側の「BKLYN」はドジャーズの本拠であるニューヨークのブルックリンという街のスペルを示しています。そしてそのずっと右側の「H」の下の「0」は安打0を表しています。この数分後、偉業は達成されました。

ワタシが「週刊ベースボール」編集部でメジャーリーグの雑誌を制作していた時、編集部にはワタシの父と同じ年齢の鈴木美嶺さんという古老がいました。同氏は若き頃毎日新聞の記者としてアメリカの野球を取材し続け、1956年ワールドシリーズのこの完全試合を目の前で目撃したそうです。多分、メジャー史上に残る歴史的なシーンに立ち会った唯一の日本人ではないでしょうか。仕事の合間の昼ご飯の時などに、折に触れてラーセン投手の偉業に至るドラマを聞かせてくれたことが昨日のことのように思い出されます。

今回の名門チーム同士の対戦を機に、68年前のワールドシリーズ唯一の記録やさまざまな名勝負も紹介してくれたらなぁ…、と感じたりもしました。そして折しも昨25日、ドジャースの1980年代の名投手フェルナンド・バレンズエラ氏が63歳で亡くなったことが報じられました。

ドジャースナインのユニフォームには弔意を示す黒い喪章が添えられていると思ったりもしたのですが予想は外れ、胸元に縫い付けられたワールドシリーズのロゴが誇らしげに輝いていました。

そしていよいよプレーボール。週末の陶芸教室とともに観戦するワールドシリーズはまた格別。というか、去年のシーズン以来、陶芸教室での作陶は大谷選手のプレーを見ながら…というスタイルが当たり前のようになってきました。大谷選手もワールドシリーズ開幕前に「この戦いに臨むためにドジャースを選んだ。ワクワクします」と語っていましたが、日本中もワクワク。試合はドジャースが劇的なサヨナラ劇で第1戦を勝ち取り、テレビも大げさに勝利を伝え、ウチの教室も一同大喜び。

かたや間もなく日本シリーズも開幕。スケジュール的に海の向こうのワールドシリーズと丸被りです。しかもワタシが控えめに応援している横浜DeNAが出場するとあって、これから数日間は朝に晩に野球を観なければなりません。嬉しくもあり、修行僧のような辛さも少々。しかしながら、本日のドジャースとヤンキースの劇的な試合を観てしまうと、日本シリーズがなんとなく見劣りしてしまう観もあります。それでも、かつての「横浜大洋ホエールズ」番記者だった当時の「横浜愛」に従って、横浜DeNAに熱視線…。

その一方、ドジャースに戦いぶりに注目が集まる真っ只中に、中東ではまたもイスラエルが

ということで、にわかに世界情勢が風雲急を告げる中にあってこの国では、裏金や怪しげな宗教、世襲その他によってよどみ切った政治状況の中で50回目の衆議院選挙の結果が明日出ます。ワタシが住まう神奈川4区ではかの宗教の奥方を「マザームーン」と崇めたてた自民党・山本ともひろ氏が立候補しています。

前回のブログにも記しましたが、自民党支持者皆さんの多くが「内緒の話だけど、山本さんには投票しない。早稲田さんに入れる」とお話ししてくれます。

ここ神奈川4区に限らず、選挙の趨勢は自公与党にとって、かなり不利な状況のようです。明日の投票終了時間となる午後8時過ぎ、テレビ・ラジオの各メディアが「自公与党 過半数微妙」と慎重な方向を示すか、はたまた「自公与党 過半数割れ確実」と、言い切れるか。メディアの分析力が試される選挙でもあるように思います。

そしてメジャーリーグのワールドシリーズと日にち的に重複した日本シリーズは、明日の選挙とはまさに丸被り。

このテレビ欄に記された(仮題)という文字はそのまま、試合を放映するTBSテレビにとっては日本シリーズと選挙速報をどのように中継するかの「課題」のようにも思えます。

明日も朝からテレビに目が離せません…。









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秋の土曜のお楽しみ「こまめ寄席」に思う 人の和、楽しさ「何年も…」

2024-09-30 11:45:22 | 日記
 
かの苛烈だった暑さもようやく収まり、涼やかな風が街に吹き来るようになった今日この頃、友人知人との会話の中でもスポーツ、勉学、行楽をはじめ、「…の秋」という言葉が頻繁に交わされています。そしてこの9月最後の週末の土曜日、ご近所のお店仲間の甘味処「こまめ」さんで、恒例の「こまめ寄席」が開催されました。




「こまめ寄席」は、面白過ぎて笑い疲れる落語を目の前で楽しむことが出来ることもあり、お店の常連さんを中心に毎回、「満員御礼」です。




店内にしつらえられた高座の赤い毛氈と座布団が目に鮮やかに飛び込んできます。



開演を待つお客様の間では、寄席を懸けてくれる三遊亭遊吉さんの名前を見ながら「遊吉の遊という字はあのように書くのね。面白い字ねぇ…」といった具合に、落語モードが高まります。


そして午後5時、「こまめ」の店長・かえさんの来場御礼の挨拶とともに寄席が開演。
挨拶の最中、かえさんから「牧朗さん、今回で何回目のこまめ寄席になりましたっけ?」といきなり振られて、「えっ、急に言われても…。でもあと数年で20回目かなぁ…」とどぎまぎ…。ふり返ってみると「こまめ」さん開店からまもなく20年。お互いご近所のお店仲間として助け合ってきたことの数々が走馬灯のようによみがえってきます。
 
 
続いていよいよ、羽織をきちっと身に纏った遊吉師匠の噺が始まりました。



演目は、若くして逝った妻が死ぬ間際に亭主との間で交わした約束が3年間延びた末に果たされるという「三年目」。古き時代、亡くなった者の髪の毛を親族がかみそりで剃って棺に納める習慣もあったとか。ゆえに亡くなった妻は髪の毛が伸びて髷姿で元の亭主の前に現れたのは「三年目」…というオチに向けて、師匠の演ずる幽霊となった妻の少々高いトーンの言葉が妙に心に沁みてきます。


「こまめ」さんの甘味やおにぎり、ビール等とともに中休みしてから後半の噺は当地・鎌倉にも関係のある「源平盛衰記」。師匠の袴でビシッとキメた姿のなんとも凛々しいことか…。


 
遊吉師匠の噺のあとは恒例のお楽しみプレゼント企画。皮切りとなったのは、市内・扇ケ谷に住む解剖学者・養老孟司先生揮毫の団扇。
 
 
これまでの「こまめ寄席」でのお楽しみ企画の際、遠慮して「欲しい」と手を挙げたことは一度もなかったのですが、今回は「欲しいです…」とそっと右手を挙げてみたところ、遊吉師匠と目が合って団扇が手元に届けられました。
 
 
ささやかな家宝の一品として、工房にて実際に手に取っていただけるように展示してみました。お越しの際にはぜひ、ご覧ください。
 
 
このあとも「こまめ」さんの飲食チケットをはじめ、さまざまな景品がいっぱい。ジャンケンポンの掛け声とともに魅力的なプレゼントが皆様のもとへ。
店長のかえさんの提案によって、ワタシの陶芸教室の体験陶芸も景品のひとつとしてご提供の運びとなりました。ありがたいかぎりです…。
 
 
「こまめ寄席」お披楽喜の後も、記念撮影や歓談が続きます。
 
それにつけても、縁は異なもの味なもの。今から約20年ほど前に佐助に移り住んで来た時、友人夫妻から紹介されて以来、「 こまめ」さんと親しくお付き合い。そして「こまめ」のかえさんの学校時代からの親友・真子さんは遊吉師匠の奥様。はたまた、真子さんは、ワタシがかつてお仕事していたベースボール・マガジン社の後輩、という具合に人の輪が幾重にも連なっています。
 
自宅から徒歩二分の寄席聴いて 文化とえにしの和を紡ぐ…
 
 
 
 
 
 
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パリ五輪を目指した若者たちと陶芸の志が集う日々、スキルフルにアクティブに…

2024-09-15 08:12:39 | 日記

今年の夏は、体感的にもそしてさまざまな科学的な検証からも「観測史上最も暑い夏」であることは間違いないようです。そして今、9月も半ばとなりまもなく十五夜、さらには俗に「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるところの秋のお彼岸を迎えようとしていますが灼熱の夏はまだまだしばらく続きそうです。

そのような厳しい暑さに見舞われ続けている日々の中、陶芸教室にかよってきてくれている会員さんや体験陶芸の皆さんの製作意欲はまさに意気軒高…。

会員さん達は作陶の経験を積んでくるにしたがって、じつに多彩でさらに細かい技巧を馳駆した作品を生み出しています。たとえば…

こちらの香炉は40代の女性会員さんの作品。手びねりで作陶後、蓋の削り作業をじつに2年以上の期間をかけて制作した力作です。


月に3回もかよって来てくれている30代の女性会員さんは手びねりだけでなく電動ロクロでの作陶も。削り成形しながら取っ手をつけて、さらにうわぐすりかけも自分で行ないます。

内側の白いうわぐすりと外側の赤いうわぐすりをかけ分ける難易度の高い作業を経ての出来上がりに満足そうでした。内側の表面にうっすら入った貫入(細いヒビ)は金継ぎを施してみました。

男性会員さんも大胆に、そして精密にいろいろ制作しています。

私と同世代の会員さんはかつて海外で仕事していた時に陶芸を学んでいた経験をもとに、長さ40㎝の大作を2枚作製。

このような大きな作品は作陶後の乾燥工程で反り返ることがあり、この作品のように平らに仕上げることが案外難しく、乾燥させている時は日々 私がいろいろ手を加えながら平らなままに乾燥するように注意を払っています。

芸術系大学卒の30代の男性会員さんは食器以外にもさまざまなフィギュアを制作。こちらのカメさんとカエルさんはつい最近仕上がったばかりです。

まもなく、素焼き済みのこの作品にもうわぐすりをかける予定です


そしてつい先ごろ、元気いっぱいの若い人達6名が体験陶芸に来てくれました。彼らはセーリング(ヨット)やウインドサーフィンのマリンスポーツをとおして3年前の東京五輪や今年のパリ五輪出場に向けて頑張ってきたアスリートです。世界の舞台を目指す皆さんが制作した作品はその活動ぶり同様にじつにアクティブ。

前列写真左 カメラを構える関友里恵さん 右・新嶋莉奈さん、中列写真左・山﨑アンナさん 右・外薗潤平さん、後列写真左・中村太陽さん 右・吉岡美帆さん

中でも右奥でピースサインを送る吉岡里帆さんはこの夏のパリ五輪でのセーリング・混合470級レースで銀メダルを獲得したメダリストさん。

皆さんが工房に来た翌日、NHKの報道でも吉岡さんが住む藤沢市から市民栄誉賞が贈られたニュースが報じられていました。レースをともに戦った岡田選手は鎌倉市在住。そのタイミングの良さにあらためてビックリ…

おりしもこの週末の3連休に合わせて、鶴岡八幡宮では神社で最も大切な祭事である例大祭が行なわれています。

ウチの工房&カフェも来訪の予定がそれなりに入って、賑やかな連休となります。

そして来週末も、暑い夏から涼しい秋へと本格的に移ろう秋分の日を伴う3連休が待っています。暦どおり涼しくなるかはさておき、お時間ありましたら秋の鎌倉へようこそ…

 

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祝 駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典! 駒沢の街の風に吹かれて…

2024-08-31 10:14:42 | 日記

 

日本の南海上をノロノロと迷走していた台風10号は現在も全国各地で大雨を降らせてさまざまな被害をもたらせています。そして、日常生活やビジネス、レジャーその他、各方面においても多大な影響が生じています。そして思い起こせば私もこの台風10号には少なからず翻弄されました…。

私は陶芸を生業としていますが、母校・駒澤大学の知り合いの勧めもあって「駒澤不動産紫門会」の会員となっています。同会は駒澤大学で学んだ後に不動産会社や銀行等の不動産関連業に従事する卒業生諸氏が集って情報収集やさまざまな研鑽を磨く組織です。東京6大学や東都大学をはじめ各大学にも同様の組織があり、各大学の不動産会が一堂のもとにまとまって「大学不動産連盟」という組織を構成しています。この「大学不動産連盟」に「駒澤不動産紫門会」が加盟して以来、今年で10年を迎えました。

そして、今から数日前の28日の水曜日に「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」が開催されることになっていたのですが…。折からの迷走台風による荒天が予想されて「はたして記念式典は予定どおり開催されるのか…」と、気を揉む日々が続きました…。結果、当日は奇跡的に晴れわたり、めでたく記念式典へ。 午後4時半開幕の式典を前に、ひさしぶりに母校周辺を巡ってみました。これまで母校正門に面する駒沢公園通りは愛車メガーヌで何度も走行していましたが、あらためて正門前に立つのは数十年ぶり。

キャンパス奥に進む道の右側には、在学時には無かった学舎が何棟も建っていました。ちょっとした「浦島太郎」気分です…。

 

正門脇にあった日本そば屋さんはなんと、スタバになっていました。学生時代、地理や歴史の研究室では、この地にあったおそば屋さんからたびたびカレーライスとおそばの出前を取って、空腹を満たしていました。懐かしい…。

 コンパクトなスタバはウッディなテイストで、駒沢公園周辺の雰囲気にマッチしています。

 

駒沢公園通りを等々力方面に向かい、ほどなく駒沢公園へ。通りから公園の奥に向かうメインストリートのすぐ左側にはこれまたウッディなカフェが。

 

今から50年近く前の大学生当時、この駒沢公園は大学のキャンパスの一部のような感じで、散歩したりキャッチボールしたり、ビール片手にワイワイ騒いだり、とても楽しいスペースでした。 公園から見える白い建物は大学の図書館。

思い起こすと、この図書館から本を借りた記憶が全くありません。不勉強だったのか、必要な書籍が揃っていなかったのか、どちらでしょうか…

 

在校時とはすっかり変わって、ブティックやカフェが並ぶオサレな街に様変わりした駒沢界隈の横道を東に入ると いきなり「かっぱ」が現れました…。

どうやら、地元の人が集う飲食とお酒のお店のようです。

 

さらに奥に進むと、駒沢球場。

現在の球界のご意見番・張本勲さんが昭和30年代前半に大阪の浪商から東映フライヤーズに入団し、本拠地としてプレーした球場です。現在も高校野球夏の都大会の球場として使われています。久しぶりに見る駒沢球場は往時のコンクリ―トむき出しの外壁から白くすっきりした外観に。

 

公園通りに戻ってさらに等々力方面に向かうとそこにはロイヤルホスト

このお店は大学生当時からあったので、かれこれ50年近く前から現在までこの公園通りの変化を見守り続けてきていることになるみたいです。

 

そして、このロイヤルホストの向かいにある駒澤大学深沢キャンパスで開催される「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」へ。

 

 

もともとこのスペースには「三越エレガンス」という名前の三越の出店的存在の店舗がありました。現在、「三越エレガンス」だった建物は、会合その他の多目的スペースに姿を変えています。 

 

「駒澤不動産紫門会創立10周年記念式典」は、式典実行委員会の神山優一委員長の開会の言葉から始まり、不動産紫門会・面高裕一郎会長が登壇し

同会を設立した前会長・故永嶋康雄氏の思い出や大学不動産連盟加盟10年間の歩み、これからの活動指針等をとつとつと語ってくれました。おりしもこの日は初代会長・永嶋康雄氏の三回忌の日でもありました。そのようなこともあり、日頃 元気な声で会員を鼓舞する面高会長の控えめな語り口が妙に心に沁みました…。

 

さらに駒澤大学同窓会・大石孝会長の挨拶を経て、大学不動産連盟加盟各校、各地域会からの来賓諸氏の紹介と続き、駒沢大学野球OB会・中畑清会長がビデオレター形式による挨拶と応援のメッセージ。

毎週日曜日の朝8時・TBSテレビ「サンデーモーニング」でのスポーツコーナーで語っていただいている際のユーモアあふれる記念挨拶はまさに「清トーク」全開です!

 

続いては、駒大野球部と西武ライオンズの全盛期時代に活躍した森繁和氏と石毛宏典氏の記念公演。

森氏と2学年下の石毛氏はともにドラフト指名を受けたロッテに対し「本拠地を確立せずに川崎や仙台を渡り歩くジプシー球団はいや」と拒否したという裏話や、大谷翔平選手の素晴らしさ、その他 野球の将来へ向けての想いを語り続ける熱い姿が印象的でした。

 

記念式典のお開き後、深沢キャンパス内の大ホールに場所を変えて懇親会へ。

 

 

記念式典と懇親会の司会進行はテレビ朝日の藤井暁さんと、元山梨放送アナウンサーで現在はフリーで活動している加藤響子さん。

ともに駒澤大学卒であることは言うまでもありません。 

 

懇親会は当然のごとく、大盛況。

 

面高会長はユニフォームに身を包み、息子さんと友人で結成したお笑いコンビ「香呑(かのん)」を従えて、余興の場を盛り上げてくれます。

中央の赤い衣装をまとった青年が、面高会長の息子さん。みんな、声大きい…!です。

 

創設10周年記念式典と懇親会の時間、ともにお相手していただいたのは、野球部重鎮の深澤康治さん。

昭和40年代後半に太田誠監督が就任した時に入学して野球部の歴史を監督とともに築いてきた大先輩です。中畑清氏と同期で「キヨシ」と親しげに言葉をかわしています。

 

野球部全盛期を支えた森繁和さん(右)、石毛宏典さん(左)とともに記念の一枚。

かつて野球記者だった当時はプロ野球選手と同じ場にいるのは当たり前のことでしたが、今、時を経て再び往年の名選手と肩と肩が触れる時をすごすとは、なんとも不思議な感覚です。

 

記念式典と懇親会を経て、自由が丘で二次会をたっぷり楽しみ、神奈川の自宅に帰宅した時はなんと日付変更線間際…。

5月に高校のクラス会、そしてこのたびは大学同窓の集いをとおして、あらためて自らのたどってきた道の思い出が、ひたひたとよみがえってきました。時はまもなく 長月・9月。この秋、心に残る楽しいひとときがやって来ますように…

 

 

 

 

 

 

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お盆休みスタート。夏の日のつかの間備忘録PartⅡ…

2024-08-10 16:03:58 | 日記

 

世の中は本日から、帰省や行楽を満喫する「夏休み」モード一色です。今朝5時前、都心から各地に向かう高速道路は大渋滞! かと思ったのですが、クルマの流れは意外にも一部の箇所を除いてスムーズなようです。

例年ならば、この時間は渋滞を示す赤い帯が表示されていたのですが…。
 
それでも2時間後の7時には、それなりに渋滞が始まっています。
この先、来週末まで、ラジオの「夏休み交通情報」は日本中の渋滞情報を伝え続けてくれることでしょう。
 
それにつけても、ここ10日間ほどの世の中のあわただしさといったら、まさに目がまわるくらいでした。パリ五輪開催中とあってただでさえ情報があふれていたのですが、経済面では5日の月曜日に東京株式市場が大きく値を下げて
見出しには「暴落」の文字が…。
 
その翌日はうって変わって
「上げ幅最大」です。その後も昨日の金曜日まで荒っぽい値動きが続いています。かつて1987年10月16日の月曜日に発生した世界的な株価暴落の「ブラックマンデー」と言われましたが、今回の月曜日の大暴落においては「今回のブラックマンデー」という言い方はどこからも聞かれません。株や為替が昔以上に投機の対象となってしまった今の世の中においては、暴落とは想定内のことなのでしょうか。
 
それにつけても暑い日々が続く中、私の夏の体力維持の強い味方は一杯のビールとともに味わうこちらの一品。
作陶や陶芸教室を終えた夕刻、麺を茹でる前にビールを飲みながらきゅうりやハムを細切りに仕上げ、さらに錦糸卵をこしらえる時間はまさに至極のひととき。この夏、冷やし中華を何回作ったことでしょうか。女房どのも「あなたが作る冷やし中華の繊細な仕上がりはなかなか見事かも…」と、珍しく褒めてくれました…。
 
とにもかくにもせっかくの夏休みの時期にもかかわらず、旅行にも行かず、さらに楽しいイベントの予定もなく、工房で日がな過ごすわが身を少々憂いながら、この夏の備忘録PartⅡ。
 
昼間は麦茶、夜は冷やし中華をはじめとする涼しい食事とビールで熱中症予防に努めて過ごす中、7日には「立秋」を迎え、暦の上では秋を迎えました。それ故にということではないのでしょうが、庭には早くもアブラゼミの亡骸が。
 
そしてこの「立秋」の7日、私にとってはパリ五輪よりも何倍も関心がある高校野球・夏の甲子園大会の開幕です。大会初日の第一試合は私がかつて陶芸を学んでいた佐賀県有田町の有田工業高校と滋賀学園の対戦。始球式のマウンドには私と同学年で今年69歳を迎えた江川卓さんの姿がありました。
今から約50年前、栃木県代表・作新学院のエースで「怪物」と称された当時の江川さんの甲子園での姿は、今もはっきり覚えています。
50年前の甲子園で剛速球を武器に三振の山を築いていた江川さんがこの日の始球式で投じた山なりの投球が、時の流れの長さを示しているようでした。
 
 
 
そして「立秋」を迎えるほんの少し前、ひさしぶりに江ノ電に乗ってお出かけする機会があり、先頭車両に乗車した際、運よく運転席後方のポールポジションに座る幸運にめぐまれました
ほんの20分ほどではありましたが「気分はすっかり運転士」。
 
江ノ島駅で下車して境川を渡り、数年前にリニューアルした小田急線片瀬江ノ島駅前へ。
従来の意匠をほぼ踏襲した竜宮造りの駅舎を眺めているだけでたっぷり旅気分。
 
かたや、生業である陶芸と陶芸教室の日々は暑い最中も粛々と活動が続いています。そのような中、釣り具の上州屋さんで気分転換!?

このお店に来ると反射的に「釣りバカ日誌」の浜ちゃんを演ずる西田敏行さんの笑顔が浮かんできてしまいますが、お店に来た目的は、陶芸に使用する釉薬を保存する容器の購入です。通常、諸々の資材はAmazonが価格的にもリーズナブルに購入できることが多いのですが、この「コマセバケツ」は何故か上州屋さんが最安!

30年近く前から使用してきた容器はフタがボロボロになり順次買い替えてきていましたが、今回買った容器の取っ手が私好みのグレーからブルーに変わっています。細かいことですが、慣れ親しんできたアイテムの仕様がどんどん変更されていき、それがまた、私の思う方向とは異なることが多く、なんとも悩ましい今日この頃です…。

この容器に「いぶし」と呼ばれる釉薬を移し収め、明日は陶芸教室で数少ない若い男性会員さんが手がけたこちらの作品にいよいようわぐすりかけ。

天気予報によると明日も35℃を越える暑さになりそうです。陶芸では作陶から削り成型、素焼き、うわぐすりかけ、そして本焼きに至るまでの工程があります。その中でもうわぐすりかけは夏の暑さ、真冬の凍てつく寒さとの闘いが伴う最も過酷な工程でもあります

明日午後1時、昭和チックに炎暑と我慢比べのうわぐすりかけがスタートします。ハードワークに自ら進んでチャレンジしてくれる若い男性会員さんの作業が上手くいきますように…。
 
 
 
 
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8月の声を聞き、炎暑の中にかすかながらも秋の気配がそこここに…

2024-08-02 13:17:06 | 日記

 

夏を迎える前、「今年の夏は、過去に経験のないくらい暑い夏になるのでは…」と予想されていました。その予想を聞いた時、「毎年、そんなことを言ってるような気がするなぁ…」と思っていたのですが、いやはやなんとも、この夏の暑さは「史上最強…」そして「命にかかわる」ことは間違いない感じです。特に7月の暑さに関してはお会いする方々が一様に「こんなに暑い夏ははじめて」と、うんざりした表情を浮かべています。そして8月を迎え、相変わらず暑い日々が続きそうな気配です。

日々、工房では朝9時スタートのラジオ局・文化放送「くにまる食堂」のMCを務める我が心の友・野村邦丸さんの声を聴きながら作陶が始まります。邦丸さんも毎朝、番組をとおして「今日も暑いですね。リスナーの皆さん、お身体に気をつけてくださいね」と暑さへの注意喚起しています。


それでも、季節は確実に秋に向けて少しずつ歩を進めているようにも思われます。8月最初の日の新聞の見出しは、日銀の利上げと混沌とする中東情勢を伝えていました。その傍ら、ともに添えられているタブロイド紙「鎌倉朝日」紙面には市内の二階堂に位置する名刹・覚園寺で10日に行なわれる盆供養・黒地蔵縁日の紹介が掲載されていました。



鎌倉の夏の代表的な風物詩でもある鶴岡八幡宮の「ぼんぼり祭り」も8月6日から9日まで開催されます。おりしも7日の水曜日は暦の上で秋を告げる「立秋」です。時を同じくして甲子園の高校野球、そしてお盆の帰省ラッシュ…といった具合に、暑く熱い日々はまだまだ続きます。

お盆といえば、お墓参り…。ワタシ自身は東京生まれの東京育ちですが、家のルーツは遙か昔は岡山、そして江戸時代からは福島県会津の喜多方市郊外に遡ります。お盆を前にひと足先にこの喜多方市郊外の熱塩加納という集落に佇む我が家の菩提寺・曹洞宗示現寺にお墓参りに向かいました。

明け方に愛車メガーヌで神奈川の家を出発し、約4時間半かけて会津の地へ。会津磐梯山の頂は雲に覆われて



凛とした山の姿を望むことは出来ませんでした。

猪苗代湖沿いの道を進むと、湖畔に浮かぶペダルボートが旅情を誘います。



海のような大きな湖面が広がる猪苗代湖の大きさを捉えるにも、一枚の写真では限りなく難しく



ただただ水田と屋敷林、そして湖のむこうにそびえる山々を捉えることで精一杯。メガーヌの車窓からの撮影ではやはり限界があります…。

頂上が見えない磐梯山を横目で見ながら、ほどなく喜多方市郊外・熱塩加納の示現寺へ。先祖の墓石が並ぶお墓を掃き清めて焼香し



作陶する際のうわぐすりの材料となる杉の葉をたっぷり集めて、お墓参りは無事終了。


女房どのはお墓参りを済ませた安堵感ゆえか、少しばかり足どり軽く下山の途を。



お寺に着いた時に降り始めた雨は、お墓参りを終えた頃にはすっかり上がり、薄日が差していました。


メガーヌを駆って帰途につく途中、女房どのに喜多方市や会津若松市近郊の地誌を軽く説明する中、女房どのが収めたワンシーン



会津若松から喜多方方面を結ぶ磐越西線の線路が うねうねとたわんで見えます!?


ふと気がつくとお昼をとっくに過ぎて、二人のお腹も空腹ですっかりたわんでいました。お墓参りのお清めを兼ねて、猪苗代湖沿いの国道に位置するステーキのお店「白鳥」で豪華ランチ!?



200グラムのサーロインステーキのお値段は2,200円と比較的リーズナブルですが、甘さを抑えたタレと相まってまさに「絶品!」。お墓参りに来た時にはリピートしたい、心に残るお店となりました。


我が家への帰路、栃木の山あいの向こうにゆっくりと陽が落ち始めています。



晴れていたら西陽を真正面から浴びてとても疲れるドライブになるのですが、曇り空ゆえに疲労を感じることもなくあっという間に埼玉、東京を抜けて夕刻の横浜ベイブリッジ

暗くなる前に帰宅して、鎌倉・喜多方往復約800kmの日帰りドライブは無事終了。常日頃、体力にはあまり自信がないのですが、ドライビングシートに身を沈めてステアリングを握ると人が変わって元気いっぱいになります。日帰り800kmくらいはまだまだ「余裕」でこなせます!
 
お墓参りから戻ると、パリ五輪は今まさにたけなわ。今宵はこちらに目が離せません。
オリンピックの種目の中で特に関心を寄せているサッカーの決勝トーナメント初戦の相手は強豪のスペイン。つい先ごろまでドイツで開催されたEAURO2024で優勝したスペイン代表チームの弟分との対決です。「余裕」を持って観戦とまではいきませんが、日本の五輪代表イレブンの余裕たっぷりのプレースタイルは、目を見張るばかり。ひょっとすると、立秋後の決勝戦まで行けるかも…⁉

おりしも甲子園も開幕するし、暑さや作陶とも相対さなければならないし。ゆったり「余裕」の時間を実感できるのは、愛車メガーヌを駆っている時だけ⁉の夏の日々…
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