つづき → ②。
ハガキ <上司が変わり、それ以来イライラすることが多くなったという女の子から。人間なら誰でもひとりは合わない人が居ると思いけど、中居君なら、どう折り合いつけて付き合っていきますか?>
中居 「う~ん・・・まあ、合わない人居るよね~・・しょーがないんだよ、合わない人って。俺もちっちゃい頃とか、コイツ合わねーなーと思って、そいつと一切喋んなかったのよ。 そしたら、先生が“なんでコイツと喋ってやんないんだ?”って・・なんで・・俺、その時、すげー思ったんだけど・・なんで喋んなきゃいけねーのかな~って。合わない人間が居れば、喋んなくてもいいじゃないですか。 合わないんだもん。で、合わない人間が居て、そいつと喋んないのは・・俺、かまわないと思うんだけども・・それで、俺の友達に、“俺、アイツと合わないから、オマエもアイツと喋んのやめよーぜ” “なぁなあ、オマエさ、アイツあれだから・・なぁオマエさ・・”って、みんなこれでグルになったら俺イジメとして良くないと思う。」
「ただ、合わない人間と1対1の勝負・・勝負っていうか、1対1だったら別に嫌いなヤツが居て、合わないヤツが居ても、喋んなくてもいいんじゃないかな~って思うんだよね。ただそれで~・・例えばじゃ・・ま、仕事の人でもぉ・・僕で言ったら、スタッフでも・・“俺、ちょっとアイツ合わないから~、アイツちょっとオマエ喋んなよ”とか。 “アイツ気に入らねーからさぁ、いいよ喋んなくて”・・ってのはまず、まあしちゃいけないことなのかな・・とは思いますけどね。」 「俺、合わない人って、今でもやっぱ喋んないもんネ。うん。 ま、喋んないっても無視することはないけども、必要最低限のこと以外は喋んないかな。うん・・・しょうがない、でもお仕事としてやらなければならない人・・合わないな、と思っても仕事として、やらなければならない人・・って必ずやっぱ居るわけですから。 そーゆー時は、ホントにお仕事はしっかりやって、プライベートの付き合いとかしなくていいんじゃないかと思いますけどね。」
「やー、だって僕だって、多分逆もあると思うよ。 生理的に俺のこと合わない、って人。それでもやっぱ一生懸命やってくれてる人居ると思うんですよね。 合わない人って・・“中居君、合わないだよな”・・って思う人。 だって、こんだけスタッフが居るわけだからぁ~・・ね? 今、これラジオやったって・・スタッフが3人居るわけですよ・・少なッ!!(笑)・・ね? ラジオ、3人でしょ?(笑) で、例えば・・いいとも~、スマスマ~、仰天~、金スマ~、うたばーん・・ブラックバラエティって・・スタッフってさ、各スタッフが居て、それとまた別にやっぱりレコーディングと、あ、歌のスタッフ・・ビクターとか、レコード会社のスタッフが居て・・ウチの会社にもスタッフが居て・・合わない人なんか、居るでしょ。 うん。」
「そーゆー人と、やっぱ、でも仕事せざるを得ない・・っていう人とはちゃんと仕事しますけどね、うん。でも、そーゆー人とやってもぉ・・うーん・・ま、伸びないよね。うん。」
「伸びが無いよね」(by中居君)
中居 「粘りが無い・・ってのかな。どーしても会話が淡白になっちゃうから。“あー、いいですよ、はい、はい。あー、全然大丈夫です。あー、オッケーです、オッケー。”・・だから「NO」を言って、ディスカッションするエネルギーが無いからぁ・・うん。」「“いや、それは~こうこうこう思うから、あれじゃないかな~”・・って言うと・・“でもね”ってなったら、もうディスカッションする感じじゃないな・・って・・“あー、じゃあ全然オッケーです”・・って、OKが早くなったりするかな?うん。・・僕はぁ・・そうだね、NO無しでして・・あんまよくないんだけどね。うん・・・どーしても合わない人、居るよな~。」
「でも、この“イライラ”ってあるじゃないですか。僕はこのダイエット中とか~、あっきらかに自分がイライラしてるの分ってる。 でも、イライラしてしまうのは、しょーがないのよ。 メシ食ってないし、寝てないし、みたいな。腹は減ってるし、眠いし・・みたいな。それがずっと、3ヶ月4ヶ月経ったりすると、やっぱり後半ホントにね、あ~イライラしてんだろな・・って。 自分がイライラしてるのは、分ってるから・・あの、イライラを抑えることは出来ないの。イライラを抑えるとか、出すとかってコントロールは出来ないの。イライラしてしまうのは、しょうがないけども。このイライラを顔に出したり、口に出したりしないようにすることは、コントロールがつくのよ。」
「あー、今イライラしてるなぁ~・・って時は、これは口にしても顔に出してもしょーがない・・これは、抑えとこ・・って。 抑える力はあるのね。出さない力ね。 でも、自分はイライラしてるのは、分ってんのよ。あー・・こんなことで俺、イライラしてるわ・・なんで、こんなことでイライラしてんだろな、ちっくしょーめんどくせぇな、イライラしてるなぁ~・・・って思って、それを口に出したり、顔に出したりしないようにする力はあるから・・それは、抑えたりするかな。うん。」 「イライラしてしまうのは、しょーがないから。うん。 それは、天然のって言うか・・自然にね、湧き出てくる感情だから・・それを抑えることは出来るし、顔に全然出さないことは出来るから、うん。・・それを気をつけたりしたかなぁ~・・」
つづき → ③へ。