さくさく

中居正広ナシでは1日が始まらない、終わらない。元気をくれるのは中居&SMAP。

「私は貝になりたい」制作のドキュメントを見て

2009年06月06日 04時20分32秒 | 中居正広

 

 全身全霊 豊松を演じた中居君が、所々で使っていた言葉。


映画館で見て、それは分っていた。 分っていたつもりであったけど。
いわゆる「バックステージ」を見ることで その深さを見せ付けられた。

出番のない時間、セットの隅で ポツン、とひとりっきりの中居君・・いや「豊松」。


最後の晩餐。泣き崩れる豊松・・・ カットの声がかかっても、その声は豊松には聴こえるはずもない。


手紙を書く豊松。 その表情は、映画館で観るよりもリアルで怖いぐらい。 カットがかかった瞬間、スゥッと魂が抜けてゆくように目を閉じる顔がなんとも言えない。


絞首刑場で、演技指導を受けるその顔は・・ すでに、映画館で観た「あの顔」で。


手のひらの写真を見た瞬間の微笑み・・・そして、カットがかかって黒い布をはずされた後の顔は ・・ 今、まさに“吊るされた”のだ・・と感じさせ。


映画というフィクションの中で、全身全霊の作業を続けてゆく中居正広が何度となく絶望や 「死」まで経験してゆくことで彼は研ぎ澄まされてゆく。


そして。
彼から生まれた豊松は、美しく透明で清らかで・・

中居正広の魂を映すかのようだ。


そういえば、今まで彼が演じてきた人物もクライマックスが近づくほどに美しく、神々しくさえなっていったっけ。
これは、中居正広そのものなのかもしれない。


ジャイさん、いわく。  「役者は、上手いヘタじゃない」 つまり、中居正広はけっして、器用ではない。 技巧派ではないのだ。

演劇学校で、ノウハウを学んだわけでもなく。
自身も演技には苦手意識さえ持っている。
だけど、間違えなく彼はホンモノだ。


「俳優を もっとやったほうがいい。 」(by木村拓哉)


ええ。
出来ることなら・・・ 「砂の器」から、4年・・・ いいコにして待ちましたわよ(笑)
そう思うと、すぐにドラマをやってくれている今って、すごい幸せなんだわね。
・・ま、まさかまた「4年」とか経たないよね? ね? ひぃ~

ドキュメント、インタビューの入った Disc-1を見たあとは全国キャンペーンの様子が収められた Disc-2。
・・・・ダイジェストに編集された28箇所を「見るだけ」でもけっこー大変!

ということは、コレを実際にまわった中居君ってば・・・
ホント、お疲れ様。
見るだけでも大変なのに・・ SMAPツアー中、忙しいレギュラーも抱えて・・・

本編はモチロン、この特典映像(Disc-1・2)もひとりでも多くの人に見てもらいたいな・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする