Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「ふくしま原発作業員日誌」第52回大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補に !

2021-04-25 | Weblog

片山夏子さんの「ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録」が、第52回大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補になった。

ご本人からお知らせをいただいたとき、なんと私は大宅文庫のすぐ傍を歩いていたのである!

きっとこれは幸先がいいはずである。

 

そして、写真はそのとき目の前に咲いていた、バラである。できすぎである。

 

 

https://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/ohya/index.html

 

 

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キャパ100で一館だけの劇場が「密」を作り得ない

2021-04-25 | Weblog

せんがわ劇場も閉鎖するという。

今回の「緊急事態宣言」は、人が街に出ていかないようにすることが目的だという。

ブロードウェイの劇場街が「密」を作るという理屈なら、まだ考えさせられる余地がある。千人キャパの劇場が同じブロック内にひしめき合っているからだ。歩道も狭いのは周知の通りだ。

せんがわ劇場は、ぽつんと一軒だけの公共劇場、しかもタッパも高く、客席のぐるり周囲にゆとりのスペースがたっぷりあることで知られている。換気もしっかりできているはずだ。エントランスも余裕がある。

キャパ100で一館だけの劇場が「密」を作り得ない。「人の流れ」もないはずだ。満員電車と比べればわかる。

せめて入場率50%にすれば公演を認めるくらいの裁量が、なぜないのか。

 

如月小春さんを思慕するGWに予定されていた公演が、都市の不条理によって上演を妨げられる。

あまりにも皮肉で、無惨だ。

 

これは、伊丹のアイホールも同様だ。

ぽつんと一軒だけの公共劇場、しかもタッパも高く、客席のぐるり周囲にゆとりのスペースがたっぷりあることで知られている。換気もしっかりできているはずだ。エントランスも余裕がある。

 

青森の渡辺源四郎商店のGW公演は、何と二年連続中止である。

あまりのことに、言葉も出ない。

 

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虚構新聞ではなく、本当に「シン・トセイ」だそうだ

2021-04-25 | Weblog

虚構新聞ではなく、本当に「シン・トセイ」だそうだ。

目を疑う子供っぽさ。

小池都知事の「やってる感」演技の延長だし、あまりの気持ちの悪さに、寒気がする。

コロナ禍に揺れているはずの2月から、やっていたのである。

 

都政の構造改革QOSアップグレード戦略だそうだが、要はデジタルとオンラインのことばかりだ。

その意味ではずいぶん出遅れている部分も多いし、サービスとしては、扱えない高齢者が置き去りになる。

 

本当に、以下のように書かれている。

このタイトルには、

東京の更なる「””化」に向け、都民ニーズに「””摯」に向き合い、民間等、都庁外の様々な主体と連携を"深"めながら、誰からも「””頼」される都政へ - といった新たな都政の実現への想いを込めています。

都庁職員1人1人がいかにこの戦略を身近に感じ、改革の浸透を図っていくことができるか。構造改革推進チームの若手職員が真剣に議論し、「職員一丸で新しい都政を創り上げる」意識を共有するためのキーワードとして、「シン・トセイ」を提案しました。

(はい、あのシン・ゴ〇ラや安宅和人氏のシン・二ホンからヒントをですね、いただきました。。。(;^_^A )

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/shintosei/html5.html#page=1

https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/shintosei_gaiyou/html5.html#page=1

https://note.com/kouzoukaikaku/n/nc51289509662

 

 

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コロナに泣いているのではない。 「不完全なオリンピック」を強行する、権力を持つ人間の無神経に泣かされているのである。 

2021-04-24 | Weblog

権力を持つ者は、それが間違ったことでも、その権力を行使することで自らの存在価値を確かめるということなのか。

内容のない、権力を持つべきでないものこそ、大袈裟な、大きな、極端なことをしたがるもののようである。

 

「非常事態」の大安売りはおことわりである。

本当に狼が来たときに、誰も本気になれない世の中になっている。

 

与党からしてみれば、明日の全国各地での選挙の投票率を下げることも目的の中にあるのかもしれない。

それが自分たちにとって有利だと読んでいるのかもしれない。

まったく、度しがたい。

 

多くの劇場人が泣いている。

コロナに泣いているのではない。

権力を持つ人間の無神経に泣かされているのである。

 

初日が千秋楽になってしまった公演。

本当の千秋楽を残して終えてしまわなければなくなった公演。

今やろうとしていた公演こそが以前できなかったために代替として行うはずだった公演。

それらが、夢と消えようとしている。

 

検査をしないで、海外からの流入阻止に本気で立ち向かわないで、目の前のことだけ追ってきた。

海外の成功・失敗から学ぼうとしない。

一年前に気づいていてやろうと思ったらできたはずのことを、していない。

究極の無責任体制である。

 

オリンピックのせいにはさせない。

言い訳は聞かない。

責任は取ってもらう。

 

そもそもオリンピックがきちんと行われる可能性は、ほとんど失われている。

飛び込み豪代表が、東京五輪予選の出場を辞退したニュースは、その皮切りになるだろう。

オリンピック最終予選とテスト大会を兼ね、来月1日から6日まで東京で行われる予定の、飛び込みのW杯について、オーストラリア代表チームが、渡航が「安全ではない」として出場を辞退したのである。

「安全ではない」という以上に、「現況を踏まえれば、今回は公平で安全な五輪の予選イベントは可能ではないというのが、われわれの明確な立場だ」ということのようだ。(AFPによる)

開催しさえすれば何とかなると思っているかもしれないが、このままでは「不完全なオリンピック」として歴史に刻まれるはずである。それをわかっていて強行しようとしている者たちがいるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まあ嫌なことばかり考えないようにしよう

2021-04-24 | Weblog

まあ嫌なことばかり考えないようにしよう

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「消灯要請」、国民を子供扱いしていないか。

2021-04-23 | Weblog

「消灯要請」、そりゃ家や建物の中まで電気を消せとは言っていないのだろう。

だけどこんなことが罷り通ったら、夜8時以降まで上演している演劇は、終演後、真っ暗な街にお客さんを送り出すことになる。

やっばり、8時以降に芝居やっているのがおかしい、と言われかねない。

テイクアウトの店やコンビニ・スーパーは、消灯できない。そこまでは言うまい。何だかナンセンスだ。

公園の照明は街灯扱いなの? そこも気になる。夜の公園が真っ暗なのは、おかしいぜ。

何だかものすごく中途半端に思える。

ていうか。

電力の無駄を排するのは常時大歓迎だが、何だか、国民を子供扱いしていないか。

真っ暗にしたら街に出ないだろうって。

そして、国民の行動を制限する権力に酔っていないか。

で、ぜんぶ「要請」なんだぜ。

なんて国だ。なんて従順な国民だ。

 

最後に、小池知事。オイルショックや東日本大震災を引き合いに出すなよ。それで傷つく人だっているんだぜ。

 

 

 

ロイターの報道によると、 東京都の小池百合子知事は23日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた対策として、都内で午後8時以降、街灯以外の消灯を行うよう要請することを明らかにした。これから関係団体に協力を要請するという。

小池知事は、ライトアップの中止などこれまでの要請に加えて「照明を伴う看板、ネオン、イルミネーションなども停止してもらえるようお願いする。夜は暗い。街灯のみが灯ることに結果としてなろうかと思う」と述べたという。

小池知事は、オイルショックや東日本大震災の際、電力使用を抑制するために大規模な消灯が行われたことを引き合いに出し、今回は「人の流れを抑制するための措置」として消灯を呼び掛ける意向を示したそうだ。

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現在の感染者数を下回っていなかったら、当然オリンピックも中止ですね。

2021-04-23 | Weblog

開催時に現在の感染者数を下回っていなかったら、当然オリンピックも中止ですね。

「無観客」だけでは抑えきれないのですからね。

問答無用に劇場を閉めるなら、あらゆる公共の場も閉鎖するなら、その必要があるはずです。

乾杯の美酒もお預けですしね。

今夜8時の声明で、菅総理は、そこのところ、しっかりとお約束ください。 

これから何度も流行の波が起きるというのが政府の認識だと西村大臣も言っているわけですから、当然想定されていると思いますが。

で、そこんところだいじなんですが、民間のあらゆる現場に正当に補償しないと決めていらっしゃる以上、独立した開催機関と見なして、オリンピックにも間接的なことも含め、今後いっさい補償にあたる補填なしで御願いします!

 

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酒類がメニューにない居酒屋は、何屋だ?

2021-04-23 | Weblog

西村大臣、国会で、メニューに酒類を載せなければ20時まで営業してもいいと言い放った。

酒類がメニューにない居酒屋は、何屋だ?

客が来ると思っているのか。

 

ノンアルコールビールバーならいいのか?

 

 

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「子供文化芸術支援事業」についての公開質問と私たちの意見

2021-04-23 | Weblog
演劇緊急支援プロジェクトは、〈「子供文化芸術支援事業」についての公開質問と私たちの意見〉を提出しました。
2021年4月14日に文化庁が発表した「子供文化芸術支援事業」募集案内の内容について、4月21日、公開質問と意見を提出したものです。
 
「子供文化芸術支援事業」なのに、「子供向けに製作された公演は本事業の対象ではありません。」と明記された事実。
子供向けに制作されたものでも一般席のS席(最も高い席)が8千円以上でないと対象範囲に含まれないということ。
その他、問題だらけ。
わかりやすいので読んでみてください。

 

文化庁 参事官(芸術文化担当) 梶山正司様
    企画調整課 子供文化芸術活動支援事業担当 御中
    「子供文化芸術支援事業」についての公開質問と私たちの意見
                            演劇緊急支援プロジェクト

去る 4 月 14 日、文化庁は子供文化芸術支援事業(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事 業)の募集案内を発表しました。この募集案内は、その内容、文章表現と合わせて、私たち 演劇関係者を驚かせるとともに、特に児童青少年を対象とした芸術活動を行なってきた団 体を唖然とさせるものでした。詳細については後述しますが、この事業は、令和二年度第三 次補正予算において、「子供の文化芸術の鑑賞・体験等総合パッケージ」(40 億円)を構成 するものとして、学校公演を中心とする「子供への文化芸術鑑賞・体験機会の提供」(以下 学校鑑賞事業と呼ぶ)という事業と一緒に提案されたものです。募集案内にもある通り予算 額としてはほぼ 10 億円で、文化庁が当初発表した事業概要では、実施内容として「劇場・ 音楽堂等で行われる、子供たちの鑑賞・体験しやすいサービス等を提供する公演」となって いました。つまり、本事業は学校主体ではなく、劇場・音楽堂等の劇場施設、あるいは芸術 文化団体が独自に子どもたちを集客し行う事業で、その際、子どもたちの鑑賞・体験しやす いサービス等を提供することと読めます。つまり、学校鑑賞事業では捕捉できない子どもた ちを対象とする事業として、特にそれが小・中に限られていることから、本事業が幼児や高校生をも含みこんだ年齢層を対象とするものと期待されたことも事実です。

ところで発表された募集案内は、それらの本旨とは全く異なった事業目的を持ったもの としか読み取れないものになっていたのです。その中心点は特に、その3「補助事業の対象 範囲」に現れています。

1 まず第一に、この事業における作品内容は「子供向けに製作された公演は本事業の対象ではありません。」と明記されたこと。

2 一般向けの有料公演であり、一般席のS席(最も高い席)が8千円以上するものを対象とすること。また子供向けに制作されたものでも8千円以上の入場料設定がされれ ば、対象範囲に含まれるということ。

3 本事業の補助総額の上限として子供の比率1割から2割で3千万円、2割から3割で 4 千万、3 割以上で 5 千万という金額が設定され、その補助額は総事業費の 2 分の 1 とされていること。つまり、この助成はあくまで一般向け有料公演の総事業費の 2 分 の1を助成するもので、その金額が子供の占める割合によって定められているという こと。

4 そして「本事業のチケット収益が公演に係る総事業費を超えた分については、補助金と相殺することがある」に加えて「その場合でも 1 公演あたりの集客が 2000 人未満 (総座席数)の場合はこの限りではありません。」とあります。つまり、本事業に採択 されれば、事業費の 2 分の 1 が助成され、仮にチケット収入で事業費相当を得たとす れば、その助成金はそのまま収益となって事業者を支えるものになるということ。

5 さらに無料の子どもの集客方法として、HPやチラシ等で無料の席数を公示し、応募 によって席を埋めることが想定されていることです。つまりこの情報公開は主催者に 委ねられることになります。そのため情報を取得できる子どもは限られる可能性が高 くなります。

ここに書かれたことを素直に読めば、以下のようになります。(この内容は私たちも今回の補 正予算での予算獲得の内容として要望したものを反映していると言えますが)

コロナ禍で公演数の減少や観客数の減少に苦しんだ芸術団体、劇場・音楽堂が、今後の入 場料 8 千円以上を設定した公演で、なおかつ大人向けに制作された作品であれば、そこに 子供を一定割合で招待すれば、最高額 5 千万円を上限として総事業費の 2 分の 1 を助成す る。そのことでこの間の財政的な打撃を少しでも解消することに役立てて欲しい。

上記を本旨として、それが文化庁事業として成立するために

「コロナ禍で鑑賞機会を減少させた子供たちに、滅多に触れることの出来ないチケット 代の高価な劇場体験をさせたい」という別の目的がつけられたとしか読めないのです。

というのも、もし子ども本位に考えるなら、あまりにも不公平な支援事業になるからです。 大都市部と過疎地域との格差、また同伴する大人が購入できるという経済条件格差、さらに 主催団体との距離による情報格差等を助長するものになります。実際 S 席であろうと 8 千 円以上を設定できる公立文化施設は少なく、大都市部に限られます。またその芸術ジャンル も極めて限られるか、あえてこの事業の為に 8 千円以上の S 席を設定するという流れをつ くることにもなります。そのことで、鑑賞できる子ども達を極めて限られたものとする一方 で、その条件にある子どもは、何回も応募できる可能性も生むのです。しかも個々の事業費 がかなりの金額になるために、本事業の恩恵を受ける子供たちの人数も限られたものにな ることも想定できます。(実際に本事業に子供たちがどれだけ参加したかを検証する方法は明記されて いない。無料席を転売できないとされているだけで、つまりは子供対象の無料席を一定度用意し、その席 を空けることを覚悟すれば、子供が一定割合で入ったかどうかを実証する方法はないのではないかと読め ます。)

4 月 16 日の時点で、担当分掌であるところの企画調整課の担当官からの説明を受けまし たが、「子供たちが滅多に体験できない芸術との出会いの場を提供する」ことがこの事業の 本旨であるということでした。ただこの「コロナ禍で子どもたちがどうなっているのか」と いう認識、説明はなく、あえて補正予算で実現すべき事業なのかという点での説明もありま せんでした。むしろ「せっかく予算が確保できたのでこの機会に子ども向けではない作品と の出会いの場を作りたい」という思いだけを感じたのです。もとより私たちも子どもたちがその多感な時期に豊かな芸術体験をすることを願っています。しかしこの募集案内にある のは、あえて「子供向け作品」を排し、「本格的な」「大人も楽しめる」という表現を「8 千 円」という座席単価で線引きする理由としたために、芸術作品を入場料金で差別化するとい う事実だけが残ります。世間には未だに、子ども向けに制作された作品を芸術上の評価で下 に見る傾向がありますが、限りない想像力を持った子どもたち向けだからこそ出来る芸術 表現があることは周知のことです。また、多くの芸術団体は子どもたちに向けての作品創造 を通じて、その芸術ジャンルとの出会いの場を作る努力を行なっています。この募集案内の 内容は、それらの努力を踏みにじり、文化庁として差別化に加担するものと言わざるを得な いのです。

また、学校単位の芸術鑑賞と劇場での芸術鑑賞では、子供にとっての体験としてはかなり 異なる印象、異なるものになることは事実です。劇場であるからこそ出来る表現も多々あり、 その体験も貴重です。そのことからこのパッケージは二つの事業で形成されているという 理解をしていましたが、まさかそこに文化庁が、「子供向け」と「大人向け」、「8 千円とい う座席単価」で腑分けして、しかもそこに 3 万円以上のチケット単価への対応や、この期に 及んでの海外招聘までが例示されるとは想像できなかったのです。つまるところ、子どもた ちが本格的な劇場・音楽堂で実施される「客席単価の高い大人向けの作品」を鑑賞すること に、「子供向けに制作された作品」とは腑分けして、文化庁が助成することになります。

問題はこれをコロナ禍で苦しむ子どもたちの文化芸術活動を支援する事業として行なう ことにあります。それだけに、本事業が子どもたちの芸術鑑賞機会の格差をさらに拡大する 方向になることは絶対に避けるべきです。

この募集案内の示す方向性など、まだ異論を差しはさむ余地は多いのですが、これ以上長 文に渡ることは避けたいので、これにとどめます。

上記を踏まえつつ、以下の点について、文化庁としての回答を求めたいと思います。

1 この募集案内について 4 月 15 日の時点で個人的意見としての指摘を行なったところ、 「子供向けに製作された公演は対象としない」というところから「大人だけでも十分に 楽しめる」という表現を削除するという回答を得ました。

あってはならない表現がそこにあったという意味で、一つの改善ではありますが、し かし、本事業が事業の趣旨目的に沿わないものになっていることは確かです。前述した ように「8 千円、大人向け」が制約条件となって、地方都市での事業が対象になりにく いことも確かです。ぜひ、その制約条件を外していただきたいと思いますが、その点に ついての回答を求めます。

2 上記の点にも関連しますが、削除された文書の中にあった表現の根底にある「子供向け」 「大人向け」の区分、あるいは入場料単価で「本格的」「大人も楽しめる」と規定する考 え方は、文化庁としてとるべきものではないと考えますが、文化庁としてどう考えているのか、回答を求めます。

3 前記の二つの制約から、芸術ジャンルが限られる危険性があり、その危険性を持つ事業 の実施は避けるべきと考えますが、いかがお考えでしょうか。この事業に応募できる団 体を腑分けし少数化するために、この制約条件を設けたとするならば、その理由を明確 にすべきではないでしょうか。

4 今回の支援方法、とくにその対象経費枠や入場料収入との相殺は原則として考えないと いう考え方は、文化庁や芸文基金などの他の支援事業での枠組みを大きく超えるものに なっています。今後の文化庁における芸術団体、芸術創造支援事業として、この方向を 検討していくということなのでしょうか。

またそれは現在の予算枠で出来ることではないので、今年度の補正予算、来年度の文 化庁概算要求額として反映されるべきと考えますが、いかがでしょうか。

5 本事業の実施期間について
本事業の実施期間は令和 3 年 4 月 1 日から令和 4 年 2 月 28 日までとなっています。

先日来、同じ第三次補正予算の「ARTS for the future!」事業について、年内ではな く年度内までの延長を求めてきましたが、それについての回答は、令和二年度予算の補 正予算であるために困難ということでした。ではなぜこの事業は可能なのでしょうか。 であれば「ARTS for the future!」事業も年度内とすべきと考えますが、いかがでし ょうか。想定される応募件数によるものであるとするなら、実務的な理由で来年一、二 月期の公演事業を対象と出来る団体とそれ以外の仕分けが行われる結果になると考え ますが、いかがでしょうか。

上記を含む第三次補正予算の事業概要については、文化庁として 4 月 28 日に芸団協を窓 口とする説明会を行なうと伺っています。

そのことも踏まえ、4 月 27 日までにご返答をお願い申し上げます。

私ども演劇緊急支援プロジェクトとしては、昨年来のコロナ禍による芸術文化団体に与 えられた打撃に対して、芸術文化の灯を消さないという立場で、様々な運動を行って来まし た。それは幅広い芸術文化団体の声となり、また文化芸術振興議連の国会議員の先生方を始 めとする国会審議や政府内での粘り強い折衝などによって、今回の補正予算が文化庁予算 として確保されたものと認識しています。それだけにその予算を執行する事業が、コロナ禍 に向き合う緊急対応の施策であるにせよ、子どもたちに向けた文化政策として憂いを残す、 あるいは誤った事例を残すことがあってはならないと考えました。

誠意ある回答をお願い申し上げます。

 

以上

 

 

https://www.engekikinkyushien.info/2021/04/21/openletter/

 

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酒を出さない居酒屋に、誰が入るのだ。

2021-04-23 | Weblog

酒を出さない居酒屋に、誰が入るのだ。

コロナの感染は、酒を飲まないことで防げるのか。

なんのための「禁酒法時代」なのか。

人が死ぬぞ。

 

新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が出された場合、東京都が、飲食店での酒類の提供を終日禁止する方向で調整していることが都関係者への取材でわかったという。期間は4月25日か26日ごろから大型連休を挟み、5月11日か16日ごろまでを想定しているという。

飲食店に対しては、酒類の提供は終日禁止にしたうえで、営業時間はまん延防止等重点措置と同じ午後8時までとする方向で政府と協議を進めているという。

 

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おそろしいことに

2021-04-22 | Weblog

おそろしいことに

Facebookの「友達」が、3000人になってしまった。

 

友達が少ないことに劣等感のある私なので、これは何かの間違いなのだが。

なんにしても、今後とも仲良くしていただけると嬉しいです。

 

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国際ペン・日本ペンクラブ共同声明 「ミャンマーにおける表現の自由を求め、日本のジャーナリスト、北角裕樹氏の即時釈放を強く求める。」

2021-04-21 | Weblog

国際ペン・日本ペンクラブも共同声明を出しました。

「ミャンマーにおける表現の自由を求め、日本のジャーナリスト、北角裕樹氏の即時釈放を強く求める。」

ミャンマー在住の日本人ジャーナリスト、北角裕樹氏は自宅で治安当局に逮捕された。
彼はヤンゴンの悪名高いインセイン刑務所に移送されたと伝えられている。
我々は、ミャンマー軍に対し、自国民に対する暴力行為を直ちに停止し、拘束されている平和的な抗議者を即時かつ無条件に刑務所から釈放するよう求める。
我々は、表現の自由を求め、ビルマの国内外のジャーナリストや記者の保護を求める。
我々は、日本政府及び国際社会に対し、北角氏の安全を確保するために直ちに行動をとるよう求める。

 2021年4月19日
国際ペン 日本ペンクラブ

 

PEN International & The Japan P.E.N. Club joint statement
“Call for the freedom of expression in Myanmar and strongly demand the Immediate Release of Japanese journailist,Mr. Yuuki Kitazumi”

Mr.Yuuki Kitazumi, a Japanese journalist living in Myanmar, was arrested at his home by security authorities.
He was reported to have been transferred to the notorious Insein prison in Yangon prison.
We called on Myanmar’s armed forces to immediately stop the violent acts against its own people and to release all detained peaceful protesters from the prison immediately and unconditionally.
We call for freedom of expression and demand the protection of local and international journalists and reporters in Myanmar.
We urge Japanese government and International Communities to take immediate action to ensure the safety of Mr.Kitazumi.

    April 19th,2021

PEN International       The Japan P.E.N.Club

 

https://japanpen.or.jp/jointstatement20210419/

 

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三度目の緊急事態宣言は、また劇場を閉めろというのか そして通勤時間を変えられない者の運賃だけ値上げするというのか

2021-04-21 | Weblog

三度目の緊急事態宣言が取り沙汰されている。「劇場」部門では今のところ映画館のことしか言っていないが、どうやらまたオールジャンルで「劇場を閉めろ」と言い出しかねない気配である。

映画館や劇場が閉まっていれば「人が集まる目的は減少する」という理屈だそうだ。どの口が言うのかと思う吉村知事は、イソジンと共に去ってほしい。政府も首長たちも、これまでの自分たちの失策をいっさい棚に上げている。あまりに厚顔だ。

緊急事態のくせに、休業については相変わらず法的根拠のない「要請」であろう。

二言目には「自粛の要請」というが、自粛とは本来は自分で判断するものであり、要請されてすることではない。結局、かつての戦時下の「隣組」よろしく、国の感染対策じたいが同調圧力に期待するものだ。私権制限が常態化し、感染者への差別と攻撃に満ちた社会では、言葉の意味の無化が進みすぎている。言葉を扱う職種の者たちは、もっと怒るべきだ。

いちど「補償」を正当なものと認めたら、庶民に骨までしゃぶられると警戒しているらしい日本国家は、「支援」「協力金」で恩着せがましく「特例の施し」をしてやっているという姿勢を崩していない。昨日発表された文化に対する第三次補正予算のArt for the Future(略称AFFだそうな)も、より弱っている人の所に届きやすい立て付けではないと私たち現場人は四ヶ月間言い続けてきたが、根本的には変えられていない。

私たちは、法律なんて少ない方がいい、と考えがちであるが、憲法が様々な施策の実行において無化されてしまっている状況である今、国を縛る取り決め、国民に対する責任から逃れさせないための法律は、逆に必要なのかもしれない、と思ってしまう。

説明責任を果たさない政治家、嘘をついた者たちは当然のこととして役職を追われるべきだし、不正で失職した議員は遡って給与返済することを決めるべきだ。

そして、「緊急事態」には、防衛費削減を認める仕組みを作るべきだ。一年前にもコロナ対策で「ステルス戦闘機とイージス艦購入の先送り」した韓国を、見習えばいい。

緊急事態で苦しんでいるのは「国民」である。「国家体制の危機」を逃れることばかり優先する現政権の考え方は、おかしい。

入管法の改悪だって、結局、国家の無自覚、無根拠な警戒心の発露である。もっと社会全体が関心を持ち、法律のあり方を正しくするよう注視すべきである。

 

そして国土交通省は、鉄道乗車料金について、需要に応じる時間帯などで価格を変える「ダイナミックプライシング」(何がダイナミックだ。横文字で言ったらもっともらしく響くとでも思っているらしい)という名の「弱い者いじめの値上げ」を検討しているという。

感染防止とか分散乗車とか言っているが、通勤通学時間を変えられない弱者の運賃だけ値上げするというのか。本気で、真面目に、考えているのか。

そもそも「値段が高けりゃ乗車時刻を変えるだろう」というのは、あまりにも自分本位で、乗客の都合・利便をまったく考えていない。

 

マスコミは、ただ情報を垂れ流さず、問題点が明確になる報道をしてほしい。今日一日の紙面だけで、ましな時代なら一年ぶん紛糾するくらいのトンデモ事案ばかりではないか。ただ紹介するなら現状追随と同じだ。新聞を読んだら血圧が上がる、というのは、まったく、今のことだ。

そして、真っ先に国を批判しているべき野党は、いったい何をしているのだろう。在野だから実行力はないんだもん、というところで、長らく胡座をかきすぎていないか。

 

以下、半月後(5/7)の加筆。

あれから半月後、首都圏の鉄道網は、減便の形で「ダイナミックプライシング」をやってしまったようだが、以下のブログに書いた私の予想通りの混雑混乱となり、JR東日本は「減便」をあすからはとりやめるようだ。しかし……、誰が考えてもダメにきまっていることを、それまで誰もとめなかったのは、なぜだ。
戦争なんて止められないぜ。こんな国。

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そういえばずいぶん長い間、ハンバーガーを食べていない

2021-04-21 | Weblog

訪米した首相は大統領との会談でなぜ出されたハンバーガーを食べなかったのだろうと思ったら、大統領との夕食会を申しこんで断られていたのではないかとも、聞いた。写真を見ると付け合わせも何もなく、ただハンバーガーだけが皿に置かれているのが異様だというのは、頷ける。そもそも二十分の会談では食べる隙がなかったのだろう。どうでもいいけど。とにかく食べ物は大切にしてほしい。

台湾に対する関心なんかあったとは思えないのにいろいろ言っていたが、戦争のタネを増やしているとしか思えない政策を止めていただかなければならない。十万人超の大規模な軍事演習を企画して、中国を徴発しているのは日米の側である。

コロナについては、ファイバーに電話するなら日本からでもできるだろうというのも、誰もが思うこと。オリンピックを本当にやる気のある国だったら、とっくにワクチン摂取率で金メダルをとっているはず。やらない理由、うまくいかない原因を、自分で作り出している。なんのためにやるオリンピックだったのか。

今度の訪米で、首相はさらにオリンピックやる自信がなくなってきたのではないかと思うが、美談と苦労話の好きな日本人は池江選手にほだされて、巷はオリンピック賛成派が増えているという。そういう問題じゃないのにな、と思う。

 

 

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ARTS for the future ! 事業 募集要項発表

2021-04-20 | Weblog

昨年末から言わていた、文化庁第三次補正予算 ARTS for the future ! 事業の募集要項が発表されました。

私もまだ詳細は見ていませんが、自分の事業に心当たりのある方は、見てください。

 

文化庁ホームページ

https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/20210326_01.html

 

募集要項

https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/pdf/20210326_02.pdf

 

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