Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

文学座アトリエは、絵になる

2021-04-14 | Weblog

夕方、文学座アトリエへ。

多くの新進演出家を輩出している文学座だが、女性新人が多い。

クォーター制とかの意識の問題でなく、実力なのだろうと思う。

また一人、新人。

水野玲子さん演出の「SEVEN・セブン」。

さいきん燐光群にもよく出ていただいている鬼頭典子さん。昔に私が文学座に書き下ろした「みみず」に出演の山崎美貴さん、他に、高橋紀恵、、頼経明子、梅村綾子、柴田美波、といった皆さん。
作:ポーラ・シズマー、キャサリン・フィロウ, ゲイル・クリーゲル、キャロル・K・マック、ルース・マーグラフ、アナ・ディヴィエール・スミス、スーザン・ヤンコヴィッツ

 

それにしても、夕景の文学座アトリエは、絵になるなあ、と、久しぶりにおうかがいして思うのであった。

 

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「トリチウムくん」なんて、いらない

2021-04-14 | Weblog
東京新聞によると、復興庁は13日、東京電力福島第一原発の処理水に含まれる放射性物質トリチウムの安全性をPRする目的で作成したチラシを発表。チラシには、トリチウムが自治体の広報で使われる「ゆるキャラ」のようなかわいらしいデザインのキャラクターで登場しているという。
 
復興庁の担当者はトリチウムをキャラクターとして表現した理由を「親しみやすさという意味が大きい。『善』でも『悪』でもない中間的な感じを目指した」と説明しているという!
被害を生み出す可能性のあるものを、親しみやすくして、どうするのだ?
「『善』でも『悪』でもない中間的な感じ」というのは、ちょっと頭が痛くなるが、物質そのものに罪がないということと、その危険性をクリアしないで放出することとは、まったく意味が違う。
 
チラシでは「トリチウムが雨水や海水、水道水、人間の体の中にも存在する」と説明。そりゃそうだ。存在はする。
「人間の体内で蓄積されずに水と一緒に排出される」「海洋放出の際に濃度を大幅に薄めるため、海水中の濃度は基本的に水道水と同レベルになる」などと紹介しているという。いやいや、薄めればいくらでも濃度は落ちるだろうが、なくなるわけじゃない。
 
汚染水を処理水と言い換えることもひどいが、それが子供たち向けであることは、もっと罪深い。
 
「飲んでも大丈夫」という麻生副総理の発言が、どれだけ多くの人を傷つけているか。
 
本当に安全と言われる処理ができるまでは、海洋放出は許されない。
どんなに薄めようが、たいへんな蓄積が予想される。
この災厄と向き合うことは、絶望的に長い期間、続くのである。
 
 
 
 
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「うなぎ」は裏返された

2021-04-14 | Weblog

うなぎ蒲焼きに顔認証される男、坂手洋二です。

さいきんはエイプリルフールでうなぎを週に一回食べると予告するという「四月バカ」をかますと、いろいろと波紋がありました。真に受けられたり、叱られそうになったり。

 

しかし、私は、うなぎに縁のある男、では、まったくないのです。

 

さて、井の頭通り沿いを通っていると、いろいろと様変わりがある。

大昔に昼のランチタイムに2、3回入ったことがあるだけの老舗の天ぷら屋があったが、数年前にあっさり潰れた。

その少し隣に「うなぎ」があった、ここは一度も入ったことがない。未体験のまま、潰れた。

そして、「うなぎ」屋の看板は、裏返された。(写真)

「うなぎ」を裏返すということに、何かしら象徴的なことを感じる、なんてことは、ない。

ただ、裏返された平仮名が、なんにしても不条理である。

 

うなぎ蒲焼きに顔認証された話

https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/22d9edac6b7cd9461ff6642751761e80?fbclid=IwAR20S2lCyxRaai07IU7YQ3olsN5W55hBgpTTkeeJ0VIpKkKmvp2cXQ_mVzc

 

 

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