サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

珍言2017

2017年12月13日 | サカタだよ
そんな言い方があるのかと呆気にとられた珍言を、年の初めからスマホに下書き保存していたのです。
2017年は珍言が大豊作でした。そろそろ年の瀬ですし、どんなのがあったか振り返ってみましょうか。
今年、最初に琴線に触れた珍言は
キムハブ
まだSMAP解散してませんでしたからね。最終的には、事務所に2人残って3人やめた2017年でした。
育ての親のマネージャーが事務所をクビになったとき、全員でやめる話になりかけたらしいですけれども
2017年の初めにはキムタクひとり残留の意思を示し、他の4人にハブられた……ということで、生まれた
珍言がキムハブでした。そんな言い方があるのかと、心のメモリーにしまっておくと忘れそうなのでスマホ
にメモリーしておいた珍言の、記念すべき第1号です。
でんでん
第2号は国会の答弁で安倍首相が漢字を読めなくて、云々をでんでんと読んでしまったことに唖然として、
でんでんをメモリーしました。その後、うんぬんにはでんでんという読みもある、と閣議決定しなかったのが
不思議なくらいですね。そもそもには基本的にの意味もある、と閣議決定したり、それで分が悪くなったら、
そもそもを辞書で引いたのは首相自身ではないと閣議決定したり。なんなんだよ。
閣議決定
も、ずいぶん変な使い方するものだとメモリーしておいた珍言です。閣議決定さえすれば国会なんて不要
だとか思ってるんじゃないかなと、春ぐらいから目をつけていましたが、通常国会の強引な閉会ぶりとか、
臨時国会の開かなさ加減を見ていると図星でしたね。
千眼美子
たいしたことないアイドル女優が突如引退して、幸福の科学に新しい名前をつけてもらったのがこれです。
ひさしぶりに宗教がらみで香ばしい珍事が起きたので、スマホにメモリーしておきました。北朝鮮の金正男
が、マレーシアで暗殺された時のガスの名前は
VX
これも香ばしい出来事でした。遺体を引き渡せと激しく言い募る、北朝鮮の主張の中で使われていた言葉
最高尊厳
これもなかなか香ばしい。本気になればなるほど意味がデフレスパイラルに陥って効果が希薄になります。
同じように、繰り返すほど意味をなくす珍言の代表例は
印象操作
ですね。印象だけならまだいいけど、実際に公金を投入して株価を操作しているツケはいずれ一般市民が
負わされるのだから、たまったもんじゃありません。大勢に犠牲を払わせて身内だけ得するように仕向ける
ネポティズム
これも従来あまり使われなくて、2017年からよく聞くようになった言葉です。森友学園、家計学園の疑獄で
頻繁に耳にするようになりました。そもそもアベノミクスこそネポティズムでしたよね。それを指摘しないのは
忖度
のなせるわざ。本来は美徳なのに、そもそもの意味をはきちがえるように美しい国の意味をはきちがえると
忖度の意味も変わってしまいます。記録を残すべき官僚が証拠の隠滅に使役される美しい国です。
やりがい搾取
五輪不況がやってくるようですが、会場の建設はうまみがあるので予算がふくらみ、過去5大会の建設費
の合計(2480億)より東京五輪の建設費が上回っている(2520億)一方で、うまみのない通訳などには
予算がつかずボランティア頼み。やりがい搾取にも程があります。
クチャハラ
つけっぱなしのテレビで見るともなく朝まで生テレビを見ていたら、入れ歯の透き間を吸う音が四六時中
マイクにひろわれているので、何の音だろうと検索してみたら司会の田原総一郎の入れ歯の音でした。
クチャハラという言葉を知ったのは、このときが最初です。
統計史上初4年連続の実質賃金減少と戦後初2年連続の個人消費減少
それでも反省しないで突き進もうというわけですから、曲がり角はとっくに曲がっているのかもしれません。
マイナスの数字を隠してプラスのように操作するのって、だめですよね。
このハゲーーー!
豊田真由子議員の秘書への態度、あまりよくはないですけど、当人どうしで解決すれば済む問題ですね。
しかし、この人は解散総選挙で落選しました。
自衛隊・防衛省・防衛大臣・自民党としてお願い
稲田朋美防衛大臣(当時)の発言、重大な違反行為ですね。この人は他にも重大な失言や、隠蔽行為や
背任があったようですが、解散総選挙で当選しました。
ヒアリ
まだ見たことないですけど、この夏あちこちで発見されていましたから、確実に地下で繁殖して勢力拡大
を狙っていることでしょうね。来年あたり本物に出会えそうな気がします。
拍手をもってお間抜けください
都議選のときですね。選挙運動の最終日に、秋葉原で首相が演説する際、石原伸晃が前座をつとめて
安倍総理を迎える直前、こういいました。お間抜けくださいといわれて、
こんな人たちに負けるわけにはいかない!
とお間抜けしてしまったのは、決定的にまずかったですね。歴史に名を残すことが間違いなくなりました。
都議選は負けまくりましたが、都議選の敗北は首相のせいではないと閣議決定していたので、本人的に
あれば自分と無関係な敗北のようです。
武装難民
総理も総理なら、副総理も副総理です。武装難民なんて言葉はないのに作ってしまいました。武装難民
かもしれないから、警察か防衛出動か射殺……と、ゆがめた口をすべらせて国内外から批判を浴びて。
今年は政治がらみの珍言がとくに目立つ1年でした。
国難突破解散
副総理も副総理なら、総理も総理です。ない国難を煽って突破しようとしたところへ、希望の党ができて
小池百合子は日本をリセットするはずが自分をリセットしてしまった。ステルス総理は「おまえが国難」と
いわれながらも、選挙に勝って白紙委任状を手にしたつもりか言動がおかしい。
首吊り士
座間9遺体事件の死体遺棄容疑で逮捕された27歳の白石隆浩容疑者のツイッターのアカウント名が
「首吊り士」と知ったときから、なんだ首吊り士って? と徐々に興味がわいてきました。9遺体だけでは
印象にさほど残らなかったかも。「全財産くれたら殺してあげるよ」とか、ただ単に殺したいだけだろうに
ものはいいよう。しかし、最初の殺人で50万円……人ひとり殺して50万円じゃ割に合わないことですね。
クロワッサン砲
文春砲があるならクロワッサン砲があってもいいじゃないか。そう思って作った言葉です。作ったヤツを
混ぜちゃイカンとも思いますが、こんどのクロワッサン(12/25発売号)で不倫のページを担当したので、
時折クロワッサン砲を思い浮かべました。素足にローファーのあの人とか、ダブル不倫の騒動の主とか、
元お立ち台クイーンのあの師匠とか、濃いめに取材しました。クリスマスに読んでください。



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コメント
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