サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ロケハン

2017年12月06日 | サカタだよ
あのラブホみたいな色した小さいビルの4階で、今年も仕事に励んでいたらアッというまに師走になりました。
ふと魔がさして、たまには仕事のことも書こうと思ったんです。どのくらい読まれているか見当もつきませんが、
「お茶の時間 ひとつのことを、ゆっくり話そう。」という対談3回シリーズの当番が今年も回ってまいりました。


築地市場は移転できるのかな?

上から見ると、こんなふうになってるんですね。ロケハン(撮影下見)に行ってきました。白いのは魚を入れる
発泡スチロール。すごい量。1日であんなに処分されるんでしょうか。というのも、下見したのは午後なので、
もう築地の仕事は終わりでしたから。


仲卸売場は閑散としていた……

深夜早朝が売り買いどきで、9時か10時ぐらいには一段落するようです。後日、撮影に行ったのはそれぐらいの
あまり混まない(見物客がだんだん増える)時間で、魚もあらかた片づいたころ。


おさわり1回5千円です (笑)

すでに出回っている11月25日発売号に、対談3回シリーズの第1回が載っておりまする。テーマは「魚」です。
多彩な魚が流通する日本にせっかく住んでるんだから、もっと魚を食べたらいいのに、消費量が激減している
のは一体どうしてなんだろう? おいしく食べるコツは……といったことが、第1回の話題です。対談する方々
と築地でロケをして、ぶらぶら歩いて東銀座のマガジンハウスに戻って話をするべく移動する途中、


みんなでホルモンを食べました

築地場外の「きつねや」に寄って腹ごしらえ。魚を市場で買って帰ると海鮮丼などは安くおいしく食べられる
けど、ホルモン煮込みは家でなかなかできませんからね。外食するとは、そういうこと。家で魚を食べるとき
知っておくとよい知恵は、ご興味あれば誌面でごらんください。


第2回は品川「あじろ定置網」へ

珍魚、未利用魚、食べるとおいしいのに捨てられてしまう魚のほうに関心を向ける第2回は、静岡の網代で
水揚げされるバラエティ豊かな魚を直送してその日に料理として提供するお店で対談しました。ロケハンの
ために前もって、お店で飲酒行動しました。マスターにご挨拶。


ほうぼうのお刺身でございます

鮮度がいいと胸ビレが色鮮やかですね。青い輝きは時間が移ろうと消えてゆきます。こちらのマスターは最近、
こんな本を上梓しました。


その名も『珍魚 食べ方図鑑』

12月10日発売号に対談が掲載されます。これを書いている時点では、ロケハンはしたけど取材撮影は済んで
おらず、当日どんな魚が水揚げされているか楽しみです。自然が相手ですから、どうなることか?


大きなビーカーで酒を飲むお店

その左にあるのは塩辛です。かつて、ツアーで日本にやってきたアメリカの某ロックバンドのメンバーは塩辛に
衝撃を覚えたらしく、後日インタビューで「腐ったイカが自分のぶちまけた内臓に浸かっているヤツを食べたぜ」
とコメントしたという逸話を、塩辛を見るたび思い出します。余談です。


お台場にやってまいりました~

ロケハンしたのは残暑のころ。雑誌は鰹節のようなもの、作るのに何か月もかかるから旨味あるダシが出ます
……刺身で食わせるネット配信とは違うけど、生は生でうまい! 叩きとか(笑) いけない、いけない、毒舌が
あやうく出るところでした。(出ちゃった?)


第3回は海の環境と生物多様化

いちおう話題の振り分けは考えていて、年末の12月25日発売号に掲載の第3回はそんな方向です。読みたい
ですか? ちなみに特集のほうは不倫の担当です。今回は「お茶の時間」を自分で書かず、不倫を自分で書く
段取りにしました。読みたいですか? クリスマスまで待ってください。


雨の場合は木の下で……暗い

築地市場とあじろ定置網は屋根があるから安心だけど、お台場は屋根がないから雨ふりませんように。変な
写真になっていたら、天気が悪かったと思ってください。自然が相手ですから。「平成」をテーマにしたときは、
雪ふりましたからね~。平成も、もうじき終わりですね。魚を食べる生活にも、終わりが近々くるのでしょうか?

ごきげんよう
コメント
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