サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ザ・ゲーム

2017年07月05日 | サカタだよ
『ポケベルが鳴らなくて』のことを調べてみると、1993年の7月から9月に日本テレビ系列で土曜21時から
放送されたようですね。就職氷河期といわれて自分になど入れる会社があるわけないと思いながら就職
活動してたころです。そんでもって翌年マガジンハウスに入社してみると、ポケベルを持っている人がチラ
ホラいて、携帯電話を持っている人もチラホラいる。そんな感じで、自分はどちらも持っていませんでした。
べつになくても不自由しなかったのです。



1人1台パソコンを支給されて、メールアドレスを作ってもらいましたが、まだあんまりインターネットとかを
活用する時代でもなくて、おじさん社員たちがパソコンに慣れるために(?)ゲームを熱心にやってました。
「広末涼子、ポケベルはじめる」というCMが流れたのは1996年みたいですけど、そのころから携帯電話を
持つことが当たり前になって、持ってないと仕事に支障が出るかもと怯えて、ドコモのケータイ買いました。
パソコンは前の年に初ボーナスで買った(マックのLC575……うちにまだある)ので、ケータイよりパソコン
が先決だったようです。ネットに接続してませんでしたが、攻殻機動隊みたいな世界が10年ぐらい後には
やってくるんじゃないかと怯えてました。まだこないみたいですね。



会社のパソコンでゲームをすることについては、今も昔も賛否両論ありますが(あんまり賛はないかな?)
月刊平凡、週刊平凡、平凡パンチで身を削って働いてきた世代が目の前でゲームやってるのを見るのは、
ぼくには安心する出来事でした。つまり、いずれ自分がもしボロボロになるまで働いても会社は置いといて
くれるという保障みたいなものだから。(まわりが全員ボロボロという意味ではないです)



当時まわりでゲームやってた人たちが会社からいなくなり、自分がボロボロのおじさんになるとですね、
ゲームぐらいやったほうが若い人が安心するかな? と思いながらも興味がないので一切やりません。
いつか会議のときに話の流れで「会社のパソコンでゲームをするおじさんをどう思うか?」という議題が
持ちあがり、ぼくが会社に入ったころ将来の保障に思えたと打ち明けたら、まったく共感を得られなくて
「ゲームやってるのは単純に許せない」という意見が主流で、ああ時代が変わったと思いました。あと、
やっぱり自分はゲームするまいと思いましたよ。

そんなヒマないですけどね
コメント
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