サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ふれあい

2014年04月02日 | サカタだよ
4月になると毎年、どこからか上京してきた学生さんや新社会人さんをチラホラ見かけて、まぶしい
思いをするけれど、キラキラと期待に輝くのは初めのうち限定なのか、1か月もしないうちに周囲に
溶け込んで見分けつかなくなるのって、すごいですね。みんな故郷に帰ったのかと思うほどですが、
そうじゃなくて目の輝きを失った都会人になりおおせているわけです。


ふれあいコーナー

駅の構内などに設けられた、ふれあいコーナーで人がふれあってるのを一度も見たことありません。
ふれあいコーナーで実際ふれあったら注意されそうですね、ふれあう予定もありませんが。どっちか
というと、ふれあいコーナーっていうよりも、ふれあわないコーナーっていう感じ。


さっ、さっそく本題に入りましょう

新年度、期待に胸をふくらませた人たちなら、時期がくれば5月病になるでしょう。それは何の問題も
ないことです。ちょっと困るのは期待に胸をふくらませることが一切なくて、ずぅ~っと無気力なまんま
すごしている万年病……そう、ぼくみたいなのです。すでに今年も、1月病、2月病、3月病、4月病を
患っております。年季がちがいます。心因性エンドレス仕事したくない病です。


何もやりたくないときには……

映画館の暗がりに身をひそめて、目だけになって(耳もありますが…)世界に浸ると少し元気が出て
くることも絶対ないとはいえません。シネコンなどは昨今、ほとんど全席指定かつ入れ替え制なので、
できれば名画座のようなところで入れ替えなし、どこでも自由に座ってよし、作品2本立てを何回でも
鑑賞してよし! そういうチープな贅沢に身をゆだねたいと、週2から週3ぐらい思ってるんですけど、
学生時代とちがって機会がなかなかないです。


約20年ぶり……

原因不明の万年病をこじらせて名画座に飛び込み、傑作とはいえないヨーロッパ映画を2本観たとき
のことです。1本目は右端の席で壁にもたれて見届けました。休憩時間にトイレに行って、喉かわいた
ので自販機でミネラルウォーターを買って、2本目は中央左手の通路側の席に座って鑑賞することに
しました。満席というわけではなく、自分の右側は3席も空いています。ブザーが鳴って暗くなったので、
もう誰もこないだろうから右隣の席に荷物を置きました。予告編が終わり、本編が始まったと思ったら
「すみません、すみません」とおカッパ頭の人が左からビニール傘をつきだしてきます。


最初の数分が大事なのに……

でもまあ、3席も空いてるんだから入れてやるか。そう思って、遅れてきた迷惑な人を通してあげたら
闇に目が慣れてないのか、向こう3つ空席なのにわざわざ人の荷物に尻をのせて、「あれ?あれ?」
って中腰で騒いでいます。映画が始まっているので声を出さずに右腕を伸ばして「あっちへズレろ」と
指さしたら、もうひとつ右の空席にやっとズレてくれました。そのうちに映画のほうは話が進んでいて、
結局のところ導入をよく理解できないまま鑑賞するハメに。


「ありがとう」っぽい様子もなし

「すみません、すみません」の人は態度を見てると「当然の権利、当然の権利」と思って突進してきた
の丸わかりです。お金を払ってるんだから座って観るのは当然と考えて、正当な振る舞いをしたつもり
みたいですが、遅れて入ってきてバタバタすると鑑賞の妨げになる事実は軽くみてる。自分は正しいと
思いながら、他人に迷惑かけてる場合ってあるんだな~と、しばらく映画の世界に入ることができずに
考えていました。

「 目が慣れるまで立って観てれば後でスッと座れるのに、ブレーキ効かないんだから 」 etc……

コメント
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