サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

2010年10月20日 | サカタだよ
うまくいってる現場では、することないのが編集者。よくいえば事前の用意が周到だった
といえなくもないけど、やっぱりスタッフのみなさんのおかげです。

写真はカメラマンさんがうまく撮ってくれるし、衣装はスタイリストさんが塩梅してくれるし、
人物はヘア&メイクさんが素敵にしてくれるし、取材はライターさんがこなしてくれるから、
編集者はみなさんが気持ちよくお仕事できるように気を配るぐらいしかできません。

気を配るというのは具体的には、お弁当や飲み物を配るということです。

おにぎりにしても、サンドイッチにしても、ミネラルウォーターやお茶にしても、足りないのは
論外として、多すぎて余らせるのもダメですよね。人数分より、1人分か2人分ぐらい多めに
手配するのが基本だと思います。足りないときのダメージを思えば、1人分か2人分ぐらいは
必要経費です。(そのムダを削れというのは現場を知らない人ですよ)


お弁当は人数分+α

同じお弁当を10個買うのも、5個ずつ2種類買うのも、値段が変わらないなら後者にします。
投資する金額が同じなら、現場の士気が上がるほうを選ぶのが当然の判断ですよね。

もし余っても、お客さんなりスタッフなりが持ち帰るときに、食べたのと違うのを選ぶ余地が
残りそうです。気を配るのなら、これぐらいの読みは欠かせません。


裏ワザも試してみる

時間や状況によっては、誰がお弁当を食べて誰が手をつけないか、まったく読めないときも
あります。よくあることです。「人数分+α」用意するばかりが編集者の仕事ではありません。

たとえば先日は、人数分より少なめにパーティープレートを宅配してもらって、いつでも誰でも
つまめるようにして撮影に臨みました。そのほうがコストは小さく、もの珍しさもあって適度に
みんな小腹を満たし、撮影に集中できました。お弁当だったら誰も食べなかったかも。

長時間にわたり淡々と続けることになる、物撮りの場合なんかは、スタジオで鍋を囲むのも
なかなかいいものです。複数のスタッフが物を持ち寄り、入れ代わり撮影するケースなら
安上がりだし、撮影商品と共に、鍋の具材を持ち寄ってもらえば思い出になります。


こんな感じですね

昔「Tarzan Express」というグッズのページを担当していた当時は、フィルムを使っていたので
スタジオは火気厳禁(フィルムは引火しやすい)でしたが、最近みんなデジタルカメラだから
スタジオでもカセットコンロぐらい使わせてもらえます。こっそりやらなくてもよくなるなんて、
世界が確実に進化の一途をたどっている証拠です。ありがたい、ありがたい。

今回じつは物撮りではなく、筋トレ特集のモデル撮りに鍋料理がどうしても必要だったので、
「せっかくだから食べよう!」ということになった次第。


モデル位置に入るライターを撮るスタイリスト

この日、たまたまライターの緒方太郎さんが30歳の誕生日を迎えたので、塩ちゃんこ鍋で
急遽お祝いすることになりました。『ターザン』に掲載するのは外国人モデルの写真ですが、
ほぼ同じセッティングで記念写真をパチリ!


ただいま婚活中

いくつになっても「30歳の誕生日はスタジオで塩ちゃんこ鍋を囲んでお祝いしてもらったな~」
と、思い出してね。ライターO・Tさん!(いまさらイニシャル)
コメント
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