A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1337 『早稲田文学 2017年初夏号』

2017-08-11 23:59:32 | 書物
タイトル:早稻田文學 第1024号 ; 2017年夏号 特集:作られゆく現実の先で
制作:堀江敏幸、青山南、大島一彦、貝澤哉、丹尾安典、芳川泰久(早稲田文学運営委員会)
編集委員:東浩紀、角田光代、川上未映子、藤井光、ヤマザキマリ、堀江敏幸、市川真人(制作総指揮)
早稲田文学編集室:北原美那(編集デスク)、山本浩貴、永田祥子、中山みづき、小林隼、二宮明穂、中尾志穂子、岡部航也、田中雛子、宮井紅於、朴文順
セールス&プロモーション・制作協力:喜入冬子、坂本誠、河内秀徳、山本充(筑摩書房)
デザイン:奥定泰之(オクサダデザイン)
表紙・グラビア写真:篠山紀信
発行:東京 : 早稲田文学会
発売:東京 : 筑摩書房
発行日:2017.5
形態:239p ; 24cm
注記:第10次18号
   タイトルは背による
内容:
グラビア Kishin×WB

【特集】 作られゆく現実の先で ポスト真実/人工知能時代のフィクションをめぐって

創作
天狗の回路 中上紀
鼎談
第四次産業革命下にフィクションは必要か 小説の新たな技術のために 円城塔+武田将明+西川アサキ
寄稿
ポスト・トゥルースあるいは現代フィクションの条件 久保昭博
フィクションの停戦 フィクションの戦争 常岡浩介
演劇的フィクションの構造――能の語りをめぐって 横山太郎
壺のフィクションと座のフィクション、そして 千野帽子
虚構としてのフォームへ 池田剛介
最も美しい実験としての文学 上田岳弘
わたし・小説・フィクション 『ビリジアン』と、いくつかの「わたし」たち 古谷利裕
ポスト真実の時代、現実とフィクションの人類学 奥野克巳
苦痛の貨幣から魅了されない権利へ 中枢の解体可能性と組織デザイン2 西川アサキ

連載
編集委員から'17初夏
東浩紀 角田光代 川上未映子 藤井光
ヤマザキマリ 堀江敏幸 市川真人
対談
時代の混沌を映す物語 ――『炸裂志』刊行に寄せて 閻連科+中島京子【翻訳・泉京鹿】

【小特集】ドイツにおける多和田葉子 【訳・解説・松永美穂】
クライスト賞受賞演説(2016年)
クロード・レヴィ=ストロースと日本の兎
つかのまの夕べのためのバルコニー席(抄)

翻訳連載
テルリア 最終回  ウラジーミル・ソローキン【訳・松下隆志】
レビュー ことばの庭
虚構における実験の漸進的横滑り 木原善彦


執筆者一覧

購入日:2017年8月11日
購入店:ジュンク堂書店 天満橋店
購入理由:
 「アンキャッチャブル・ストーリー」展のテキストのための参考文献として購入。美術家・池田剛介氏のテキストも楽しみ。