タイトル:ウィリアムズ詩集
シリーズ名:海外詩文庫, 15
著者:ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
編訳者:原成吉
装幀:芦澤泰偉
発行:東京 : 思潮社
発行日:2005.7
形態:160p ; 19cm
注記:年譜 / 国見晃子編: p155-160
内容:
「詩は、コトバで作られた小さな(あるいは大きな)機械だ。そこには感傷的なものもなければ、余分なものもない」と言い切るウィリアムズは、コトバの象徴性から詩を解放しようとしたアメリカを代表する詩人である。「事物を離れて観念はない」という彼のモットーは、20世紀後半のアメリカ詩を特徴づけるものとなった。産科と小児科医を生業とした多文化主義の詩人は、「反―詩」的な「ここ、いま」の現実から離れることなく詩を創造していった。アメリカ口語の持つ詩的可能性を追究し、ホイットマンが夢みた「アメリカのうた」を歌い続けたが、その実験的な詩のフォームは現代芸術の動向と無縁のものではなかった。ウィリアムズの「詩とは何か」という問いは、ブラックマウンテン派やビート派といったポストモダンの世代に引き継がれ、現在のわたしたちに至る。本書では、初期の名作「赤い手押し車」や、長篇詩『パターソン』から「図書館」を抄録、晩年の傑作「砂漠の音楽」を含む、ウィリアムズの代表作を収録した。
1
2 前期詩篇—1909−1939
3 長篇詩『パターソン』第三巻より
4 後期詩篇—1939 -1962
散文 オーストラリアの編集者への手紙
詩人論・作品論
解説・年譜
解説=原成吉
年譜=国見晃子
購入日:2017年9月30日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
ジム・ジャームッシュの映画「パターソン」を見た後、映画でオマージュを捧げられているウィリアム・カーロス・ウィリアムズの詩が気になり読んでみたく本書を購入。
シリーズ名:海外詩文庫, 15
著者:ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ
編訳者:原成吉
装幀:芦澤泰偉
発行:東京 : 思潮社
発行日:2005.7
形態:160p ; 19cm
注記:年譜 / 国見晃子編: p155-160
内容:
「詩は、コトバで作られた小さな(あるいは大きな)機械だ。そこには感傷的なものもなければ、余分なものもない」と言い切るウィリアムズは、コトバの象徴性から詩を解放しようとしたアメリカを代表する詩人である。「事物を離れて観念はない」という彼のモットーは、20世紀後半のアメリカ詩を特徴づけるものとなった。産科と小児科医を生業とした多文化主義の詩人は、「反―詩」的な「ここ、いま」の現実から離れることなく詩を創造していった。アメリカ口語の持つ詩的可能性を追究し、ホイットマンが夢みた「アメリカのうた」を歌い続けたが、その実験的な詩のフォームは現代芸術の動向と無縁のものではなかった。ウィリアムズの「詩とは何か」という問いは、ブラックマウンテン派やビート派といったポストモダンの世代に引き継がれ、現在のわたしたちに至る。本書では、初期の名作「赤い手押し車」や、長篇詩『パターソン』から「図書館」を抄録、晩年の傑作「砂漠の音楽」を含む、ウィリアムズの代表作を収録した。
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2 前期詩篇—1909−1939
3 長篇詩『パターソン』第三巻より
4 後期詩篇—1939 -1962
散文 オーストラリアの編集者への手紙
詩人論・作品論
解説・年譜
解説=原成吉
年譜=国見晃子
購入日:2017年9月30日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
ジム・ジャームッシュの映画「パターソン」を見た後、映画でオマージュを捧げられているウィリアム・カーロス・ウィリアムズの詩が気になり読んでみたく本書を購入。