A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記895 『TESHIMA MEETING art in katayama-tei』

2014-07-30 23:08:43 | 書物
タイトル:TESHIMA MEETING art in katayama-tei
編集ディレクション:田中幹
写真:横山大介
発行:[出版地不明] : 豊島MEETING 2013-ART in 片山邸実行委員会
発行日:2014.2
形態:16p ; 26cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2013年8月17日~9月1日: 香川県土庄町指定有形民俗文化財 片山邸
    主催: 豊島MEETING2013-ART in 片山邸実行委員会
    参加作家: 浅野夕紀、小笠原周、川上謙慈、川上義弥、川北ゆう、小宮太郎、坂井良太、神馬啓佑、田中幹、西垣肇也樹、北條裕人、横山大介
内容:
現地視察
豊島の光と影
眠れる過去の遺産
TESHIMA MEETING art in katayama-tei
小笠原周、小宮太郎
川上謙慈、北條裕人
田中幹、神馬啓佑
川上義弥、川上謙慈
坂井良太、川北ゆう
浅野夕紀、豊島史資料展示ブース
西垣肇也樹、アトリエたけ+
関連イベント
インタビュー:佐々木貴宏、石井亨
picnic cafe Ulala担当やまうちまきこ滞在レポート

頂いた日:2014年7月26日
 KAMOのトークイベント終了後、写真家・横山大介氏よりご恵贈頂いた1冊。どうもありがとうございます。恥ずかしながら、昨年にこのイベントが豊島で開催されていたとはまったく知らなかった。
余談だが、KAMO(Konohana Arts Meeting for Osaka)というイベントがご縁で、Meetingと題するカタログを2冊も頂いたのがおもしろかった。MeetingはMeetingを呼ぶのだろうか。

【ご案内】A Sense of Mapping ‒私の世界の測り方‒

2014-07-29 23:37:38 | 美術
関連トーク・イベントに出演させて頂きます。お気軽にお越しください。

Gallery PARC Art Competition 2014 #03
「A Sense of Mapping ‒私の世界の測り方-」:松本絢子・山城優摩展
企画|森川穣
2014年7月29日[火]─ 8月10日[日]
11:00~19:00※月曜休廊・金曜のみ20:00まで開廊・最終日18:00まで
Gallery PARC

関連トークイベント:「地図感覚のこと」
8月10日[日]16:00~ 予約不要・参加無料
出演:平田 剛志(京都国立近代美術館研究補佐員)× 森川 穣(本展企画)× 松本 絢子(本展出品作家)× 山城 優摩(本展出品作家)

未読日記894 『KYOTO ARTIST MEETING 2013』

2014-07-28 23:15:42 | 書物
タイトル:KYOTO ARTIST MEETING 2013 : our small circle of friends
編集:松永大地
撮影:大西正一
デザイン:大西正一
印刷・製本:大伸社
発行:京都 : NPO法人Antenna Media
助成:京都府文化力チャレンジ事業
形態:14p ; 35cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2013年1月11日, 12日, 13日, 18日, 19日, 20日: Antenna Media
    参加作家: 上田順平、田中英行、ヒョンギョン、増本泰斗、宮永亮、八木良太、矢津吉隆
内容:
KYOTO ARTIST MEETING作家アンケート
KYOTO ARTIST MEETING talk show
KYOTO ARTIST MEETING 2013 vol.2「our small circle of friends――相関図をつくってみる」
作家略歴

頂いた日:2014年7月26日
 発行者の方よりご恵贈頂きました。どうもありがとうございます。大きい判型だったので、持って帰るときによれよれになってしまった。また、ピントの合っていない写真でごめんなさい。
 内容については、いろいろ興味深いアンケートやトークが収録されているが、総じて内輪の雑談の域を出ていないと思うのは私だけだろうか。、、と思ったら、「our small circle of friends」とサブタイトルにあるので、やはり「友だち」の集まりだった。

未読日記893 『chikuwa book』

2014-07-27 22:13:31 | 書物
タイトル:chikuwa book
編集・デザイン・印刷・製本:henachoco
発行日:2014
発行:[henachoco]
形態:[13]p ; 13cm
内容:
「本書は、2014年3月23日に行った「ちくわ会 春のフルコース」の様子及びちくわの歴史をまとめたものとして制作しました」奥付より

購入日:2014年7月26日
購入店:Calo Bookshop & Cafe
購入理由:
 大阪・Calo Bookshop & Cafeにて開催された「henachoco mobile shop at Calo」にて購入。本書は、3月に開催された「ちくわ会 春のフルコース」のドキュメントブック。同日にこちらもトークイベントがあり、行かれなかったが、写真を見るとモンドリアン風のちくわ寿司?もあっておもしろそうだ。次回に期待。
余談だが、お目当てだった石炭Tシャツももちろん購入。次はほかのTシャツも欲しい。

未読日記892 『SUBMISSION HOUSE』

2014-07-26 23:56:42 | 書物
タイトル:『サブミッション・ハウス』展図録
著者:迫鉄平
作品撮影:澤田華、高橋耕平
デザイン:迫鉄平
発行:池垣タダヒコ
形態:[30]p ; 15cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2013年6月10日-6月23日: 船岡画廊
内容:
図版
「イメージを拾う」佐藤守弘(テキスト英訳:Jaimin Gould, Jay Gould)

購入日:2014年7月26日
購入店:アートスペースジューソー/#13
購入理由:
 一年前に見ておもしろかった展覧会の図録が出ていたので、入場料と合わせて購入。テキストは佐藤守弘氏、発行は池垣タダヒコ氏という強力なベテランのサポートがあるのがすごい。

【ご案内】長尾圭展

2014-07-22 23:17:53 | 書物
タイトル:長尾圭展 : めぐり めぐる
別書名:Exhibition Nagao, Kei
発行:東京 : Oギャラリー
形態:1枚 ; 21cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2014年8月4日-8月10日: Oギャラリー
内容:
「絵画のかたち」平田剛志
図版
作家略歴

頂いた日:2014年7月22日
 この度、東京・Oギャラリーにて開催される長尾圭展に合わせて制作されたリーフレットにテキストを寄稿させて頂きました。短い会期ではありますが、お出かけ頂けると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

未読日記891 『箕面の森アートウォーク2013 公式ガイドブック』

2014-07-15 23:40:06 | 書物
タイトル:箕面の森アートウォーク2013 公式ガイドブック
別書名:Minoh no Mori Artwalk 2013
編集・デザイン:CATBOX(橋本修一)
発行(発売):箕面 : コンテンポラリーアートギャラリーZONE
発行日:2013.7
形態:43p ; 30cm
注記:展覧会カタログ
   会期・会場: 2013年7月17日-7月27日: 橋本亭ほか
   主催: 箕面の森アートウォーク2013実行委員会、コンテンポラリーアートギャラリーZONE
内容:
「箕面の森アートウォークについて」中谷徹
箕面の森アートウォーク2013テーマ つながる視点~Visual Networking~
「「箕面の森アートウォーク2013」をより楽しむために」辻喜代治
会場紹介
スケジュールと会場情報
サポート
箕面の森アートウォーク2011
後記「拡がり、繋がり、結ばれる視点」中谷徹

頂いた日:2014年7月13日
場所:コンテンポラリーアートギャラリーZONE
 コンテンポラリーアートギャラリーZONEにて開催された「田中加織展」にお伺いした際に、ギャラリーの方よりご恵贈頂いた1冊。どうもありがとうございます。

memorandum 168 もじもじ

2014-07-14 23:31:46 | ことば
 他者との関係がうまくゆかないとき、ひとは引っ込みもつかず、かといって、身を無垢にひらくこともできず、もじもじするばかり。けれども、引っかかること、けつまずくこと、逡巡すること、翻弄されることからこそ、ひとの生ははじまると言うべきではないか。その生のはじまりの音をとらえること、ひょっとしたらそこにこそ詩のいのちが籠もっているのかもしれない。
鷲田清一『「ぐずぐず」の理由 (角川選書)』角川学芸出版、2011年、123頁。





いい年していまだにもじもじ、もたもた、めそめそ、うろうろしてばかりである。

未読日記890 『小説の自由』

2014-07-13 23:32:07 | 書物
タイトル:小説の自由 (中公文庫)
著者:保坂和志
カバーデザイン:num. 山影麻奈
発行:東京 : 中央公論新社(中公文庫, [ほ-12-12])
発行日:2010.5
形態:409p ; 16cm
注記:2005年6月刊の文庫化
    引用文献リスト: p402-404
    著作一覧: 巻末
内容:
小説は、読んでいる時間のなかにしかない。読むたびに、「世界」や「人間」や「私」について、新たな問いをつくりだすもの、それが小説なのだ――。ときに立ち止まり、ときに駆け抜ける、思考の原形としての「生(なま)」の小説論。

文庫版まえがき
まえがき

1 第三の領域
2 私の濃度
3 視線の運動
4 表現、現前するもの
5 私の解体
桜の開花は目前に迫っていた
7 それは何かではあるが、それが何なのかは知りえない
8 私に固有でないものが寄り集まって私になる
9 身体と言語、二つの異なる原理
10 彼が彼として生きる
11 病的な想像力でない小説
12 視覚化されない思考
13 散文性の極致

引用文献リスト
あとがき
著作一覧

購入日:2014年7月12日
購入日:紀伊國屋書店 梅田本店
購入理由:
 本書は単行本刊行時に読んでおり、いまも実家にあるのだが、久々に読んでみようと思って文庫本を購入。そもそもは、7/5に名古屋のガレリアフィナルテで開催された児玉靖枝、松浦寿夫、峯村敏明のオープニング・ディスカッションを聞いたことである。テーマは「絵画の奥行き」だったが、絵画の生成/制作の時間についての話題がとても興味深かった。制作の時間より絵を見ている時間の方が長いとか、下地作りの時間が長いとかのエピソードは、もの作りの時間にたいして速さ(早さ)をよしとしてしまう現代の時間感覚に対て疑義を呈するものだった。
 そこで、思い浮かんだのが保坂和志の小説論だった。以前から、保坂和志の時間論は、峯村敏明氏の思考に共通点があると思っていたので、あらためて読んでみようと思った。

memorandum 167 つらつら

2014-07-12 23:57:59 | ことば
 「教育再生」論議や地域でのもめ事の解決から、安楽死をはじめとする生命倫理の議論まで、わたしたちは「解決」を急ぎすぎているようにおもう。急がないと危ういことも事実ではあるにしても、議論としては急ぎすぎているようにおもう。事は重いにしても、その錯綜した問題への処し方に心底、納得できるまで、つらつら迷う権利、最終決定できないままぐずぐずと悩むことを保障されるような権利というものこそが、いまは必要なのではないか。
鷲田清一『「ぐずぐず」の理由 (角川選書)』角川学芸出版、2011年、30頁。

迷うこと、悩むことは「権利」だということに気づいた。