A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1330 『街場のメディア論』

2017-08-02 06:38:41 | 書物
タイトル:街場のメディア論
シリーズ名:光文社新書, 474
著者:内田樹
装幀:アラン・チャン
発行:東京 : 光文社
発行日:2015.6第11刷(2010.8第1刷)
形態:213p ; 18cm
内容:
テレビ視聴率の低下、新聞部数の激減、出版の不調—、未曾有の危機の原因はどこにあるのか?「贈与と返礼」の人類学的地平からメディアの社会的存在意義を探り、危機の本質を見極める。内田樹が贈る、マニュアルのない未来を生き抜くすべての人に必要な「知」のレッスン。神戸女学院大学の人気講義を書籍化。

目次

まえがき
第1講 キャリアは他人のためのもの
第2講 マスメディアの嘘と演技
第3講 メディアと「クレイマー」
第4講 「正義」の暴走
第5講 メディアと「変えないほうがよいもの」
第6講 読者はどこにいるのか
第7講 贈与経済と読書
第8講 わけのわからない未来へ
あとがき

購入日:2017年7月31日
購入店:MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
購入理由:
 アンキャッチャブル・ストーリー展レビューの参考文献として購入。アンキャッチャブル=「つかまえられない、わからない」こととは何か、また、言葉を使った作品が多く、ヒップホップ的な言葉を思いつき、ラップの言葉や文化、ストリート・ナレッジ、街場という連想から本書を思いつく。ネットで調べたら、第8講に「わけのわからない未来へ」という章があり、一読してみたく購入。