A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

美術回顧 2016

2016-12-31 23:45:23 | 美術
2016年も大変お世話になりました。最後に今年印象に残った展覧会を挙げて、本年を締めくくります。順位はなく、鑑賞順です。どうもありがとうございました。
(私がテキスト執筆およびイベント参加した展覧会は対象外としております)

美術館編
・竹岡雄二 台座から空間へ(2016年1月16日~3月21日) 国立国際美術館
・特集 光について(2015年12月23日~ 2016年3月13日) 和歌山県立近代美術館 1階展示室B
・没後40年 髙島野十郎展―光と闇、魂の軌跡(2016年4月9日~6月5日) 目黒区美術館
・恩地孝四郎展 抒情とモダン 版に重なるこころ(2016年4月29日〜6月12日) 和歌山県立近代美術館
・聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画(2016年7月9日~9月19日) 国立西洋美術館
・アートと考古学展 〜物の声を、土の声を聴け〜(2016年7月23日~9月11日) 京都文化博物館 3階展示室
・柳根澤「召喚される絵画の全量」(2016年9月24日〜12月4日) 多摩美術大学美術館
・THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ(2016年10月22日〜2017年1月15日) 国立国際美術館
・蜘蛛の糸 クモがつむぐ美の系譜——江戸から現代へ(2016年10月15日〜12月25日) 豊田市美術館
・世界遺産ポンペイの壁画展(2016年10月15日〜12月25日) 兵庫県立美術館

ギャラリー編
・幻想の質量 松井沙都子、森村誠、山本雄教(2016年1月25日~2月6日) 2kw gallery
・田中真吾 個展「meltrans」(2016年3月4日~3月27日) eN arts
・今村遼佑「降り落ちるものを」(2016年3月8日~3月20日) アートスペース虹
・國府理展 『オマージュ 相対温室』(2016年3月7日~5月9日) GALLERY A⁴(ギャラリー エー クワッド)
・末永史尚「息づきの絵画」(2016年4月2日~5月1日) Maki Fine Arts
・トランス/リアル - 非実体的美術の可能性 vol.1 越野潤(2016年4月9日~5月14日) gallery αm
・松本和子「愛好家の面影」(2016年6月11日〜7月2日) MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w
・NEW INCUBATION 8 伊藤隆介×中田有美『ジオラマとパノラマ ――Diverting Realities(2016年6月10日〜7月18日) 京都芸術センター
・楢木野淑子展(2016年9月6日〜10月2日) ギャラリーなかむら
・大畑公成「花の記憶」(2016年9月28日〜10月23) Kousagisha gallery



活動報告 2016

2016-12-30 20:03:36 | 美術
2016年の仕事をまとめてみました。
本年も大変多くの方にお世話になりました。
展覧会やイベントにご来場頂いた皆さま、テキストをお読み頂いた皆さま、お仕事をご依頼頂きました皆さま、気にかけて頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。

【キュレーション】
2016.5 「High-Light Scene:大洲大作、竹中美幸、中島麦」Gallery PARC、京都
2016.9 「明楽和記展」CAS、大阪

【テキスト】
2016.1 つくるビルゼミコラム vol.16 美術夜話 第4夜「ソフィ・カル―最後のとき/最初のとき」、つくるビルウェブサイト
2016.1 「新しいクリエーションをサポートする公募展「Gallery PARC Art Competition」第3回、開催にむけて」『GRAND MARBLE PRESS』16、GRAND MARBLE、京都
2016.01 レビュー「超少女まぶさび宇宙―竹中美幸・寺田就子」『REAR』36号、リア制作室
2016.02 つくるビルゼミコラム vol.17 美術夜話 第5夜「戦後70年特別展「人間らしく、戦争を生き抜く」&2015 戦後70年展を視る」、つくるビルウェブサイト
2016.03 「映像的、あまりに映像的」timelake06「茶の間/庭先」(福田真知キュレーション)、Gallery ARTISLONG、京都
2016.03 Gallery PARC Art Competition 2016審査結果発表・審査員所感、Gallery PARCウェブサイト
2016.03 つくるビルゼミコラム vol.18「今夜はブギーバック90′s-00′s スクラップブックのようなミュージックシーン」、つくるビルウェブサイト
2016.03 つくるビルゼミコラム vol.19(最終回)「失われた場を求めて」、つくるビルウェブサイト
2016.04 展覧会&イベントレビュー「enoco[study?]#3 展覧会 流暢な習慣」「大阪アートダイバー」『enocoニュースレター』09号、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
2016.05 「High-Light Scene」、「High-Light Scene」配布資料、Gallery PARC、京都
2016.06 「ルージュの伝言」林葵衣展「水の発音」レビュー、アートスペース虹、京都(未発表)
2016.07 「High-Light Scene」『High-Light Scene記録集』平田剛志、京都
2016.08 「筆致の現像学」Gallery PARC Art Competition 2016 #03「MEET / MEAT:嶋 春香展」Gallery PARC、京都
2016.08.30 KAB Dialogue vol.51「京都文化芸術コア・ネットワーク総会「京都の現代カルチャーと芸術の未来」」レポート、Kyoto Art Box
2016.09 「絵画は映画のように」ヤマガミユキヒロ展「ロケーション・ハンティング」フライヤー
2016.09 「大阪アートダイバー」『YUKAWA HIROSYASU・NAKAYASU KEIICHI 2014-2016』流通文社、2016.9
2016.10 「パランプセストの風景」ヤマガミユキヒロ展「ロケーション・ハンティング」配布資料、あまらぶアートラボ「A-Lab」、兵庫
2016.10 「紫水晶の研究」寺脇扶美 個展「紫水晶からの往復書簡」アートスペース361°、名古屋


【トーク】
2016.1.20 つくるビルゼミ1月 美術夜話第5夜「戦後70年特別展「人間らしく、戦争を生き抜く」&2015 戦後70年展を視る」つくるビル403号室、京都
2016.2.15 つくるビルゼミ2月「今夜はブギーバック 90′s-00′s スクラップブックのようなミュージックシーン」つくるビル403号室、京都
2016.03.12 timelake06「茶の間/庭先」(福田真知キュレーション)キュレータートーク、Gallery ARTISLONG、京都
2016.03.28 つくるビルゼミ 最終講義「失われた場を求めて」つくるビル403号室、京都
2016.07.30 Reproductionアーティストトーク、成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト、滋賀
2016.08.01 In Studies vol.1「人生処方画集」(ファシリテーター:平田剛志))、共同スタジオ ink 2F、京都
2016.09.05 In Studies vol.2「スクリーン・メモリーズ 〜記憶の映画」(ファシリテーター:山邊桜子)、共同スタジオ ink 2F、京都
2016.09.10 明楽和記展アーティストトーク、CAS、大阪
2016.09.11 アーティスト・サポート・プログラム enoco [study?] #4 クロストーク・募集説明会、大阪府立江之子島文化芸術創造センター enoco ルーム1、大阪
2016.10.07 In Studies vol.3 「建築の感覚 〜サイズ・居心地・距離〜」(ファシリテーター:林葵衣)、共同スタジオ ink 2F、京都
2016.10.14 寺脇扶美 個展「紫水晶からの往復書簡」アーティスト・トーク、アートスペース361°、名古屋
2016.10.29 ヤマガミユキヒロ展「ロケーション・ハンティング」アーティストトーク ヤマガミユキヒロ×平田剛志、あまらぶアートラボ「A-Lab」、兵庫
2016.11.07 In Studies vol.4「ア・ターブル! ごはんだよ!アートだよ!」(ファシリテーター:寺脇扶美)、共同スタジオ ink 2F、京都
2016.12.19 In Studies vol.5「バーチャルアトリエ訪問」(ファシリテーター:山本雄教)、共同スタジオ ink 2F、京都


【審査員】
2016.2 Gallery PARC Art Competition 2016
入選:嶋春香、寺脇扶美、湯川洋康・中安恵一

【セレクター】
2016.12 almanac15 "depositors meeting 14"、art & river bank、東京
セレクト作家:大八木夏生、澤田華、嶋春香、寺脇扶美、福田真知


【ご案内】明楽和記展レビュー

2016-10-16 23:45:25 | 美術
大阪・CASにて開催されました「明楽和記展」にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございます。

明楽和記展についてレビューを書いていただきました。どうもありがとうございます。

ひろえのキャズ便り2016年9月8日号
http://archives.mag2.com/0000198185/20160908183000000.html

artscapeレビュー2016年10月15日号 「明楽和記展」高嶋慈
http://artscape.jp/report/review/10128019_1735.html

美術回顧 2015

2015-12-31 23:46:46 | 美術
2015年の最後に今年印象に残った展覧会を挙げて、本年を締めくくります。順位はなく、鑑賞順です。どうもありがとうございました。
(私がテキスト執筆およびイベント参加した展覧会は対象外としました)

美術館編
切符をもたない旅(2015年1月23日~2月1日)ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
テンプス・フーギット――大山崎山荘とヤマガミユキヒロの視点(2015年3月21日~6月28日)アサヒビール大山崎山荘美術館
シンプルなかたち展 美はどこからくるのか(2015年4月25日~7月5日)森美術館
・サイ トゥオンブリ― : 紙の作品、50年の軌跡(2015年5月23日~8月30日)原美術館
キュッパのびじゅつかん―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて(2015年7月18日~10月4日) 東京都美術館
開館30周年記念 舟越保武彫刻展 まなざしの向こうに(2015年7月12日~9月6日)練馬区立美術館
他人の時間(2015年7月25日~9月23日)国立国際美術館
・芸術植物園(2015年8月7日~10月4日)愛知県美術館
『月映』田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎(2015年9月19日~11月3日)東京ステーションギャラリー
Re: play 1972/2015―「映像表現 '72」展、再演(2015年10月6日~12月13日)東京国立近代美術館


ギャラリー編
・ミヒャエル・テンゲス(2015年2月21日~3月28日)taguchi fine art
・伊藤隆介「All Things Considered」(2015年3月28日~4月25日)児玉画廊|京都
・山部泰司「ワーキングアクア2015」(2015年4月7日~4月19日)ギャラリーモーニング
・大畑公成「Colors on canvas」(2015年4月21日~5月10日)prinz
・谷穹「LAND e SCAPE」(2015年6月2日~6月14日)Gallery PARC
・視点の先、視線の場所 来田広大・吉本和樹(2015年6月21日~7月5日)ギャルリ・オーブ
・井浦崇/大島幸代展「THE STREAM GLIDES ON CALMLY」(2015年9月1日~9月6日)アートスペース虹
・花岡伸宏・米増初音展 -生活とかたち- (2015年9月1日~9月13日)ギャラリー揺
・星野曉「BLACK HORSE IN THE DARK――始原の知覚」(2015年10月6日~10月31日)アートコートギャラリー
・林勇気展(2015年12月4日、5日)FLOAT

番外
・PARASHOPIA: 京都国際現代芸術祭2015シネマプログラム
アレクサンダー・ザルテン「アジアを照らさないミラーボール。日本映画のアジア」(2015年4月5日~4月19日)京都府京都文化博物館フィルムシアター


ほかに、「アートコートフロンティア2015」(アートコートギャラリー)での、谷口嘉、堀川すなお、「アーティスト・ファイル 2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(国立新美術館)での百瀬文の作品には心打たれました。

今年見た展覧会数は709でした。年々減少傾向にあります。せっかくご案内を頂いたにも関わらず行けないことも多く、不義理を重ねた1年となってしまいました。

選外でもすばらしい展覧会、作品はたくさんありましたが、今年は多忙と精神的な不調が重なり、家で原稿に追われることが多かった気がします。ときどき気分転換に落語を聞きに行っておりました。落語は楽しいです。

番外について補足です。今年の京都は「PARASHOPIA 京都国際現代芸術祭2015」が話題となりましたが、この芸術祭にシネマプログラムがあり、実に良質な企画だったことはあまり知られていないと思われます。私は全プログラム見ましたが、作品相互の関係性や選定、アジアへの政治的、美的視点など実に興味深いプログラムでした。『あんにょん由美香』をまさか京都文化博物館で上映するなんてすばらしい批評性です。


活動報告 2015

2015-12-30 23:43:25 | 美術
恒例となりましたが、2015年の終わりに今年の仕事をまとめてみました。
本年も大変多くの方にお世話になりました。今年は展覧会「光路」を実現できたこと、大阪で仕事ができたことがとても楽しかったです。
さらに、「はならぁとアラウンド」の一企画で初めてファシリテーターを担当したことも楽しい思い出となりました。日頃は一人で言葉を書き、話している身としては、はならぁとアラウンドでご一緒したファシリテーターの方々と過ごした打ち合わせ(飲み会?)の時間はとても楽しい時間でした。

また、毎月開催&ウェブ連載のつくるビルゼミが中心となりましたが、結果的には毎月各所でお話させて頂くことができました。さらに、テキストも毎月執筆・発表する機会があり、ご依頼頂きました皆さまに心よりお礼申し上げます。(ちなみに、これだけ仕事をしているのに、まったく儲かっていません!)

今年は思い出深い仕事がたくさんありますが、映画『美術館を手玉にとった男』のフライヤーにコメントを寄稿させて頂いたことは、元シネフィルとしてはとてもうれしかったです。

あらためて展覧会やイベントにご来場頂いた皆さま、テキストをお読み頂いた皆さま、気にかけて頂いた皆さまに心よりお礼申し上げます。
2016年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
またお会いしましょう。

【企画】
2015.07 展覧会「光路 今村遼佑・大洲大作・前谷康太郎」サイギャラリー、大阪

【企画・ファシリテーター】
2015.09 はならぁとアラウンド「五條十八景はどこにある? 歩いて、探して、見つける 五條マジカルヒストリーツアー」五條新町、奈良

【展覧会】
2015.10 奈良・町家の芸術祭『はならぁと』「はならぁとアラウンド成果発表展示」旧山中家、奈良

【論文・テキストなど】
2015.01 「ニューバランス」『2kw変電所計画 バランスの取り方』DM
     つくるビルゼミコラム vol.4 「このフライヤーがすごい2014」つくるビルウェブサイト
2015.02 つくるビルゼミコラム vol.5 「DM-1グランプリ2014」つくるビルウェブサイト
    「審査員コメント」『Gallery PARC Art Competition 2015』Gallery PARCウェブサイト
2015.03 つくるビルゼミコラム vol.6 「Kyoto Art Mapの使い方」つくるビルウェブサイト
    「Visions in Time」「timelake」『timelake-時間の湖-』timelake実行委員会
    「吉田初三郎の戦時観光案内図――鳥瞰図にみる軍事施設」『民族藝術』VOL.31、民族藝術学会
2015.04 つくるビルゼミコラム vol.7 「思い出の卒制アルバム」つくるビルウェブサイト
2015.05 つくるビルゼミコラム vol.8 「わたくしこういうものです~はじめましての名刺」つくるビルウェブサイト
2015.06 つくるビルゼミコラム vol.9 「ニューアーティストヒストリー~新世代の美術史」つくるビルウェブサイト
2015.07 つくるビルゼミコラム vol.10 「美術の旅行術」つくるビルウェブサイト
    「倉谷拓朴「その森のできごと」」倉谷拓朴リーフレット、雅景錐、京都
2015.08 「光路」『光路』会場配布テキスト
     つくるビルゼミコラム vol.11 「つくるビルブックス 夏の100冊」つくるビルウェブサイト
2015.09 つくるビルゼミコラム vol.12 「解決!夏休みの宿題」つくるビルウェブサイト
2015.10 「生き延びるための革命」、筧有子・大石真由美編『うさぎと革命』うさぎと革命実行委員会
     [審査員コメント]「特集enoco [study?]」『enocoニュースレター』07号、大阪府立江之子島文化芸術創造センター
     つくるビルゼミコラム vol.13 美術夜話 第一夜「ライフ=ワーク」つくるビルウェブサイト
     [コメント]映画『美術館を手玉にとった男』フライヤー
2015.11 つくるビルゼミコラム vol.14 美術夜話 第2夜「他人の時間」つくるビルウェブサイト
2015.12 つくるビルゼミコラム vol.15 美術夜話 第3夜「琳派戦線2015――琳派400年とは何だったのか」つくるビルウェブサイト
     「あなたがここにいればよかったのに」『田中秀介個展「私はここにいて、あなたは何処かにいます。」』レビューテキスト、未発表
     「白からはじまる」『明楽和記個展「白」』レビューテキスト、未発表

【トーク、講演、シンポジウム】
2015.01.12 2kw変電所計画 -バランスの取り方-トークイベント、2kw gallery、大阪
2015.01.19 つくるビルゼミ1月「DM-1グランプリ 2014」つくるビル202号室
2015.02.16 つくるビルゼミ2月「Kyoto Art Mapの使い方」つくるビル202号室
2015.03.01 大阪17才+in youth- 関連イベント「8人の高校生によるスライドショー」あべのま、大阪
2015.03.16 つくるビルゼミ3月「思い出の卒制アルバム」つくるビル403号室、京都
2015.03.21 「もうひとつの見方」トークセッション、東大寺総合文化センター、奈良
2015.04.20 つくるビルゼミ4月「わたくしこういうものです~はじめましての名刺」つくるビル403号室、京都
2015.05.18 つくるビルゼミ5月「ニューアーティストヒストリー~新世代の美術史」つくるビル403号室、京都
2015.06.15 つくるビルゼミ6月「美術の旅行術」つくるビル403号室、京都
2015.07.11 木野智史展「夕凪」トークイベント 木野智史×野口健×平田剛志、ギャラリー恵風1F、京都
2015.07.21 つくるビルゼミ7月「つくるビルブックス 夏の100冊」つくるビル403号室、京都
2015.07.25 slideshowstudies vol.4 Next Slide...大洲大作「光路」サイギャラリー、大阪
2015.08.17 つくるビル8月「解決!夏休みの宿題」つくるビル403号室、京都
2015.09.14 つくるビルゼミ9月 美術夜話第1夜「ライフ=ワーク」つくるビル403号室、京都
2015.10.19 つくるビルゼミ10月 美術夜話第2夜「他人の時間」つくるビル403号室、京都
2015.11.17 つくるビルゼミ11月 美術夜話第3夜「琳派戦線2015――琳派400年とは何だったのか」つくるビル403号室、京都
2015.11.21 下平竜矢写真展「星霜連関」トークイベント、東塔堂、東京
2015.11.29 アーティスト・サポート・プログラムenoco[study?]#3 湯川洋康・中安恵一中間報告会&レビュー、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 2Fルーム11、大阪
2015.12.21 つくるビルゼミ12月 美術夜話第4夜「ソフィ・カル――最後のとき/最初のとき」つくるビル403号室、京都

【発表】
2015.02.13 「爆心地の鳥瞰図――吉田初三郎の『HIROSHIMA』」風景のイメージ研究会、立命館大学、京都
2015.12.26 「アートを探すまち歩き――「はならぁとアラウンド」の場合」風景のイメージ研究会、立命館大学、京都

【審査員】
2015.02 「Gallery PARC Art Competition 2015」Gallery PARC、京都
入選:明楽和記、田中秀介、中尾美園
2015.9 アーティスト・サポート・プログラム enoco [study?] #3、大阪府立江之子島文化芸術創造センター、大阪
入選:湯川洋康・中安恵一

【セレクター】
2015.10 almanac14 "depositors meeting 13"、art & river bank、東京
セレクト作家:明楽和記、来田広大、田中秀介、吉本和樹、湯川洋康・中安恵一


【ご案内】バランスのとりかた

2015-01-01 23:21:02 | 美術
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
さっそく2015年最初のご案内です

―――――

2kw変電所計画 -バランスの取り方-
石川丘子 谷口嘉 奈良田晃治
2015年1月12(月・祝)~1月24日(土)
12:00 - 19:00(土曜日17:00まで/日曜休廊)
2kw gallery
大阪市西区京町堀 1-13-2 藤原ビル5F
地下鉄四つ橋線本町駅28番出口より徒歩5分
肥後橋駅7番出口より徒歩5分
Tel/Fax : 06-6447-7886

1月12日17:00より、出展作家3人に平田剛志さんを交えてトークをします。
ぜひお誘い合わせの上お越し下さい。

―――――

DM中面にテキストを寄稿させて頂きました。
お見かけしましたらお手に取って頂けると幸いです。

なお、本展の企画・ディレクションは私ではなく出品作家の奈良田晃治さんです。
多摩美卒のアーティストが2名もいるのは偶然です。
ほぼ同時期に多摩美にいたのに在学中は知りあうこともなく、卒業後10年以上を経て、大阪で出会うというのはご縁のたまものです。
トークイベントも、関西にも関わらず関東出身者が多いトークというのもなかなかありません。どうぞお楽しみに。

美術回顧2014

2014-12-31 23:33:22 | 美術
2014年の最後に今年印象に残った展覧会を挙げて、本年を締めくくります。順位はなく、鑑賞順です。どうもありがとうございました。

美術館編
村上華岳展 : 霊と艶をもとめて(2014年2月1日~3月16日)笠岡市立竹喬美術館
アンディ・ウォーホル展「永遠の15分」(2014年2月1日~5月6日)森美術館
丹羽康博「詩としての行為」 : APMoA Project, ARCH vol.10(2014年6月20日~7月21日)愛知県美術館
NIPPONパノラマ大紀行~吉田初三郎のえがいた大正・昭和~(2014年7月26日~9月15日)名古屋市博物館
ゴー・ビトゥイーンズ展 こどもを通して見る世界(2014年5月31日~8月31日)森美術館
熊谷守一展「守一のいる場所」(2014年9月5日~10月19日)岐阜県美術館
美少女の美術史~憧れと幻想に彩られた私たちの偶像~(2014年9月20日~11月16日)静岡県立美術館
Art trip vol.01窓の外、恋の旅。/風景と表現(2014年9月27日~11月30日)芦屋市立美術博物館
ジャン・フォートリエ展(2014年9月27日~12月7日)国立国際美術館
フィオナ・タン「まなざしの詩学」(2014年12月20日~2015年3月22日)国立国際美術館

ギャラリー編
若杉聖子作品展「Snow Blossoms」(2014年3月19日~4月6日)ギャラリーあしやシューレ
森口ゆたか展「あしたの光」(2014年4月22日~5月4日)ギャラリーすずき
水内義人のライトアーカイブス~パブリック・パブリッシュ・パブ~(2014年5月12日~5月25日)FUKUGAN GALLERY
吉岡千尋「muqarnas」(2014年6月17日~6月29日)アートスペース虹
村上将城×Seth High「Works On Paper」(2014年9月5日~9月21日)gallery near
いくしゅん『愛。ただ愛』(2014年9月14日~9月28日)FUKUGAN GALLERY
横山大介 写真展「ひとりでできない」(2014年10月4日~10月26日)CAP STUDIO Y3
山口和也「KAKIAIKKO」 : TRACES -三人の跡-(2014年11月22日~11月30日)trace
六人部郁子 個展(2014年12月9日~12月14日)ギャラリーモーニング
大野浩志展(2014年12月15日~12月27日)Oギャラリーeyes

番外
伊藤正人「声にすること scene:03 -Jacobsplan-」(2014年5月31日21:00~25:00くらい)Pub Arco
宮本博史+あべのま「プロジェクトのためのリサーチ・プロジェクト まずは、聴いてみないと ku・ra・shi」


今年見た展覧会は816ほど。多いのか少ないのかよくわかりません。
選出にあたっては、私がイベント参加、テキスト執筆等で関わった展覧会は除外しました。

美術館編、ギャラリー編ともに共通しているのは、巨匠、ベテラン、中堅、若手のアーティストによる回顧展、新作展に良質なものが多かったことでしょうか。あるいは単に私が保守的なだけかもしれません。
「ゴー・ビトゥイーンズ展」は、サンテリ・トゥオリ《赤いTシャツ》(2003)、リネカ・ダイクストラ《女の人が泣いています(泣く女)》(2009)が最高でした。
「美少女の美術史展」は、普段の私の趣味ではないものも見られて、刺激を受けました。
「窓の外、恋の旅。/風景と表現」は、ヤマガミユキヒロ《新宿コーリング》(2014)に打ちのめされました。

ギャラリー編は、よい展覧会が多く選出に悩みました。今年は豊作でした。京都はクローズするギャラリーが多い一年でありましたが、同世代のアーティストが着実に力のある仕事をしているのを見ると、頼もしい感がします。

番外編として2つ加えました。
1つは、伊藤正人によるパフォーマンスのようなリーディングイベント「声にすること」。アイリッシュパブのなか、店主のきびきびした動作を見つつ、酔った頭で伊藤さんのか細い声に耳をすました時間は、冬の今でも鮮やかに思い出す気持ちのいい時間でした。

2つ目は、大阪・あべのまで宮本博史さんとあべのまが毎月行っているリサーチプロジェクト。私は、vol.5「思春期のスマホ写真スライドショー大会(ガラケーでもいいよ)」とvol.6「年賀状はつらいよ ~押し入れの年賀状 持ち寄り会~」に参加させて頂きましたが、どれも濃密で楽しい時間を過ごさせて頂き、生活や文化のおもしろさにあらためて気づく機会となりました。

とかくアート界は、好き嫌いや党派・派閥・学閥・女子会・同郷での交流が多いようですが、根なし草の私にはどうでもいいことです。
いつもバタバタとしておりますが、またどこかで皆さまとお話させて頂くのを楽しみにしております。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

【ご案内】Gallery PARC Art Competition 2015

2014-12-17 23:00:11 | 美術
昨年に引き続き、京都・Gallery PARCで開催される展覧会プランの公募「Gallery PARC Art Competition 2015」の審査員をさせて頂きます。
今年も応募用紙やファイルを拝見させて頂くのを楽しみにしております。たくさんのご応募お待ちしております。

Gallery PARC Art Competition 2015
締切:2015年1月18日(日)[必着]
詳細は以下を参照。
http://www.galleryparc.com/competition/index.html

【ご案内】almanac13 "depositors meeting 12"

2014-12-14 23:16:50 | 美術
東京・art & river bankにて開催されるファイル・イヴェント「almanac #13 depositors meeting 12」に今年もセレクタとして参加させていただきます。

今年セレクトさせていただいたアーティストは伊藤正人、常本若菜、丹羽康博、薬師川千晴、横山大介(敬称略)の5名です。各アーティストには本イベントに合わせて、新たにファイルをご準備頂きました。関東方面の皆さま、お近くに行かれる方、ぜひお手にとってご覧頂けると幸いです。

almanac #13 depositors meeting 12
会期:2014年12月21日(日)~12月23日(火) 14:00~21:00
会場:art & river bank

【ご案内】A Sense of Mapping ‒私の世界の測り方‒

2014-07-29 23:37:38 | 美術
関連トーク・イベントに出演させて頂きます。お気軽にお越しください。

Gallery PARC Art Competition 2014 #03
「A Sense of Mapping ‒私の世界の測り方-」:松本絢子・山城優摩展
企画|森川穣
2014年7月29日[火]─ 8月10日[日]
11:00~19:00※月曜休廊・金曜のみ20:00まで開廊・最終日18:00まで
Gallery PARC

関連トークイベント:「地図感覚のこと」
8月10日[日]16:00~ 予約不要・参加無料
出演:平田 剛志(京都国立近代美術館研究補佐員)× 森川 穣(本展企画)× 松本 絢子(本展出品作家)× 山城 優摩(本展出品作家)