タイトル:黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
タイトル別名:The black cat / The murders in the Rue Morgue
著者:ポー
訳者:小川高義
装画:望月通陽
装幀:木佐塔一郎
発行:東京 : 光文社(光文社古典新訳文庫, [KAホ1-1])
発行日:2006.10
形態:219p ; 16cm
注記:エドガー・アラン・ポー年譜: p208-214
内容:
推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」。多才を謳われながら不遇のうちにその生涯を閉じた、ポーの魅力を堪能できる短編集。
黒猫
本能vs.理性 : 黒い猫について
アモンティリャードの樽
告げ口心臓
邪鬼
ウィリアム・ウィルソン
早すぎた埋葬
モルグ街の殺人
解説 小川高義
年譜
訳者あとがき
購入日:2015年8月30日
購入店:ジュンク堂書店 名古屋店
購入理由:
明楽和記展「白」(2015年7月31日~8月9日、Gallery PARC)のレビューテキスト執筆の参考文献として購入。
なぜ、展覧会を書くのにポーを読むのか説明がいるだろう。そもそもは国立新美術館で開催された「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(2015年7月29日~10月12日)がきっかけだった。展示作品のひとつである百瀬文とイム・フンスンによる映像コラボレーション《交換日記》を見たときに、百瀬文の映像作品のナレーションにポーの「黒猫」の「壁」を語るくだりがあったのである。展覧会を見るまで明楽展のことを考えていた私にとって、「壁」の話はひらめきのヒントを与えてくれる言葉であった。もちろんポーの「黒猫」は有名な小説で知ってはいたし、映画化された映画も見たことはあったが、小説本編は読んだことがなかった。これは読まねばと思い、帰省の帰りに名古屋で途中下車して購入した次第。「黒猫」はさまざまな出版社から翻訳されていて、どの版がいいのか判断に迷い、新潮文庫、岩波文庫、中公文庫などを店頭で比較した結果、光文社古典新訳文庫に決めた。
タイトル別名:The black cat / The murders in the Rue Morgue
著者:ポー
訳者:小川高義
装画:望月通陽
装幀:木佐塔一郎
発行:東京 : 光文社(光文社古典新訳文庫, [KAホ1-1])
発行日:2006.10
形態:219p ; 16cm
注記:エドガー・アラン・ポー年譜: p208-214
内容:
推理小説が一般的になる半世紀も前に、不可能犯罪に挑戦する世界最初の探偵・デュパンを世に出した「モルグ街の殺人」。160年の時を経て、いまなお色褪せない映像的恐怖を描き出した「黒猫」。多才を謳われながら不遇のうちにその生涯を閉じた、ポーの魅力を堪能できる短編集。
黒猫
本能vs.理性 : 黒い猫について
アモンティリャードの樽
告げ口心臓
邪鬼
ウィリアム・ウィルソン
早すぎた埋葬
モルグ街の殺人
解説 小川高義
年譜
訳者あとがき
購入日:2015年8月30日
購入店:ジュンク堂書店 名古屋店
購入理由:
明楽和記展「白」(2015年7月31日~8月9日、Gallery PARC)のレビューテキスト執筆の参考文献として購入。
なぜ、展覧会を書くのにポーを読むのか説明がいるだろう。そもそもは国立新美術館で開催された「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(2015年7月29日~10月12日)がきっかけだった。展示作品のひとつである百瀬文とイム・フンスンによる映像コラボレーション《交換日記》を見たときに、百瀬文の映像作品のナレーションにポーの「黒猫」の「壁」を語るくだりがあったのである。展覧会を見るまで明楽展のことを考えていた私にとって、「壁」の話はひらめきのヒントを与えてくれる言葉であった。もちろんポーの「黒猫」は有名な小説で知ってはいたし、映画化された映画も見たことはあったが、小説本編は読んだことがなかった。これは読まねばと思い、帰省の帰りに名古屋で途中下車して購入した次第。「黒猫」はさまざまな出版社から翻訳されていて、どの版がいいのか判断に迷い、新潮文庫、岩波文庫、中公文庫などを店頭で比較した結果、光文社古典新訳文庫に決めた。