A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

散歩のとき何か食べたくなったのだ33 chocolat

2011-05-31 23:58:09 | たべもの
品名:シュークリーム カスタード&クリーム
店名:chocolat 京都市中京区西ノ京中保町52-1
 友人(男)に子どもが生まれたと連絡があったので、彼が好きだったシュークリームを買って、お祝いすることにした。近所にあるショコラ・ショー(chocolat chaud)のお店に買いに行く。しかし、生もののシュークリームを送ることはできないので、写真をメールで送り、シュークリームは仕方なく私が食べることにした。おめでとうございます。ごちそうさまでした。
 このchocolatは西大路通りにある超狭小店舗。「chocolat chaud」とは、フランス語で「ホットチョコレート」という意味だという。飲むチョコレートなのだが、私はまだ飲んでいない。シュークリームは、カスタードとクリームのサンドがおいしい。久しぶりにシュークリーム食べたかも。

未読日記510 「25th IMAGE FORUM FESTIVAL」

2011-05-30 23:55:26 | 書物
タイトル:イメージフォーラム・フェスティバル2011
編集・発行:イメージフォーラム
カバーイメージ:『カミング・アトラクション』ペーター・チェルカススキー
エディトリアル・デザイン:ヒグジム
印刷・製本:日経印刷株式会社
発行日:2011年4月29日
内容:
映像アートの祭典<イメージフォーラム・フェスティバル2011>のカタログ。

ジャパン・トゥモロウ/一般公募部門
JAPAN TOMORROW
ニューフィルム・ジャパン/日本招待部門
NEW FILM JAPAN
ニューフィルム・インターナショナル/海外招待部門
NEW FILM INTERNATIONAL
索引/作家、作品
INDEX OF TITLE & FILMMAKERS

頂いた日:2011年5月13日
場所:カフェ・アンデパンダン
 〈イメージフォーラム・フェスティバル2011〉プログラマーの方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。
 イメージフォーラム・フェスティバルは1987年から始まり、今年で25回を数える映像アートの映画祭。実験映画、ビデオアート、メディアアート、映像インスタレーションなど、多様な映像表現を紹介する日本で最大規模のアート系映像フェスだ。GWの東京を皮切りに京都、福岡、名古屋、横浜など全国を巡回する。東京では、新宿のパークタワーホールで開催され、私もたびたび見に行っている。
 しかし、今年のGWはバタバタして行かれず、京都で見ることにした。運よく今年の会場はドイツ文化センターから京都シネマに変わり、見やすくやった(椅子が座りやすくなった)。
 会期中、何本か見に行くつもりなので、興味のある方は会場でお会いしませう。





未読日記509 「PHOTOGRAPH: JIRO TAKAMATSU」

2011-05-29 23:26:41 | 書物
タイトル:PHOTOGRAPH: Jiro Takamatsu
作家:高松次郎
編集:ユミコ チバ アソシエイツ
アートディレクション&デザイン:中島英樹
デザインアシスタント:田中幸洋(中島デザイン
翻訳:渡辺真也、西沢三紀
協力:大宰府天満宮、ユミコ チバ アソシエイツ
発行:大和プレス
発売:赤々舎
印刷製本:柏村印刷株式会社
発行:2008年8月21日
内容:

高松次郎「写真の写真」シリーズについて|千葉由美子(ユミコ チバ アソシエイツ)
“Photograph of Photograph(PHOTOGRAPH)” series of Jiro Takamatsu, Yumiko Chiba
図版
不在のインデックス―高松次郎の「写真の写真」|清水穣
Indices of absence―Jiro Takamatsu's “Photograph of Photograph”, Minoru Shimizu
高松次郎/展覧会歴
Jiro Takamatsu / Exhibitions

購入日:2011年5月7日
購入店:AKAAKA
 サンプルセールで購入した1冊。うれしいことに半額で購入できた。
高松次郎の写真の仕事はなかなか見る機会がないが、「写真の写真」の光沢、光と影が美しい。





Recording Words 070 自分の引き出し

2011-05-28 23:40:02 | ことば
 どんなことでも原因をほかに探して責任をなすりつけるということではなく、自分の引き出しの中に答えがあるはずなんです。そうすると、自分に責任を持つということになります。
(美輪明宏『微笑みの首飾り(新装版)』水書房、2007年、p.23)

 引き出しが散らかっていて答えがなかなか見つからない・・。


未読日記508 「Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」

2011-05-27 23:15:44 | 書物
タイトル:MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方
編集:鎮西芳美、高井康充[東京都現代美術館]
アシスタント:山本雅美[東京都現代美術館]、前山言葉、ロディオン・トロフィムチェンコ
翻訳:ギャビン・フルー
デザイン:森大志郎
写真撮影:新良太
印刷:八紘印刷
発行:東京都現代美術館
発行日:2011年
定価:1500円
内容:
東京都現代美術館にて開催された〈MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方〉(2011年2月26日~5月8日)の展覧会カタログ。
12.5×18.5cm、160p

論稿|Essay
「Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」鎮西芳美
"Nearest Faraway" CHINZEI Yoshimi

図版|Plates
冨井大裕|TOMII Motohiro
木藤純子|KIDO Junko
関根直子|SEKINE Naoko
池内晶子|IKEUCHI Akiko
椛田ちひろ|KABATA Chihiro
八木良太|YAGI Lyota

資料|Appendix
作家略歴|Biography
参考文献|Bibliography
作品リスト|List of Exhibits

購入日:2011年5月7日
購入場所:NADiff contemporary
購入理由:
 ここ数年のMOTアニュアルはずっと見てきているが、近年の中でも今展は充実した内容だったので、応援もかねて購入。
 今展は展覧会開始後に写真撮影が行われ、制作・販売されたものだが、繊細な作品が多かったため作品撮影は相当難しかったと思われる。もちろん実際の作品を見るのが一番いいのは当然だが、関根直子作品の図版は鉛筆の黒味がぼんやりした感じになっていて残念。とはいえ、予想外の発見もある。出品作品中、最も撮影難易度が高いと思われる木藤純子作品は、実際の展示を2回も見ていた私でも気づかなかった図版があった!恐るべし。
 装幀は森大志郎氏によるもの。「世界の深さ」を示すためか、本書には背の部分がなく、本が束ねられたページの層が見える。その分、扱いを繊細にしないと、本の糊づけ部分が剥がれてバラバラになってしまいそうで怖い。
 

未読日記507 「MOTOHIRO TOMII WORKS 2006-2010」

2011-05-26 23:40:18 | 書物
タイトル:MOTOHIRO TOMII WORKS 2006-2010
制作:中山真由美
編集:冨井大裕
デザイン:尾中俊介、田中慶二(カラマリ・インク
撮影:松本和幸(p.8)、柳場大(pp.1-7, pp.9-29, p.32)、安井香織(p.30)
翻訳:山本陽子
印刷・製本:大村印刷株式会社
発行:中山真由美、冨井大裕
発行日:2011年2月25日
定価:1000円
内容:
B5変型、32p、カラー

図版(31点)
「脱皮する彫刻―〈見る〉ことから〈こぼれおちるもの〉」梅津元(芸術学)
“Shedding Sculpture―"something spills out" from "looking"” Gen Umezu(Art Studies)
掲載作品リスト・作家略歴(折り込み)

購入日:2011年5月7日
購入場所:NADiff contemporary
購入理由:
 東京都現代美術館に〈MOTアニュアル2011 Nearest Faraway|世界の深さのはかり方〉を見た行った際、ミュージアムショップで見かけて購入。冨井作品は好きでたびたび見ているが、その秀逸な作品群の図版や資料がほしいと思っていたので、こういう小冊子の発売はうれしい。
 さらに本書は装幀・造本が凝っている。表紙を見るとわかるが、紙サイズが異なる8枚の紙が製本されているのである。したがって、ページが内側(折り目)に向かうにつれて、紙面が増える(図版面積が大きくなる)という構成となっている。ページごとに紙サイズが変わる作品集などかつて見たことがない。さながら冨井作品におけるものを積み上げて「成り立ちが全て見えている」スタック系の作品を思わせる装幀である。あいかわらず知的かつユーモアを感じさせる仕事がすばらしい。
 

Recording Words 069 風が吹けば

2011-05-25 23:49:44 | ことば
風が吹けば
桶屋が
儲かる

(田口行弘制作の木版画カードより)

 森美術館で開催されている〈MAMプロジェクト014 田口行弘〉展に行った際、田口行弘制作による木版画カードを購入した。これは田口が現在展示をしているギャラリー壁面を剥がした際に出た木材や石膏パネルを素材に木版画を刷り、カードにしたものである。私が魅かれたのは、カードとはとてもいえない分厚いもので、その断片・欠片っぽさに魅かれた。また、カードの絵柄も何種類かあったが、画像のものが気になり購入。
 「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、ことわざの一節だが、田口行弘作品に起こる事象の縁起/連鎖関係にも通じるだろう。田口自身もベルリンの蚤の市でこの言葉を書いたポストカードを販売しているらしい。日本では、森美術館ミュージアムショップで1枚500円で販売されている。マルチプル作品としては破格に安いかも・・。

未読日記506 「MAM プロジェクト014 田口行弘」

2011-05-24 23:13:07 | 書物
タイトル:MAM プロジェクト014 田口行弘
編集:片岡真実、佐々木瞳
編集アシスタント:大下裕司
デザイン:寺井恵司
翻訳:有限会社フォンテーヌ(和英:p5)、三木アソシエイツ(和英:pp.26-31)
印刷:三永印刷株式会社
発行日:2011年4月15日
発行:森美術館
定価:1300円
内容:
森美術館ギャラリー1にて開催されている〈MAM プロジェクト014 田口行弘〉(2011年3月26日~8月28日)の展覧会カタログ。
A5判、80ページ、ソフトカバー

ごあいさつ/Foreword
図版1|Plates 1
空気の問題:その流動性と関係性|片岡真実
The question of air: its fluidity and relativity|Kataoka Mami
図版2|Plates 2
作家略歴・主要文献|Biography and Bibliography

購入日:2011年5月6日
購入店:森美術館ミュージアムショップ
購入理由:
 田口行弘の作品が初期から現在まで網羅されているため、資料として手元に置きたく購入。実写によるストップモーションアニメーションという手法は珍しくないが、田口のオリジナリティはパブリックな場所でパフォーマティブに行うことだろう。それも社会的な要素はほとんどなく、エンタテインメントとして楽しめるのがなによりいい。
 余談だが、主要参考文献に、私が以前アートウェブマガジン「カロンズネット」に書かせて頂いたレヴューが挙げられていてうれしかった。どうもありがとうございます。


未読日記505 「START BOOKMARK ART WALK MAP 2011」

2011-05-23 23:20:18 | 書物
タイトル:START BOOKMARK ART WALK MAP 2011
Produced by START EBISU
Edited by Tomoko Ashikawa, Naoyo Ogura, Mima Takemasa
Art directed by Chikako Oguma
Designed by Dual Inc., MOVE Art Management Inc.
Map designed by Takami Yamagishi, Mitsuo Takeda
Transiated by Tomoko Ashikawa, Elana Katz
Printed by Cetus & General Press Inc.
Special Thanks: 1SS, MAGIC ROOM???, #art_jp, Akiko Takahide, Fumiko Ikeda, Kazushige Suzuki, Kazunori Kawamura, Koji Nakagawa, Hisako Hatanaka, Seiji Furukawa, Sachiko Shintani, Satoko Yamazaki, Sayuri Toki, Shin Yamauchi, Takatoshi Sato, Toshikazu Goto, Yoshinobu Soda
発行日:2011年4月1日
内容:
恵比寿圏の美術館やギャラリー、アート系ショップの情報を1冊にまとめた無料の情報誌。
A6判、44ページ、カラー

「恵比寿からはじまる、つながる。」小倉若葉(「START EBISU」発起人)
「ART WALK MAP 2011」の使い方
MAP
ART WALK MAP 2011
 恵比寿
 代官山
 中目黒
 広尾
 白金
START EBISU TOPICS

頂いた日:2011年5月6日
場所:waitingroom
 ギャラリーの方より頂いた1冊。どうもありがとうございます。
最近、恵比寿周辺にギャラリーが多くなっていると思っていたが、それらギャラリーや美術館、アート系ショップが連動して「START EBISU(スタァート・エビス)」という企画が立ち上がり、出来たのが今冊子である。周辺マップや情報が見やすくわかりやすく掲載されているので、便利な小冊子である。なんと無料配布されているので、恵比須周辺でアート巡りをされる方はSTART EBISUのウェブサイトで配布先をチェックして、手に入れてはどうだろうか。

 今回訪れたwaitingroomは三軒茶屋に自宅ギャラリーとしてオープンし2010年11月に恵比寿に移転したギャラリー。ようやく移転後初めて行かれたのだが、その場所はかつてオオタファインアーツがあったビルであった。学生時代にたびたび行ったことがあるのでとても懐かしい。約10年の変遷に過ぎた時を思う。