タイトル:失われた時を求めて11 第六篇 逃げ去る女
著者:マルセル・プルースト 鈴木道彦訳
装丁:木村裕治
カバー画:キース・ヴァン・ドンゲン「フォルシュヴィル嬢」
発行:集英社 集英社文庫ヘリテージシリーズ
発行日:2007年1月24日
内容:
「ワタシタチノカワイイあるべるちーぬハ、モウコノ世ニオリマセン。アンナニ彼女ヲ愛シテクダサッタアナタニ、コンナ恐ロシイコトヲ申シ上ゲルノヲオ許シクダサイ」
(本書帯より)
アルベルチーヌ失踪後の語り手の苦しみ。帰って来てほしいと願う気持と、帰らぬことを望む気持が渦巻く。やがて、彼女の死亡通知を受けとると、彼女のことが生き生きと蘇って、語り手を苦しめる。また、彼女の隠された過去も報告され、苦悩をいっそう深くする。一方、スワンはすでに死に、オデットはフォルシュヴィル伯爵と再婚し、ジルベルトはサン=ルーと結婚している。語り手はヴェネチア訪問の後、彼らの住むタンソンヴィルに滞在する(第六篇)。
エッセイ:堀江敏幸
(本書カバー裏解説より)
購入日:2007年12月30日
購入店:紀伊國屋書店 渋谷店
購入理由:
今年1年をかけて読み進めてきた「失われた時を求めて」も、結局年内では読み終わらず来年へと読む継ぐことになった。こうして一年が終わっても、私はまた変わらずに「失われた時を求め」る過去へと書物の中を彷徨することになるだろう。いまだ未読の本は積まれたままだ。来年はいくつの本と出会えることだろう。まずは、失われていく(逃げ去る)2007年を思いながら、この本をゆっくり読みすすめていこう。それでは、皆様よいお年を。
著者:マルセル・プルースト 鈴木道彦訳
装丁:木村裕治
カバー画:キース・ヴァン・ドンゲン「フォルシュヴィル嬢」
発行:集英社 集英社文庫ヘリテージシリーズ
発行日:2007年1月24日
内容:
「ワタシタチノカワイイあるべるちーぬハ、モウコノ世ニオリマセン。アンナニ彼女ヲ愛シテクダサッタアナタニ、コンナ恐ロシイコトヲ申シ上ゲルノヲオ許シクダサイ」
(本書帯より)
アルベルチーヌ失踪後の語り手の苦しみ。帰って来てほしいと願う気持と、帰らぬことを望む気持が渦巻く。やがて、彼女の死亡通知を受けとると、彼女のことが生き生きと蘇って、語り手を苦しめる。また、彼女の隠された過去も報告され、苦悩をいっそう深くする。一方、スワンはすでに死に、オデットはフォルシュヴィル伯爵と再婚し、ジルベルトはサン=ルーと結婚している。語り手はヴェネチア訪問の後、彼らの住むタンソンヴィルに滞在する(第六篇)。
エッセイ:堀江敏幸
(本書カバー裏解説より)
購入日:2007年12月30日
購入店:紀伊國屋書店 渋谷店
購入理由:
今年1年をかけて読み進めてきた「失われた時を求めて」も、結局年内では読み終わらず来年へと読む継ぐことになった。こうして一年が終わっても、私はまた変わらずに「失われた時を求め」る過去へと書物の中を彷徨することになるだろう。いまだ未読の本は積まれたままだ。来年はいくつの本と出会えることだろう。まずは、失われていく(逃げ去る)2007年を思いながら、この本をゆっくり読みすすめていこう。それでは、皆様よいお年を。