京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

冬木立

2015-01-13 22:26:43 | 季節のことば
からからと日は吹き暮し冬木立  正岡子規

              
              針金細工のような木々が日が落ちると黒ずんだシルエットになる。
              枝の間を吹き抜ける風は冷たい。

        
        深緑のカーテンに覆われていたトタンの塀、葉がすっかり枯れてしまったら、
        錆びたトタンとともに、黄色のカラスウリの実がいっぱい現れた。こんなに
        実をつけていたんだァ!夏には白いレースの花を次々咲かせていたものネ。

              
              もの皆枯れた中で、水仙の花が凛と背筋を伸ばしている。

              
              僅かにうなだれつつも毅然と胸を張っているように見える。

        
        ベランダガーデンでは日が当たるとオキザリスのパーシーカラーがねじれた蕾
        を一斉に巻き戻す。

              
              可愛くて、ついついカメラを向けてしまう。何度UPしたかな

              あたたかな日が差さないと開かないので、微かに微かに寒さが
              和らいでいる兆しを感じさせてくれる。
                

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4 コメント

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sumire さんへ ()
2015-01-19 01:51:17
確かに、水仙のよさをわかるのは大人ですね。
清らかで凛としているのがいいんです。

イギリスの水仙はラッパ水仙でしょ!
明るくて華やかでそれもいいけど、
日本水仙は強そうですね。
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水仙 (sumire)
2015-01-18 08:56:53
水仙の良さを感じるのも大人に成ってから?
凜とスッとしていて素敵ですよね♪
古典教室でイギリスの水仙の詩を聞いた時
初めて水仙の存在を意識した思い出があります。
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スターアニスさんへ ()
2015-01-16 22:18:51
なんと嬉しいお言葉、ありがとうございます。

時には自然が物思わせて、「食ってばっかり!」と
言われている私をも詩人にしてくれますね。
でも、ほめ過ぎです。でも、励みになります

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Unknown (スターアニス)
2015-01-16 12:17:05
写真の説明が詩人のようで・・・素晴らしいですね。いつも感心しています。

針金細工、凛と背筋を伸ばして、毅然と胸を張って、ねじれた蕾を巻き戻し・・・・など、いいなぁ。
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