京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

「のぞき見ダブリン」

2009-07-25 23:21:33 | ギャラリー
平野恵理子さんの個展、最終日の今日、滑り込みました。

             
この冬から春にかけて廻ってきたイングランド、スコットランド、アイルランド。
ほんの覗き見をした程度の旅だけでど、そんな旅の雰囲気を伝えられたらと平野さんの言葉


青山のスペースユイにて。

             
入り口を入るとすぐ左手の壁にまずこの一枚、「ギネスで乾杯」
  ダブリンへようこそ
  これは2008年の「パブ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた
  歴史と伝統の「ザ・バンク」のギネス、ハーフパイント。
  ひとくち飲んじゃったあとだけどね。

この絵を見たとき感動、画家っていいなあと。
私は絵が描けないからイイナ、と思ったシーンや物は写真を撮る。
出来上がった写真を見ると、私がイイナと思ったものだけでなく
いろんな雑物が周りに写っているのにびっくりさせられることが多い。

時折ワインやジュースなどをカメラに納めるが、テーブルの上のスプーンや
お皿の端や、たまに人の手なんぞも写っている。私はグラスだけしか
見えていなかったのに…。

多分、画家のセンスはそんな雑物があるような景色に心は動かないでしょう。
目が違うのでしょうね。


覗き見た街角の一コマ一コマがカッコいい。平野さんの後から覗き見る私。

             
             私、これが一番好き。タイトル忘れちゃったけど
             窓からの覗き見がオッシャレ


標識もネオンサインも写真かと見まがうほど 景色の小さな一部を
切り取って見つけ出せる目が素晴らしい

             
             「日々のいろどり 花手帳」を買いました。
             (サンマーク出版 ¥1500+税 153x110x20の小型版)
             表紙の花たちは前回の個展に掲げられていた花の
             ようです。
             お菓子屋さんでお菓子をかうのと同じくらいに
             お花屋さんでお花を買うことが嬉しいという平野さん、
             いろんなお花の絵とストーリーがぎゅっと詰まっています。

             昨日ルピナスさんがこの個展を案内されていた折に
             この本の紹介もあり、絶対手に入れようと楽しみに
             出かけました。たくさんのステキな覗き見にダブリンへの
             旅心がくすぐられました。

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4 コメント

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オシャレな街を覗き見 (ルピナス)
2009-07-26 13:10:29
京さん、
平野さんの絵、素敵でしたね!
京さんも、きっと訪ねたことのある
場所ではないでしょうか。
京さんならではの心深い紹介に、私も
もう一度、楽しみ味わいました。
リンクも有り難うございました。


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Unknown (プリン)
2009-07-26 20:19:36
画家の目って、なにげな~いものも題材として成り立たせてしまうんですね  

京さんの言う、撮りたい物のほかに雑物が写ってしまっている景色 画家はひっくるめて景色にしてしまうんじゃないかなぁ~ 

京さんの撮りたい物+雑物の写っている写真 あんまり気にもしないでいたけれど、そんなのがブログにアップされたとしたら、生活感とか、普段がみえてワタシは嬉しいな  


ほんとに色といい、凡人ではコレッ!と目にも留めないような題材といいオシャレな作品ですねぇ~  
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ルピナスさんへ ()
2009-07-27 00:23:04
とてもステキな絵でした
マイペースで旅を味わっているという感じでした。
私はいつもツアーなので、そんな旅に憧れます。

ルピナスさんと感動を共有できてよかった
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プリンさんへ ()
2009-07-27 00:42:20
画家に限らずセンスのある人はいいモノを見つける目を持っているんですね。
いいモノを見てみがくしかないですね。

写真も上手な人は雑物も小道具にしてしまうけれど
私の場合それが写っていることでやっぱり美しくないんですよ~
綺麗な花を撮ったら隅っこにゴミバケツが写っていたり…

上手な人に聞いたら同じものを何枚も撮るんですって
ああ、そこまで気を入れてないんだなあと納得してしまいました
プリンさんの嬉しいという言葉に甘えてマァよしとします。

絵でも写真でも上手だからプロなんだもんネ←どお、この開き直り
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